さくらのVPS ココロも満たす、感情品質。【All About スタイルストア】 ロリポップ!

2017年09月13日

あっちもこっちも その2

第3楽章まで順調に、楽しく、演奏は進んだのですが、
第3楽章ピアノ譜の2ページ目に入ったところで、なんと、
マルクスさんのヴァイオリンの弦がぶちっっ💥💣と
勢いよく(?)切れてしまいました。。

こちらの動画映像、20:03あたりです



ギョッ
として手を止めたマルクスさん。
続いて残りのお二人も演奏中断・・・💥

すかさず、マルクスさんは、ざわめく客席を宥める仕草をした後、

チョットマッテクダサイ

日本語で(結構お上手)仰り、弦を張り替えに袖に引っ込んでいかれました

ちなみにこの「チョットマッテクダサイ」。
この音楽祭にいらしている外人アーティストさんほぼ全員が、大変お上手に言えます✌
皆さんがもう何度も日本にいらしている✈せいか、ここの音楽祭スタッフが思わず言っちゃう回数がイヤに多いから💣か、理由は知りませんけどね💧

で、その後ですよ。

マルクスさんが袖に引っ込んでる間、シピリさんが譜めくり(私)に向かって、しきりに話しかけていらっしゃるの、分かります?

たぶんお客様には、まるで、マルクスさんの弦が切れたことについて、なにかを語らずにはいられない・・・

ように見えたのではないでしょうか。。

しかーし

演奏会の最中に、弦が切れるだの、弓が折れるだの💧、ペダルが折れる💧💧だのは、結構ある事です(そうか?)

弦は切れると派手な音💥がするので、その楽器の本人はギョッとしますが、共演者が動揺するなんて事は、まず、ありません(多分)

実際シピリさんも、マルクスさんの弦が切れた事なんて気にも止めていませんでした。

手を止めて、振り返って、話していらしたのは・・・「

(ピアノの)調律が、狂ってる💥💣👊💢」

・・・そ、そんなこと、今、私に言われましても・・・・

その後の映像をよーくご覧ください。シピリさんが、楽譜をめくって、小さな音での音を弾かれているのが、分かりますか?
ここね。1楽章の1ページ目2段目のの音なんです。

ここを弾いた時、僕は調律の狂いに気が付いて、大変ショック💣👊💢💥だった

言われてみれば、今日のシピリさん、いつもほどノリノリじゃあないな〜、と思ってましたが。。。

このあたりで映像は一旦カットされていますが、実はその後もシピリさんは何度も何度も、振り返っては調律について語っていらっしゃいました。。

僕はGPの後、調律師に言ったのに、彼は僕の話を理解してくれたんだろうか?!」

普段大変穏やかで、いつも楽しそうで明るいシピリさんが、珍しく強い口調で仰ったので、相当ショック💣👊💢💥でいらしたのでしょう。

調律師さんの名誉💡のために言っておきますと、GPの後でもちろん調律師さんはキッチリ調律なさっていました。

が。

この日GPの時、何故かホールの空調が入っておらず、舞台が猛烈に暑かった☀んです。
そしてどうやら調律の後に、空調が効き始めたようなんですね。

空調ってね、影響大きいんですよ。
モロに調律が狂う💥のです。

一般家庭でも、夏クーラーを多用した後、とか、冬暖房を多用した後、ピアノの調律が酷く狂う、という経験がおありの方、大勢いらっしゃると思います。

まさに、アレ💣です。

本番までの間に思いっきりピアノが狂っちゃったんですねぇ。。

さて、その後。

拍手👏と共に、弦を張りなおしたストラディバリウス🎻を手に戻られたマルクスさんは、再度、調弦(もちろん例によってレ、ファ、ラの和音と共に)をなさいました。

その後、シピリさんに何か話しかけてますでしょう?曰く、

さ、もう1回(第1楽章の)最初から弾くかい?」💧💧

あくまで陽気に冗談を飛ばすマルクスさんに、
真剣な顔✊でシピリさんが答えて曰く、

調律がひどく狂ってるんだ

全然会話が成り立っていないよ、この2人。。。
💧

しかも、そう言われても、あ、そう程度で、大した反応をしないマルクスさん。

何事もなかったかのように、全然動じず、笑顔を崩さない大友さん。

この人たちほんとに仲がいいのか?と、ちょっぴり自信がなくなる筆者・・・💧

少なからぬ動揺(?)と思惑(?)を乗せて、しかし第楽章から再開されたその後は、何事もなく、温かい拍手👏と共に無事演奏は終了いたしました💡

舞台の上で、マスタークラスのご自分のクラス🎻の生徒さんからプレゼント🎁を受け取られたマルクスさん。

いったんプレゼントごと楽屋に入った後、プレゼントの中身を持って部屋を飛び出して💨いらっしゃいました。

僕の生徒がビール🍺をくれたんだしかもなんと、すぐ飲めるように、ちゃんと冷やしてあるんだホラ(と冷えた缶を触らせてくれる)なんてすばらしい生徒たち

・・・喜ぶポイント、そこですか?

と、若干の疑問は残りましたが💧、でも、ま、とても嬉しそうで、良ございました

再度、調律師さんの名誉💡のために申し上げますが、実はこの時、袖で演奏を聴いていた調律師さんも狂ったピアノに仰天していて、この曲の後、15分間の休憩時に大急ぎで調律しなおされました💣

そして後半のピアノと木管のための五重奏曲の時は、無事、事なきを得た✌ようでございます


それにしても、空調ったら!恐るべし!💥


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posted by KIKLKM at 22:45| Comment(0) | 草津音楽祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月12日

あっちもこっちも その1


音楽祭も終盤の第12日目。

今度はワタクシ、アントニー・シピリ氏のめくりでした。
懐かしの(?)シピリさん。草津は3年ぶりのご登場でした。

めくったのはモーツァルトのピアノ三重奏曲 ハ長調 K・548

演奏はピアノがアントニー・シピリさん、
ヴァイオリンがマルクス・ヴォルフさん、
チェロが大友肇さんでした。

シピリさんという方は、ピアノが、というか、音楽全般が、
本当〜に、お好きなんだろうなぁ、と思うんです。
お気に入りのおもちゃで遊んでいる少年のように、弾くのが楽しくて仕方ない、みたいに演奏なさるんですよね。
だから聴いてる👂方も幸せになってきます。

たまにね。
ほんの、たま〜〜に、ですけど。

組み合わせによっては、
相性の良い悪い、とか、
仲の良い悪い、とか、
機嫌の良い悪い、とか、
お腹が空いてるとか空いてないとか(←これはよくある💧)。。


合わせの時、妙〜に気を使う💥グループがあったりするんです。
ま、そりゃ、人間の集団ですから、色々ありますわね。

このお3方は、別に、特別仲良し✌、というわけでもないようですが、お互いがお互いと演奏することを心から楽しんでいる感じがします。

この曲の合わせの時、
マルクスさんがピアノのテーマを、
シピリさんがヴァイオリンのメロディー
それぞれ間違えて弾いちゃった💥💧💨ことがあったのですが、

ん?あ、間違えた。君のとこ弾いちゃった。ごめん!
そうか。なんなら僕のテーマと交換して弾くかい?

とかなんとか、弾きながらお互い冗談💡を言ったりして、
とてもほんわか、楽しく、温かく
その昔、貴族のサロンなどで友人同士が演奏していた室内楽ってこんな雰囲気だったのかな〜と感じさせてくれました。
こういうプローベは聴いていて本当に幸せだなぁ、と思います。

ちなみにマルクスさんはチェロの大友さんが大変気に入り、
ものすご〜く評価なさっています。

ハジメは大変すばらしいチェリストだ
僕が(音楽的な)何かを投げかけたら、とてもフレキシブルに、即座に反応してくれる


マルクスさん曰く、大友さんが素晴らしいチェロを弾けるのは

きっと、いつも女性3人に囲まれているからだ
(※クァルテット・エクセルシオ)
いつだって男性ホルモンをいっぱい出しているから、あんなに良い演奏ができるに違いない✊」

(・・・そこかい。。

で、あなたはその状況が、羨ましい、と。

その通〜り

やっぱり。。💧

(※クァルテット・エクセルシオ:西野ゆかさん、山田百子さん、吉田有紀子さんの女性3人と大友肇さんによる弦楽四重奏団)

さて

室内楽を演奏するとき、楽器の方はたいてい演奏前にピアノのの音に合わせて調弦なさいますよね。

その場合、ただだけを弾くときと、
レ、ファ、ラの和音を弾くときと、
レ、ファ♯、ラの和音を弾くときと、
色々パターンがあります。

ピアニストさんによっても違いますし、楽器の方のリクエストの場合もありますし、演奏する曲調による時もあります。

最初の合わせの時、シピリさんがレ、ファ、ラの和音を弾かれましたら、
マルクスさんから、もう一つ下にを足して、
シ、レ、ファ、ラの和音にしてほしい、とリクエストが。。

レ、ファ、ラの和音を弾いたシピリさんは、
すかさずその和音を使って、
フランクのヴァイオリンソナタをいたずら弾きし始めました。

マルクス大当たり〜

シピリさんが、自分の意図を汲んで即座に反応してくれたことに、マルクスさんは大喜び

それ以降、調弦のたびにレ、ファ、ラの和音

君のお気に入り

と言いながら弾くシピリさん。

音楽で遊べるって、やっぱりステキです✌

ところが、そんな和やかグループの本番で、コンサート中に、
ハプニング💣💥💣が起きてしまいました。
しかも1個じゃない・・・💧

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posted by KIKLKM at 19:04| Comment(0) | 草津音楽祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月09日

あっちのドアから


そしてね。
こんな不思議な配置の曲でしたから、私の舞台への出方👣もいつもと違ったのです。

通常、奏者は舞台の左手(下手)から出て、左手に帰っていきますし、譜めくりも左側から出入りします。

ところが今回は編成が右端によっているため、演奏する人々は、お辞儀をそもそも舞台中央でしますし、堂々と舞台を横切って出ていけば良いのですが、
たかが譜めくりの私が

コツコツ、コツコツ、コツコツ、コツコツ、コツコツ・・・・・・(結構遠い💧)

と、いつまでもてくてく歩く👠のも変だ💧というわけで、
今回はワタクシ、初めて舞台の右手側(上手)から登場することになりました。

何年もここで譜めくりしてるのに、実は上手側の舞台袖には入ったことすらなかった私。

もちろんステージマネージャーさんがドア🚪開閉についていてくれましたし、
別にドアだって下手と全く一緒、のぞき窓👀だってあるし、
何よりオルガンアシスタントの渡辺美穂さんが一緒に出入りなさるので、
私は彼女について出ていけばいいだけなのですが、
それでも、たったそれだけの事でドキドキ💓して軽〜くテンパる💣私。。💧
肝心なことを忘れておりました。。💧

はい、どうぞ

というステマネさんの合図と共に舞台に出ていくと、
目の前から忽然と現れた私を見て、一瞬、え?と、目を見張る👀クリストファー氏が。。

あ、しまった、そうだった💧
ご本人に、こっちから出るからね、と言っておくの忘れてた。。。
💧💧

この翌日、モーツァルトのヴァイオリンソナタで、私はまたクリストファー氏をめくったのですが、
今度は通常通りの編成と配置だったので、私もいつも通り
下手側
、奏者の後ろから出てきました👠ら、
クリストファー氏、お辞儀をしてからピアノ椅子に座る前に、わざわざグルンと後ろを振り返り、私の出入りを確認👀していました。

あ、今、今回はこっちだな、って思ったでしょ

この日私がめくったのは、クリストファー氏と
ヴァイオリンのマルクス・ヴォルフ氏による、
モーツァルトのヴァイオリンソナタホ短調 K・304(300c)

筆者にとって、ようやく、コピー譜とかでない💣、よく見る💡、普通の✨、印刷された💥、室内楽の楽譜📖、でありました。

マルクスさんとクリストファーさんのコンビは性格の相性がいい💓のでしょうか。
とても仲よさそうに楽しそうに演奏なさっていたのが印象的でした。
そういえば、以前トリオを一緒に演奏した時もとても楽しそうだったなぁと、つい思い出したほど。
シックスパックはシックスパックのためならず
http://opera-zurich.seesaa.net/article/426316720.html?seesaa_related=category

特に第2楽章の清明な美しさは本当に聴いていて幸せな気分でした。

・・・って、なぜそんなにゆっくり聴いている👂余裕があったかと申しますと、2楽章はテンポがゆっくりで、しかもページ内で繰り返しもあるため、めくりも相当ゆっくりしてて大丈夫だったのです✌✌えへ♪役得♪

もっと聴いてたかったな。
たった2楽章しかないソナタだったのが残念・・・
と思ってしまった筆者でありました

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posted by KIKLKM at 10:10| Comment(0) | 草津音楽祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月07日

こっちの隅っこ

今回は期間前半に合唱、ペルージャアンサンブル
木管合奏・・・等、
全然ピアノの出番がないコンサートが連続していて、
7日目までのワタクシたち譜めくりストは、大変に大変に、
ヒマ💥💢💣、であったのでした。

こんなにヒマ💨でいいのか・・・?💧

なんぞと贅沢な悩みを抱えている間に、いつのまにやら
音楽祭第8日目、
ポピュラーコンサートの日がやってまいりました。

ポピュラーコンサートというのは草津音楽祭の一環なのですが、
草津アカデミー主催ではなく、アカデミーを支えて下さっている
友の会」の方が主催して下さっているコンサートなのです。
https://kusatsu-a-tomonokai.jimdo.com/


通常のアカデミー主催の16〜18時のコンサートの後、
19時半開演なので、お客様も草津町在住の方が多く、
プログラムも「ポピュラー」なものが多くなっています。

ここに、ででん✊、と
あんまりポピュラーとは言えないシロモノ💣
が入っておったのであります。
そしてワタクシがめくったのが、これ ↓ であります。


W・A・モーツァルト(E・H・グリーグ編曲)
ピアノソナタ第15番ヘ長調 
K・533+494(ピアノ&オルガン版)


1個ずつはポピュラーなんですよ。
モーツァルトも、グリーグも、ソナタも、ピアノも、オルガンも。
でも、グリーグが2台ピアノ用に編曲したモーツァルトのピアノソナタを、ピアノとオルガンで演奏する、というのは、
かなり、レア、と思われます。

草津音楽の森ホールには舞台の右端にオルガンが常設されているため、オルガンが入った室内楽の場合、全楽器奏者がみんなで舞台の右端に寄って演奏しています。

この曲の時もピアノを右端の舞台後方、お客様向き
(ちょっと斜めだけどピアニストの顔がお客様に向く方向)
に置きました。
客席の真ん中から左よりのお客様には、ピアノの蓋でさえぎられ、
オルガンのクラウディオ・ブリッツィさん
の姿はほとんど見えません👀💥💧

パっと見👀、かな〜り不思議な構図。。😵

面白い✊とご本人も思われたんでしょうかね。
最初の合わせの時、ピアノの
クリストファー・ヒンターフーバー
さんに
客席から写真撮って📷」と頼まれました。
私、楽譜めくりに来てるんですけど💧)
もちろんその間、ご自分でめくりながら弾いていらっしゃるわけで、結構大変そうでした
そして撮った写真を合わせの合間にラインで誰かに送っているクリストファーさん💧

なにやってんですか👊💣💧

さて、そんな感じで、楽しそうに、
でもなぜか、まず第3楽章から始まったプローベ(合わせ)

私、クラウディオさんのオルガンは毎年聴いています👂し、
音楽祭期間中はいつも毎日夜中2時💨とか3時💨とかまで💦
練習&準備をなさっている💡、というのも知っていたんですが、
それでも、今回のこの曲で、しみじみと、思いました。

オルガンというのは音色一つバランス一つ音量一つ
変えるのも大仕事💥なんですね

ほんの数小節、一緒に演奏してみては、手を止めて
ちょっと待って。響きがこれじゃ変だ
ガタガタ、ゴトゴト・・・・
(鍵盤の下の何やら💣を押したり引いたり💨、鍵盤横のストップ💡を押したり引いたり💨・・・)

そうか。そうだよね。ピアノみたいに、自分の指一本✋で、
反射的✨、瞬間的✨に音変えられないんだもんね。。


そしてその、数小節ごとに変える音色音量、その他のアイデア💡を、その都度iPadに手書きでメモし、プローベ後にiPad上で整理して、アイクラウドに保存し、それをさらに、アシスタント(オルガンの演奏中にストップを変えたり譜めくりをしたりする)の渡辺美穂さんと共有して、一緒に練習して、翌日の演奏に反映する✊・・・のだそうで・・・

そんなに大変な(面倒くさい・・・とは言わない💨)作業をいつもやってるの?!

と思わず反応がシンクロするクリストファーさんと💧💧

クラウディオさんによると、草津のホールにおいてあるオルガンは、バロック時代の作品には適しているけど、ロマン派以降のものを演奏するには、なんちゃらという機能(オルガンの機能がよく分からず💧・・・失敬❗💣👊)が足りないから、音色作りにやたらと時間がかかる💥、のだとか。
ペダルとかも、もっといろんな機能のある現代的(?と言っていいのかな?)なオルガンも存在するのだそう。

オルガンというのは繊細な楽器だから当然チューニング(調律)にも時間がかかる💣し、音楽祭期間中は演奏会やらリハーサルやらで舞台を使っていない時間の方が少ないぐらい💣だし、なのに楽器が移動できないから舞台を使ってない夜中ぐらいしか練習できない💣わけで・・・。

毎年、毎日、クラウディオさんて、夜中から朝方から、いっつもホールにいらっしゃるな👀、とは思ってましたけど、1曲演奏するために、これだけのものを積み重ね、積み上げていらしたとは・・・。

その音楽に対する情熱パワー✊
バイタリティー
に、心底脱帽いたしました

・・・・脱帽、したのはいいのですが。。🐱

作業にあまりにも時間がかかるので通常のリハーサル時間内では全然終わらず💧、前日のリハーサルでもまだ2楽章を一緒に弾いてみたことさえない、という。。。💧💧

仕方がないので、コンサート当日の朝、レッスンを休講にしていた
クリストファー
さんが、朝っぱら9時半から11時
の間(本当はオルガンを調律するための時間)に、合わせに来ることになりました。

あれ・・・てことは・・・

クリできれば譜めくりしてほしいんだけど、K子も来られそうだったら来て

・・・ですよね・・・

それにしても。
このグリーグの編曲。
かなり、不思議、でした
解説にまで「なぜこのような編曲をしたのだろう?」とまで書かれているし

mozart-grieg kaisetu.jpg

でも私もそう思うんですよ。
1楽章も2楽章も最初の2ページが、完全なる、ピアノソロ、なんです。
で、同じテーマをオルガンで再度引き直すところから合奏が始まる・・・みたいな。
だったら、そのまま、一人で弾けばいいじゃないですか。
ソロで十分美しいソナタなのに。
わざわざ2台にして弾く意味が、あったんでしょうかねぇ・・・?
(ケチつけないっ!👊💣)


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posted by KIKLKM at 23:25| Comment(0) | 草津音楽祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月03日

アッチとコッチでぐ〜るぐる


さて。
今年も1年ぶりの更新の季節がやってまいりました。

あまりにも書いていないので
ブログサイトへのログインの仕方さえおぼつかなくなった私が、
唯一記事として書き続けている、

草津国際音楽アカデミー&フェスティバル

今年も、譜めくりスト活動、健在でございました

今年のテーマは

モーツァルトの奇蹟〜過行く時を超えて


最初から最後まで、とことん
クラシカルな音楽
が響いた期間でございました。

もちろん筆者も、モーツァルトばっかり、をめくるつもりでいたのですが・・・やはりそこは草津です(?)

着いた初日、最初のリハーサルでめくったのは、W・ハイダー作曲「ポルカ・ネラ

誰かと思ったら、現代ドイツの作曲家なんですね。
ポルカ、と題するだけあって、リズミカルな面白い曲ではあるのですが、変拍子だらけのケッタイな響きの曲で、
誰かが拍を数え間違えたり、止まったりしたら一巻の終わり・・・
といういささかスリリング💥な展開(笑)💧
モーツァルト時代の見やすい楽譜を予想していた筆者は、
内心仰天しておりました。。

おまけにピアニストさんが、蛇腹の巻物(?)状態にした楽譜を、
練習時に一人でも捲れるよう工夫して折りたたんでいらしたため、
あっち向きにめくったら今度はこっち向きにめくって、
そしてつまむ紙の厚さが毎ページ違い、
おまけに楽譜をめくるために引っ張りすぎると全落下しそうな危険を孕み、

行って戻って、向きが変わって、ぐるぐる巻いて、はい、こちら・・・
👀

いまいち正しく捲れているのかがよく分からない💦
ほんの数分でしたが、かなりドキドキ💣ものでした。

もっとも、本番はぐるぐる蛇腹譜にも大分慣れたし、
そんなにワタワタしていなかったつもり✌だったのに、
ホール内で聴いていた(見ていた?)らしいクリストファー・ヒンターフーバーさん(ピアノ)が、
わざわざ、「譜めくりよく頑張ったね💡」と握手をしに
私のところまできてくれちゃいました💣💦

私、舞台ではスマシタ顔をしてたハズなのに、
なぜばれたんだろう、おかしいな・・・
💧

この日、私は同じコンサートで、
ピアノの遠山慶子さんと、ヴァイオリンのサシコ・ガブリーロフさんによる、モーツァルトのヴァイオリンソナタを、
コンサート後の夜のリハーサルでは、ピアノの岡田博美さんと
3人ofパノハカルテット
(省略しすぎ👊💣・・・ごめんなさい💦)による、モーツァルトのピアノ四重奏曲をめくりました。

その捲り時の、気持ちの穏やかなことと言ったら・・・❗
なんだろう、このギャップは。。

のちのち気づくことになるんですけどね、今年の私は、

モーツァルト、もしくは、超現代曲

しか、めくらなかったんですよね。
(ていうか、プログラムのほとんどが、そうだった)

モーツァルトハイダー、とか、
モーツァルト尹伊桑(Isang Yun)とか。。

間のロマン派〜近代、やら、ドイツ系じゃない国の曲🎵、やら、
が全然なかったので、音楽祭も後半になってようやく耳にした、
ラヴェルフォーレフランク・・・etc.が
ひどく新鮮で斬新で懐かしいような気がしたものでした。

モーツァルト、大好きだけど、
現代曲も決して、嫌いじゃないけど、
アッチか、コッチか、だけじゃなく、やっぱり満遍なく聴いていたいな〜なんて、ちょっと思ってしまいました




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posted by KIKLKM at 23:00| Comment(0) | 草津音楽祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月04日

カンターレ的受難の日々

再三申し上げておりますように、
今年のテーマは「
従ってプログラムにもが多い。

日目のG・ベルタニョッリ・ソプラノリサイタルからこっち、
日目のポピュラーコンサート「イタリアの映画音楽」、
日目の「イタリアとうた」・・・と、
数日は歌ばっかり、な印象でございました。
少なくとも、私は歌の楽譜を、いっぱいいっぱい、めくりました

歌の曲というのは、大概、一曲が短い。
譜めくりが、全く無いと困るけど、
めくっても、せいぜい1曲1〜2回、という場合がほとんどです。

クインテットやゼクステット・・・のように1曲がやたらに長かったり、
編成が多いと見開き2ページで4段分位しかないから、
ものすごい勢いで立ったり座ったりするスクワット状態になったり、
ということは、まず、あり得ないので、
そういう意味での緊張感は、全然ありません。

そして基本的に歌の曲って楽しい
深刻そうな歌があっても、せいぜい5〜6分。
何十分も眉間にしわを寄せる事はありませんし、逆に
ついノリノリになってしまいそうになり、
めくりながら曲に合わせて身体を動かしたりしないように、
気を付けなければならないぐらいです

なんですが。

その分、曲のが多いのです。物凄く。

普段ですと、
今日は○○ソナタをめくる」とか
今日は○○カルテットをめくる」とか、
曲名で言えるんですが、
歌の場合、曲数が多過ぎて、覚えらない
よく知らない曲が続く場合、タイトルさえ全部言えない

しかも歌の場合、短いので1曲づつ演奏はせず、
大抵2〜3曲づつを続けて、奏者が舞台に出っぱなしの状態で
演奏するのですが、そのうちの全部の曲でめくりが要るとは限らない

えーと、今日は・・・ヴォルフ=フェラーリ曲と
ロッシーニ曲で、その中のフェラーリは真ん中の1曲
めくり無し(つまり譜めくりストは座ったまま静止している)、
ロッシーニは最初の1曲がめくり無しで・・・・


何度も復唱して覚えようとするのですが、
これがなかなか、覚えられない
ま、楽譜を見れば分かるのですが、舞台に出ても、
変な緊張を強いられるのでした。

一番大変だったのが、第日目でした。
いや、正直申しまして、譜面的には全然難しくないんですが。
この日は、5人の歌手と2人のピアニストが、
組み合わせも様々に、とっかえひっかえ出たり入ったり
していたのです。

お客様的にはとても楽しかったと思いますよ。
でもね。
譜めくりストとしては、この手の受難(?)を
モロにかぶった日だったのです

受難その1;
ピアニストは舞台に出たまま、歌手だけが交代する場合、
しかも1曲目は譜めくりが要らなくて、歌手交代後の
2曲目だけ譜めくりが要る場合、

ま、この場合は、1曲目にピアニストと共に出て、
1曲目は座ったまま2曲目だけ動く、が正解でしょうね。
舞台上で座ったまま「あの人何のためにいるの?」という
お客様からの無言の疑問を込めた視線にはひたすら耐える

受難その2;
上記その1のパターンで、ピアニストが事前に
1曲目終わったら歌手と一緒に一旦舞台袖に引っ込むから
2曲目のとき一緒に出ましょう

と言っていたはずなのに、忘れたのかその場の雰囲気か、
ピアニストが帰ってきてくれなかった場合

仕方が無いので、2曲目を歌う歌手と共に
こっそり舞台に出る。
あの人出るの忘れてたのかしら?」というお客様からの
無言の非難を込めた視線は気付かなかったことにする

受難その3;
ピアニストがお辞儀をするとき、譜めくりは何処にいるべきか

通常、演奏修了後ソリストとピアニストがお辞儀をするとき、
譜めくりは写真に映らないように、そして目立たないように、
全開になっているピアノのふたの裏に隠れています。
が、歌のコンサートの時は、ピアノが半開(半開き)に
なっていたため、隠れられません。
ワタクシ身長が168cm、しかも舞台用として、
5cmヒールを履いているので、頭(ズ)が高いことこの上ない。
しかもこの日の演奏家の皆様は、カニーノさんも含めて
小柄な方ばっかりでしたので、背後に立ったりしたら余計目立つ。
仕方が無いので、お辞儀するピアニストの真後ろで座っておりました。
写真を撮られるお客様の「構図的にあの人邪魔だわ」という
無言の圧力には、開き直って笑顔で押し通す

etc.etc...

さりげなく、譜めくりも、戦いの日々だったのですよ
(なんのこっちゃ・・・

ちなみにこの日の一番の傑作は、前半の・・・
プログラムが終わった時の、アンコールでした。

前半で全ての「歌」が終わるので(後半は楽器による室内楽)
アンコールとして、カニーノさんと
天羽明惠さん、日野妙果さん、小貫岩夫さん、太田直樹さんの人が
ロッシーニの「猫の2重唱」を演奏されました

まず最初にカニーノさんが1人舞台上で突然ピアノを弾き始め、
最初のフレーズを歌い始めるのです
そして、天羽さん、日野さん、男性お2人・・・の順で
全員登場し、結局4重唱になったのですが。

もちろんお客様は大笑いで拍手大喝さい

それにしてもマエストロ・カニーノの歌声が、
ビックリするほど良い声で、素敵でした。
さっすが、イタリア〜ン、カンタ〜レのお国の方ですね
(関係ないか・・・?

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posted by KIKLKM at 00:12| Comment(0) | TrackBack(2) | 草津音楽祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月03日

脱線衝突の危機、の日

前半のめくりが終わった休憩時間。

例によってホールロビーにてプログラム売り子をしておりましたら、
お客様に話しかけられました。

その方は、草津音楽祭のかなり初期、
まだ草津音楽の森国際コンサートホール
完成さえしていない頃(1991年に完成)に、ヒンクさんと
ピアニストの遠山慶子さんのデュオを聴いて大ファンとなり、以来、
ヒンクさんの演奏会には出来る限り足を運んでいらっしゃるとか。

「音楽の事、さっぱり分からないのに、ちょっと
生意気なこと行っても良いかしら?」

どうしても、一言、言いたい、と、こんな感想を
聞かせて下さいました。

今日の演奏は、若くてエネルギッシュなクリストファーさんに押されて、
ヒンクさんが負けて聴こえてしまった、
遠山慶子さんとのデュオの時とはえらい違いで、
相手が変わるとこうも変わるのか、と正直ビックリした、
と。

ただ、この方はそこで終わらないのだそうです。

「こんな風に印象に残ったら、今度はこのピアニストに
興味が出てくるの。このお名前を覚えておいて、今度は
この人の演奏家に行ってみよう、と思うのよ」


分からない〜などと仰りながら、ご自分の御意見をしっかりお持ちになり、
そして新しい波にも素直に心を開いて柔軟に受け入れていく・・・

素晴らしいですね
音楽の、音楽会の、楽しみ方を改めて認識させて頂いたようで、
なんともほっこりと嬉しい出来事でした

そして、その夜。

日目のプログラムで、ちょっとした事件が起こりました。

G・ベルタニョッリ・ソプラノ・リサイタル

麗しき草津のマドンナジェンマさんのリサイタル
毎年楽しみで、しかも去年に引き続き、
ピアニストのブルーノ・カニーノさんとの共演でしたから、
譜めくり出来る事を大変に喜んでいたのですが。

通常の声楽リサイタルでも見られると思うのですが、
歌の方の喉を休めるため、歌と歌の間にピアニストが
ピアノソロ曲を演奏する事があります。
今回のカニーノさんも歌の間に、テーマ「」に合わせて
ロッシーニマスカーニヴォルフ=フェラーリスカルラッティ
と名前を聴くだけで楽しくなってきそうな作曲家の
ピアノソロ曲を演奏なさっていました

問題だったのは、コンサート幕開けの
ロッシーニ楽しい汽車の小旅行」。

この曲ね。
1836年に初めて汽車に乗って、大変な恐怖を覚えたロッシーニが
皮肉と多分怒り込めた、シニカル極まりない曲
なんですって。

出発の汽笛が鳴って、乗車して発車して、
さぁこれから楽しい旅行の始まり〜・・・

と汽車旅行の情景を描写しているのですが、
このお話しの筋がまた、トンデモナイ

楽しい旅行の途中で突然、汽車は脱線転覆
負傷者は死亡し、葬送歌が流れ、残された遺族たちが悲しんでいる
・・・フリをしながら、実は多額の遺産が遺ってラッキー

とばかりにホクホク喜んでいる・・・!!

・・・・って・・・一体、どんな旅行だよ。。。。

このタイトルから、きっと誰も想像しないブラックな展開ながら、
実は(?)大変楽しい曲なのでした。

この曲ね、
この、いちいちの話の展開ごとに、楽譜にフランス語で
合図の鐘」とか「乗車」とか「恐ろしい脱線!!」とか、
ミニタイトルみたいなのが付いているのですね。

そして、なんとカニーノさん(以下C)、
これを日本語に訳したものを、
舞台の上で、お客様の前で、お客様に向かって、
ピアノの前に立って、マイクを持って、読む、
という大役を、

C「僕、この曲は譜めくり要らないし、君、読んでくれる?」
私「・・・?!?!

・・・・いやね。読むだけなら出来ますよ。
曲の、この部分のこのフレーズに合わせて、とか、
この音と音の間に、とか。
現にリハーサルではやってましたけど。

でもカニーノさんの意図としては、
セリフと曲調のアンバランス具合がこの曲のシニカルさであり、
そのブラック具合をお客様に伝えるために、
日本語セリフを入れたい、

訳です。
っていうか、このセリフが無いと、確かに、
ただの楽しい曲、としか聴こえない。。

だけどそれって、
たった一言のセリフの中にそれだけの芝居気をこめないと
上手く伝わらないじゃないですか。
せっかくのコンサート、せっかくの楽しい曲、せっかくの企画、
私じゃなくて、もっと適任者がいるはず・・・。

・・・と思ったその日、(私にとって)大変都合よく、
ソプラノ歌手の天羽明惠さんが草津入りして下さったのです。

お願いしたら「いいわよ、こういうの大好きだから〜」と
二つ返事で了承して下さった気さくな天羽さん
ありがとうございます、天羽さん

そんなわけで、無事、変な大役を回避し
天羽さんの素晴らしいセリフ回しのおかげで、
コンサートは大変楽しい幕開けと、なったのでありました。

ちなみに噂の「楽しい汽車の小旅行」本番の様子はこちら↓



あ〜良かったっと

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posted by KIKLKM at 11:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 草津音楽祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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