本日はチャイコフスキー作曲のバレエ音楽
「白鳥の湖」のテーマです。
むか〜しむかし、妹のワタクシがまだ母のお腹に居りました頃、
母は実家に帰っておりました。
つわりの症状が酷かった母は3歳児だった姉の相手が出来ず、
放っておかれた姉はおとなしく、1人遊びをしておりました。
母の実家、すなわち私達の祖母の家では
住人は主に1階で起居していたのですが、
2階に秘密基地のような小さい部屋があり、
叔母の趣味グッズが置いてありました。
その中に、大きなレコードプレーヤーと、叔母が趣味で集めた
クラシック音楽のレコードが大量に置いてありました。
しかもそのレコードプレーヤーは一度に3枚のレコードをセットでき、
その3枚が代わる代わる掛けられる、
という最新式の物でございました。
1人遊び中の姉は叔母にプレーヤーの掛け方を教えてもらい、
レコードを聴き始めました。
そしてすっかり魅了されてしまったのです。
何か一つの事に熱中し始めるとそれしか見えなくなる傾向は
未だに強い姉ですが、3歳児にしてその傾向をモロに発揮し、
日がな一日、レコード部屋でレコードを聴き続けておりました。
まさに、3つ子の魂百まで、でありましょう。
というか。
齢3歳のガキンチョが、誰に強制されたわけでもなく、
一日中レコードを聴きまくる図を、
現在のワタクシの頭の中で想像すると、
かな〜りシュールなのですが、
皆さまはいかが思われましょう・・・?
さてさて。
その姉がその時、たくさんあるレコード中で
最も夢中になったのが、この白鳥の湖でありました。
それ以来、我が姉は、自分がロシア人の生まれ変わりではないか、
と本気で思っているかのように(?)
ロシア音楽に没頭することになるのでした。ちゃんちゃん♪
というわけで、我が姉の音楽の原点、白鳥の湖のテーマです。

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