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2012年09月18日

ギドラの暗躍

本来ですね。
演奏家が関係者、つまり、その曲を演奏しない演奏家仲間や、
調律師さん達に、リハーサルるんるんを聴いてもらい耳、意見を聞く耳
というのは皆さんなさっていることで、
別に不思議でもなんでもないのです。

しかし、そういう場合でも、
演奏家が手を止めて「どう?」と尋ねた時に初めて、
聴いていた側が「こうだった」と返答します。
それが普通です。猫

なぜギドラ嬢の行動が奇異爆弾に映ったかと申しますと、
彼女の場合、演奏家同士の音楽的な意見のやりとりるんるんに、
尋ねられてもいないのに、自ら口出しをする爆弾
挙句に、演奏中でもお構いなしに、
演奏を中断させてまで意見しようとするパンチ、という、
暴挙に及んだからなのでした。ちっ(怒った顔)

演奏家に敬意を払っている人間には、
演奏を中断させる爆弾、などというのは、
およそ考えられない無礼なパンチ行動です。

御想像下さい、
会社員の方がですよ、社内会議中に
どこの馬の骨とも分からない社外の人間に、
プレゼンテーションを中断され、さらに意見される図を・・exclamationどんっ(衝撃)
まして、演奏しているのは、世界屈指、
トップレベルの演奏家達なんですよ。ちっ(怒った顔)

しかも、それだけクチバシを突っ込んでくるわりに、
いざ、意見を聞かれたら、回りくどすぎて
何を言いたいのかが全然分からない爆弾んです。

一度、教授達が客席にいる彼女に、音量のバランスを
尋ねた事がありました。

教授(以下;教)バランスはどう?
ギドラ(以下;ギ)う〜ん、なんていったらいいのかしら。
          なんか、こう・・・

悪いの?
ううん、そうじゃないんだけど・・・
クラリネットは(ピアノの音量に対して)ちゃんと聴こえてる?
全体にね、響きがなんかちょっと・・・
ピアノが大き過ぎる?
いえ、そうじゃなくて・・・ぼんやりしてる、というか・・・
「(ちょっとイライラした失恋口調で)何?ピアノがうるさいの?
  蓋閉めた方がいい?

いえexclamationそうじゃないのよexclamationピアノはむしろ聞こえないわexclamation
  トニー
(アントニー・シピリ氏の愛称。
  彼女は親しげにこう呼んでいた)、あなたもっと弾かなきゃexclamation

・・・・で、だから結局、どうなのよ・・・? モバQ

どうやらギドラは、ピアノが遠慮がちに弾き過ぎていて、
(ピアノの音量が小さ過ぎて)
響きの輪郭がはっきりしない、というようなことを
言いたかったらしいのですが、
そもそも教授達はピアノとクラリネットの
音量のバランスを尋ねたかったのですから、
大き過ぎる、か、小さ過ぎる、か、ちょうどいい
のどれか一言で十分でしょうがっパンチ

面倒臭いやつっ・・・exclamation×2猫

しかし演奏する教授陣は、大物ばかりですから(?)
ギドラごときにしてやられてはいませんでした。

というか。

リハーサルで段々興が乗ってくるグッド(上向き矢印)(疲れてくるバッド(下向き矢印)、とも言う)と、
教授達は自分の言いたい事を手(グー)、言いたい瞬間に手(パー)
言いたいだけしゃべって手(チョキ)
お互いの意見さえ、あまり聞いてないですよね?たらーっ(汗)
と思われる状態になってきます。わーい(嬉しい顔)

従って、この日も、時間が進むにつれ、
ギドラの意見に注意を払われることも減っていきました。手(チョキ)

この時、演奏していたのはC.フリューリングのピアノ三重奏曲
(ピアノ、クラリネット、チェロ)
17〜18世紀のオーストリア=ハンガリー帝国で活動した作曲家で
ドイツ風のちょっと重厚な和音がよく出てまいりました。

と、チェロのベッチャー氏るんるんが、ピアノのシピリ氏
クラリネットのライスター氏るんるんに言いました。

べッチャー氏これってワーグナーの和声に似てるよね
ライスター氏トリスタンとイゾルデだなexclamation

ここでピアノのシピリ氏トリスタン和音るんるん注1※参照)を
いたずら弾き手(チョキ)する。
と、すかさず、その和声を遮るように・・・

ギドラあら、ブラームス、にも似ていると思うわexclamation

しかし、先生方は誰も彼女を振りかえらず、無視・・・・
(いや、無視というより単に聞いてなかっただけだと思うけど。猫

ピアノの後方で口元にさりげなく(?)手手(パー)を当てて、
思わず浮かんだニヤニヤ笑いを隠す私。。。わーい(嬉しい顔)

シテヤッタリしてexclamation×2
ひらめき手(チョキ)

今度は次の楽章で、ワルツのリズムるんるんが出てきました。
このワルツ、いいよね〜
とノリノリのシピリ氏が、即興ワルツるんるんを弾き手(グー)
他の二人も楽器を抱えたまま、腕だけをワルツ風に動かして
遊び始めた手(チョキ)(?)時、
またしてもギドラは音を遮りつつ
ヨハン・シュトラウスみたいよね

しかしこの言葉にも返事がもらえず爆弾
会話に入れなかった(入れてもらえなかった)どんっ(衝撃)ギドラは、
何を思ったか、その場ですっくと立ち上がり手(グー)
客席の最前列から二列目に移動しながら、
なんと、ワルツるんるんのステップ足を踏み始めたではないですかexclamation

ワタクシ、思わず口をあんぐり開けて、
ギドラの奇行を見守ってしまいました。たらーっ(汗)がく〜(落胆した顔)がく〜(落胆した顔)たらーっ(汗)

もちろん私は仕事中ですから携帯携帯電話もカメラカメラもビデオ映画
手元に持っている訳がなく、ー(長音記号2)
録画出来なかったのが、返す返すも残念です。猫

しかし先生方はそれさえも全然見て目おらず、
これまた、ざ〜まあみろ〜手(チョキ)、と思っておりましたら、
今度は最前列の座席に靴くつのままよじ登り、
背もたれに腰掛けて肘置きに靴(足)くつを乗せて、
演奏中なのに失恋、シャッター音も高らかに
写真カメラを撮りだしたではないですかexclamation×2exclamation×2がく〜(落胆した顔)

さすがにそれは、ワタクシ、先生方が手を止めたすきに
(演奏中には、声は出せませんから←イヤミのつもりたらーっ(汗)
それはちょっと、ご遠慮くださいっexclamation×2パンチ
とかなりイカツイ声爆弾で言いに行きましたが。

しかし、その程度の行動制限はものともせず手(グー)
その後も絶好調ギドラは、
曲及び編成の入れ替えのための短い休憩中も
もっと休みをとらなきゃだめよ、トニー、
 あなた弾きっぱなしじゃないの
exclamation
などと余計なくちばしを挟みこんだり、
ライスター氏が楽器るんるんをしまう隙に乗じて話しかけキスマーク
(楽器をしまう)手を手(パー)止めさせ、
挙句に彼にハグ黒ハートしてもらうために、自ら抱きつきに近づいて行ったり足して
時間延ばし作戦爆弾(?)に打って出ようとするのでした。パンチ

予定がいっぱいいっぱいどんっ(衝撃)で、休んでる場合ではないパンチのは
教授達も良く分かっている事なので、大概無視されておりましたが、
それでもギドラの暗躍によりリハーサルるんるん
必要以上バッド(下向き矢印)に時間がかかり爆弾
予定時間を大幅にオーバーしてしまったパンチため、
その日最後に予定されていた、ドビュッシーのチェロ・ソナタ
なんとリハーサル出来なくなって失恋しまいました。爆弾がく〜(落胆した顔)

コンサートは明日なのにっexclamation×2ちっ(怒った顔)

仕方が無いので、ギドラライスター氏と話している間に
ホテル家に帰る準備をしに控室に向かわれたベッチャー氏

と、ライスター氏との会話を済ませたギドラ
べッチャーさんにもご挨拶しなくちゃexclamation」と息巻きダッシュ(走り出すさま)
ご挨拶って、なんの?」と思っている我々スタッフを尻目に
ホールの裏口をかけずり回って足、彼の楽屋を探し当て、
挙句に自分もホテルに帰るため、ベッチャーさん用に用意された、
音楽祭専用車車(セダン)に同乗する約束を取り付けてしまったのでしたexclamationがく〜(落胆した顔)

図々しいったら・・・exclamation×2爆弾
この車はタクシーじゃないっってのexclamation×2ちっ(怒った顔)
(本来、演奏家とスタッフの移動をスムーズにする目的で
 用意されている専用車なので、関係者以外の方が使用されると、
 移動に支障をきたしてしまうのです。迷惑パンチ

それにしても、このギドラ嬢
一体何がしたかったんでしょうね?猫

ああ、もしこの日、シピリ氏ラヴェルのピアノ協奏曲るんるんでも
弾いていて下されば(注2※参照
ゴジラとしてギドラ完全撃退できた手(チョキ)exclamationのだろうに。。
(そういう問題ではないっっexclamationパンチ

と秘かに思っていた筆者でありました。猫


注※1:トリスタン和音とは、ヘ(F)、ロ(B)、嬰ニ(D♯)、嬰ト(G♯)
    からなる和音で和声学で言う減五七の和音の一種である。
    また一般に同じ音程(下から順に増4度、長3度、完全4度)
    からなる和音をもいう。この和音がリヒャルト・ワーグナーの
    オペラ「トリスタンとイゾルデ」の冒頭に現れることから
    名づけられた。(Wikipediaより)

注2※:ラヴェルの協奏曲、第3楽章にゴジラのテーマそっくりで
    「ゴジラ〜ゴジラ〜ゴジラとメカゴジラ〜」と歌える部分がある。


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2012年09月17日

ぶつかる女

その日、私は朝から災難爆弾に見舞われていました。

音楽祭期間中、お世話になっていたペンション家
玄関先のガラスの自動扉が、あまりにも透明ひらめき
美しくぴかぴか(新しい)磨かれていたため、
閉じている事に気付かなかった私。パンチ

麗らかな晴天晴れに誘われて、ルルル〜るんるんとばかり、
小走りに外へ出かけた足ら、

わっつんexclamation×2爆弾

と、ド派手に衝突どんっ(衝撃)してしまいました。

外にいた別のスタッフさん曰く
「何か爆発むかっ(怒り)したのかと思った」
と思ったほどの音だったとか・・・。たらーっ(汗)

鼻上部(眼鏡の鼻止めが当たる辺り)に見事なタンコブモバQを、
右膝上にデッカいアオタンどんっ(衝撃)を、それぞれ作り、
1週間、痛い思い病院をし続けたのでした。もうやだ〜(悲しい顔)

この日の私は、衝突難の相爆弾でも出ていたのかもしれません。

挙句の果てにぶっつかったのは、
とても手ごわい難敵爆弾でございました。

その日の夜、ステージリハーサルるんるんに行ってみたらば、
舞台上の演奏家である先生方に加え、
なにやら見覚えの無い日本人女性のお姿がありました。

黒ずくめ
の服の上から
不釣り合いな花柄かわいいのスカーフを肩に羽織り、
客席最前列で足を組み足
背もたれにふんぞり返った手(グー)そのお姿は、
いささか日本人離れドコモポイントした雰囲気を醸し出しており、

関節が緩んだかのような、イヤに長い首と
ソバージュがかった黒髪の、長く、振り乱されたような質感は、
いささか人間離れドコモポイントした雰囲気をも醸し出しておられ、

全体的に、我々人間よりも、iモードの方に
より強いご縁雷がありそうな感じの御仁でございました。猫

私がこの女性と初めて顔を合わせたのは、リハーサル休憩中。
(私の仕事は、リハーサルの後半からでした)
舞台袖に現れたこの方が、いきなり

ライスター先生の椅子を取り替えて頂きたいんですけど

と切り口上むかっ(怒り)で仰った時でした。

今、この場に現れたばかり、それも初対面の私に、
えらく非難がましい口調失恋で話されたので、
ひどくビックリしたものです。

・・・なんじゃ、ありゃ?猫

しかも彼女が誰でどういう立場の人かを尋ねても、
その場にいたスタッフの誰も、何も知らない爆弾
というではありませんかexclamation

この辺りで既に、不穏な空気爆弾が漂っていたのですが、
この女性、座って聴いているだけでなく、
そのうち、守衛室のモニター越しにも聴こえるほどの甲高い声ー(長音記号1)で、
なんだか合わせに色々と口を出し始めたのです。がく〜(落胆した顔)

当初、彼女がクラリネットのカール・ライスター教授と
イヤに親しげ揺れるハートに話をしていたため、
彼の弟子ではないか説が、スタッフ間で
マコトシヤカに囁かれておりました。

が。

彼女のまくしたてる早口のドイツ語に聞き耳耳をたてていると、
実は、アントニー・シピリ教授の弟子、それも、
草津音楽祭期間中に同時開催されている講習会の生徒でさえなく、
シピリ氏が教えているケルン(ドイツ)の学生であることが
判明してまいりました。

なんだ、完全なる部外者ぢゃないかっexclamationパンチ
そもそも部外者が、ナゼこの場にいるexclamation&question爆弾
(本来、関係者以外は立ち入ってはいけない・・・
 というか、普通の人なら、そもそも入ってこないたらーっ(汗)

やがてこの方は何を勘違いー(長音記号2)なさったのか、
舞台にまで上がって、なんとヴィオラの
ルカ・ラニエリ教授にレッスンし始めたのですexclamation×2

なんやっ、コイツはっexclamation&questionexclamation&questionがく〜(落胆した顔)パンチ爆弾

それもイタリア人のラニエリ氏に対して、
ドイツ語で話すので、シピリ氏が、
彼は英語かイタリア語でないと分からないよ
と忠告しても、お構いなしにドイツ語で言い募っていました。バッド(下向き矢印)

いくら言葉が分からなかったとしても、
部外者に余計なことを、しかも上から物を言われて、
ラニエリ氏もさぞかし不快な思いちっ(怒った顔)をなさっているだろうと、
袖でヒヤヒヤしながら見ておりました。もうやだ〜(悲しい顔)

この押しの強さ、とても人間業とは思えない。。たらーっ(汗)ドコモポイントたらーっ(汗)

Ich habe eine Ideeexclamation×2
(私にいい考えがあるわ)

と大仰に挙げた手から肩になびく花柄スカーフ。
先生方の目を弾くための小道具(?)に使ったと思われるそれを
広げ持ったポーズはさながら、ヤマタノオロチ・・・

そうかexclamation

彼女が何かに似ている・・・
とずっと考えてきた私は閃きましたexclamation猫

キングギドラexclamation×2
(怪獣映画ゴジラシリーズに出てくるゴジラ最大の敵役。)


1キングギドラ.jpg

(続くっ手(グー)
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2012年09月08日

コンピューターの又従兄弟

さて。
今年の譜めくり作業本
去年のシピリ氏やカニーノ氏の様な事件性爆弾
いささか欠けておりました。

今年、連続してめくる事になったピアニストるんるん
岡田博美氏だったのですが、この方、

アナタハ、コンピューターノ、ゴシンセキ、デスカ?

とお尋ねしたくなるほど、いつ何時何を弾かせても、
ひらめき完璧手(グー)、なんです。

いえね、技術的に完璧な日本人るんるんだったら、
他にもたくさんいるんでしょうけど、
この方の特殊性は、その、表情、にあると思われるのです。
とにかく、全然、動かない犬

冷たい失恋とか、無表情バッド(下向き矢印)とかといった、
悪いイメージの印象じゃ全然なくて、どちらかというと、
無関心手(パー)、な感じですが。(同じか?たらーっ(汗)

譜めくりのタイミングが、
早過ぎようが爆弾、遅過ぎようがむかっ(怒り)
間違って2枚捲っちゃおうがパンチ

うわわわっ、ごめんなさいexclamation×2ダッシュ(走り出すさま)

とアタフター(長音記号1)する私を尻目に、
眉ひとつ、まつ毛1本、髪の毛一筋、動かさない手(グー)
演奏を続けられるのです、それもノ一ミスで。

私「すみません、先ほどは間違えてしまって失礼しましたもうやだ〜(悲しい顔)
岡田氏「あ、いや、大丈夫ですよ。

もしかしたら、ほとんど暗譜本しておいでだったのかもしれませんが、
怒っているでもなく、
冷たく無視しているでもなく、
単に、飄々と、気にしてない、だけ。犬

私が何かをやらかしちゃっても、岡田さんならきっと大丈夫手(チョキ)
という譜めくり的緊張感の無さあせあせ(飛び散る汗)は、いささか単調モバQにさえ、
感じられたものです。(コラexclamationパンチ

が。 

さすが岡田さん、というべきか、さすが草津、というべきか。
段々と彼の完璧さが、面白さひらめきを生んでまいりました。猫

つまり、完璧すぎて面白い手(チョキ)んです。わーい(嬉しい顔)

なにしろ、岡田さんの表情全然動かないものですから、
他の外人教授達としては、自分の意図が
岡田さんにちゃんと伝わっているのかが
全然分からない爆弾らしいんですよね。モバQ

ところが、とりあえず、弾いてみるか〜、
と、リハーサルを始めてみたらば、
投げかけられた音楽るんるんにちゃんと返答してくるではないですかメールexclamation
音楽的な化学反応いい気分(温泉)も、ちゃんとあるっexclamation
しかも、完璧ぴかぴか(新しい)exclamation×2

顔筋演奏ギャップどんっ(衝撃)に、みなさんが、
文字どおりに仰天しているがく〜(落胆した顔)様が、
見ている第3者にとって、面白くてしかたがないわけで。。。わーい(嬉しい顔)

証言@
元ベルリンフィルの首席チェロ奏者、
ヴォルフガング・ベッチャー

彼と顔を会わす度に「元気?」と聞くんだけど、
 反応が薄過ぎて、僕には彼が元気かどうかが、
 全然分からないんだexclamation
 だけど、ピアノを弾かせたら、彼は
 信じられないほど、完璧ぴかぴか(新しい)なんだよexclamation
 僕らの息の合い方は、まるで30年来のデュオのようだったよexclamation


証言A
イル・ソリスト・ディ・ペルージャの首席ヴァイオリニスト、
パオロ・フランチェスキーニ

バランスもテンポもタイミングもテクニックも、
 彼は、何もかも、パーフェクトぴかぴか(新しい)、なんだexclamation×2
 だけど、すごく変なヤツ(面白い、という意味らしい)
 なんだよな。
 僕が何を言っても「Yes,yesexclamation」としか言わない。
 それじゃ、逆に何か言いたい事は無いのか、
 と聞いたら、これまた「No,noexclamation
 としか言わないんだもんなぁ。


目撃証言B

某ブログ筆者

共演者の元ウィーン・フィル主席フルート奏者、
ヴォルフガング・シュルツ氏とのリハーサル中、
あまりにも問題無く、完璧、且つ、スムーズに
全ての曲が終了してしまったため、
(一旦停止さえ無かったexclamation
一瞬の間の後、シュルツさんは岡田さんに問いかけました。

シュルツ氏「any questions?

岡田氏「・・・・・・・・・。

いやっ、あのっ、ほらっ、ねっ?
なにも問題が無いなら無いで、
noぐらい言いましょうよっexclamation

見ている私がオタオタダッシュ(走り出すさま)してしまったほどでした。猫

何度も言うようですが、多分、このときも
無視しようとしたのではなく、単純に、
問題、ない犬
と思われただけだと思います。

この、まるで天然撥水加工霧されたような、
なんとも不思議な空気感モバQは、
彼の前で、ベッチャー氏やフランチェスキーニ氏が
どれだけ自由奔放手(チョキ)に暴れても遊園地
(物理的、じゃなくて、音楽的に、という意味ですよ、念のため猫
揺らぐ事は全然ありませんでした。

揺らがない。迷いが無い。
岡田さんの演奏自体もそのものズバリ、で、

これしか有り得ない、という音色を、
ここしか有り得ない、というタイミングで、
こうとしか考えられない、というバランスで、
指に吸盤でも付いているのか?
と思いたくなる確実性でもって、弾く。

きっと物凄く芯の強い方なのだろう・・・
と思いました。
お人柄がお人柄ですので、お話しする機会が極端に少なく、
内面は推して知るべし・・・でしたが。猫

もっとも、テンションの高いグッド(上向き矢印)外人教授達は、
いささか岡田さんの反応に困ったようで・・・。

典型的イタリア気質ぴかぴか(新しい)フランチェスキーニ氏(ヴァイオリンるんるん)。
おそらく、彼にとっては極自然な行動だったのでしょうが、
ヴァイオリンからピアノにメロディーを受け渡した時、
ピアニスト、つまり岡田さんにに対して、
ニコッと笑顔わーい(嬉しい顔)を見せました。

ところが岡田さんは楽譜本を見たまま、
能面のような無表情&無反応だったわけです。

笑顔が空中分解しかけたフランチェスキーニ氏は
仕方なくそのまま私に視線を流し目
こちらに向って、二カッと笑顔を見せていました。
よほど笑顔の始末に困ったんでしょうね。猫たらーっ(汗)

そんな岡田さんですが、
ちょっと意外なものを持っていらっしゃいました。

楽譜を見る時だけかけられるメガネ眼鏡のレンズが
ちょっと大きめなせいか、私は密かに、

のび太に似てる〜

と思っていたのですが、
なんと岡田さんの手提げかばんにさりげなく、
ドラえもんのキーホルダーが下がっているのを発見exclamation×2

ほらっ、やっぱりexclamation×2(え?たらーっ(汗)

もしかして岡田さんも、
9月3日にどら焼きを召し上がっていらしたり・・・
するんでしょうか?レストラン

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2012年09月04日

忘れものは、サナダムシ

どこも病んでない病院健康優良体のくせに
ワタクシ今年も出没してまいりました手(チョキ)
万病に効く温泉街いい気分(温泉)、群馬県草津町。
もちろんお仕事です手(グー)

8月17日から30日まで開催された
草津夏期国際音楽アカデミー
&フェスティヴァル

ワタクシ、昨年同様、譜めくり要員本として
潜伏する事に成功致しました手(チョキ)

今年は初日、2日目とピアノの入った室内楽が無かったため、
譜めくりデビューは日目、ちょっとスロースタートでした。

ウィーンフィルの元コンサートマスター、
ウェルナー・ヒンク氏と
ピアニスト遠山慶子さんによる
ドビュッシーとモーツァルトのヴァイオリンソナタ
そして、遠山慶子さんのピアノソロるんるんドビュッシー前奏曲集より)
も追加でめくる事になりました。

私は本番前日の舞台練習るんるんから参加(?)させて頂いたのですが、
お二人は、さすがぴかぴか(新しい)のコンビネーション手(チョキ)で、
特にモーツァルト(ヴァイオリンソナタホ短調K.304)は
出だしからピアノとヴァイオリンのユニゾンが連続するのに
息もぴったり手(グー)、不安感は全くありませんでした。

不安だった失恋と言えばドビュッシーの方。
いや、お二人の演奏が、ではありません。
私の運動能力ダッシュ(走り出すさま)、です。

遠山さんのドビュッシーは、ソロもデュオも
ガラス細工のごときpppが連続する、
繊細極まるぴかぴか(新しい)ニュアンスの宝庫ひらめき

そしてもちろんそれに応えるヒンク氏も
一音一音に羽が生えてグッド(上向き矢印)天に昇っていきそうなるんるん
絹細工の様な軽やかさぴかぴか(新しい)

その横で私が
ギィギギギィ〜〜、(椅子から立ち上がる音爆弾
ガサッ、バサッ、(楽譜をめくる音むかっ(怒り)
ペキッ、(楽譜が折れにくいとたまにこういう音がするたらーっ(汗)
ガツガツガツ(本当はコツコツいう靴音だけど、
これほどまでに繊細な演奏の横では「ガツガツ」に聴こえるどんっ(衝撃)

などというガサツな音を立てる訳には
いかないではないですかexclamation(当り前パンチexclamation

かと言って空気椅子でやり過ごすには長丁場過ぎる本番ふらふら
ひたすらそ〜っと、そ〜っと、動く私の
腹筋と大腿筋は、かなりに鍛えられたものと思われますあせあせ(飛び散る汗)

それにしても面白かったのは、舞台練習中、
響きが自分に聞こえにくくてコントロールしにくい、
という事で、遠山さんは
ピアノ(ベーゼンドルファーを使用)の位置を
定位置から床板枚分、後方にずらす左斜め下ことを
提案なさいました。
長さにして10p強程でしょうか。

実際動かしてみると、本当に、見事なほど
聴こえ方耳が違ったんですよね。
私は遠山さんとほぼ同じ位置にいたので、
聴こえ方の変化がモロに分かりましたけど、
ピアノってここまで繊細な楽器だったのね〜
と感心する事、しきりな、筆者でございました猫
(これでも一応、ピアノ弾き・・・反省・・・パンチたらーっ(汗)

さて、本番当日。
お昼過ぎの直前練習(GP)を終えられた遠山さんは
一旦、ホテルに戻られました。
ところが本番直前にホール入りをされた時、
なんと荷物カバンを全てホテルに置き忘れてこられたのですexclamationがく〜(落胆した顔)

それでもご本人は澄ましたもので、

衣装はほとんど着てるし(飾りひもとアクセサリーが無かった)
 楽譜はあるし(幸いGPの時から私がお預かりしてました)
 舞台用じゃないからちょっとゴッツイけど一応靴も黒いし、
 何とかなるんじゃないかしら?


と至って落ち着いていらしたのですが、
楽譜を見る用のメガネ眼鏡も無かったため、
結局スタッフが車で車(セダン)取りに行く事になりました。ダッシュ(走り出すさま)

無事到着した荷物からイヤリング耳を着け、
舞台用の靴くつをお召しになり、続けて取り出されたのは
一風変わった素材の飾りひも。

これ、ちょっと面白いでしょ?伸びたり縮んだりするの。
 この飾りひもがあると、お腹がポッコリ出てるのが
 隠せるんだけどね、なんか
サナダムシみたいよね

サ、サナダムシ・・・がく〜(落胆した顔)は実際見たことも触った事も無いので
その例えが正しいのかどうかは良く分かりませんでしたがたらーっ(汗)
腰回りに巻いた効果は、とても、オシャレ手(チョキ)でした。わーい(嬉しい顔)

考えてみたら私、譜めくり本をするのが、
なんとほぼ1年ぶり、だったんですよね。
演奏中、舞台で座りながら、

「あれ?私、演奏者がお辞儀してる間、立ってピアノの陰に
避けるんだっけ?座ったままじっとしてるんだっけ?」
(ピアノの陰に隠れて写真に写らない方が、本当はいい、らしい)

という事さえ考え込んでしまう始末。(忘れ過ぎっパンチ
余計な緊張感に溢れておりました。たらーっ(汗)猫

しかし、そんな緊張感の中でも耳耳を奪われた遠山さんの音ぴかぴか(新しい)

昔、コルトー(アルフレッド・コルトー)に言われたのよ。
 『弾くんじゃないexclamation弾かないでも(聴衆に音を)
  聴こえさせるんだ
exclamation
って。
 言われた時は意味が分からなかったわ。今は分かるけど


リハーサルの時に遠山さんがおっしゃった事です。

なんとなく、イメージはできるけど、
雰囲気、ニュアンス・・・そんな既成の貧弱な表現バッド(下向き矢印)しか、
思いつけない私には言葉で説明するのはとても難しいふらふら事です。

ただ彼女の演奏るんるんを聴いていると、わかる気がしました。

音を「弾いている」のではなくて、空気を動かしている、
という感じとでもいうべきでしょうか。
確かに、弾いてなくても(音が鳴って無くても)
音楽が聴こえるんですね。

こういう事ね(音を鳴らさない)、日本の音大の試験でやったら
 まず間違いなく減点されるでしょ。
 だから日本の先生は『弾かないで音を聴かせろ』なんて言わないのよ。
 だけど、だから、私は草津で教えてたのよ。


という遠山さんのセリフが印象的でした。
本当言うと、今でも現役で教えて頂きたかったです。猫

もっとも、コルトー直伝の教えを、こんなに近くで
見聞き出来た、というのは、私にとっては、
とんでもない贅沢ぴかぴか(新しい)なんですけどね。わーい(嬉しい顔)

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