2020年06月22日

溶ける女

レット・イット・ゴー〜アナと雪の女王
【Youtube100本ノックNo.100】

アナ雪 サムネイル写真100-100.png

2013年に公開されたディズニー映画
『アナと雪の女王』でお姉さんのエルサが歌う、
レット・イット・ゴー(邦題:ありのままで)は
当時日本でも大ヒットしましたね。

その歌詞は全世界43か国語に訳され、
日本の松たか子さんをはじめ、世界各国の有名歌手、
女優さんによって歌われたようです。

Let it goの原語発音の聴こえ方から、
日本では通称『レリゴー』の名で呼ばれることも
多々あったようで・・・

なんて思ったら、多々、どころか、
『レリゴー』の単語がその年の流行語大賞に
ノミネートされてたんですね。
それは知らなかった(笑)

『アナ雪のレリゴー』は当時ピアノの子供の生徒が
こぞって弾きたがってました。

まだ「ドレミ」の音名でさえ覚束ない3歳の子が
レリゴーが弾きたいと言い張って、
しかもお母さんが、

「子供が弾きたがるんですけど何とかできませんか?」

と、まさかの、上級者向けの難しい楽譜を買って、

「気持ちはわかるけど、お母さん夢見すぎ。
あと2年は待ってね〜」

と言うのも気がひけるような
キラッキラの目で(しかも親子揃って)
レッスンに来られた時は、
何と言ったらこの親子が納得してくれるものやらと、
正直閉口したものでした。
しかもその子はTシャツもバッグも靴も、
全部アナ雪だったっていう(笑)

ちなみにその子はその後ピアノを7年頑張りまして
今、ラプンツェルを弾いてます。
7年たっても、ディズニー好きは変わらないのね(笑)

2019年にはパート2の映画も公開されたアナ雪、
その人気は衰えていない・・・と思うんですが、
いかがでしょうか?

本日は、2020年3月15日に開始して、
3か月強、続けてまいりました、
【連弾動画100本ノック】の
最後を飾るのにふさわしい、
華やかな連弾編曲バージョンをお聴きくださいませ♪

でも今、6月なんですよね。

すこ〜しも寒くないわ♪

って、確かに今日はちょっと涼しいけどさ。
昨日、夏至だったじゃん。
雪なんて溶けちゃうよ。笑







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2020年06月21日

祭りの前に

ラデツキーマーチ
【Youtube100本ノックNo.99

ラデツキー サムネイル写真100-99.jpg
ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートの
ラストプログラムとしてお馴染みですよね。
指揮者がお客さんに手拍子を促す映像、
ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

ワルツの父、ヨハン・シュトラウス1世の
最高傑作とも呼ばれ、彼の作品中だけでなく、
クラシック音楽の中でもこのラデツキーマーチは
最も有名な作品の一つでしょう。

息子のヨハン・シュトラウス2世も
美しく青きドナウ、とか、春の声、とか
南国のばら、とか、アンネンポルカ、とか
オペレッタ「こうもり」とか
有名曲に事欠かないワルツ王ですね。

パパ・シュトラウスの息子は3人とも
そしてその孫もみんな作曲家で、
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートは
このシュトラウス・ファミリーの作品で
プログラミングされるんですよね。

1848年のフランス2月革命の余波が
オーストリア・ウィーンにも達した時代、
オーストリア史上最も卓越した将軍との呼び声高く
北イタリアの独立運動を鎮圧した、
ヨーゼフ・ラデツキー将軍の戦勝祝典のために
作曲されたこの曲。

帝政が廃止された現在のオーストリア共和国でも
国家を象徴する曲としてよく演奏されています。

100本ノックの一歩手前、お祭り前夜にふさわしい
華やかな曲かと思って選んでみました。
是非お楽しみくださいませ♪





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2020年06月20日

なんで知ってるの

HANABI
【Youtube100本ノックNo.98

花火 サムネイル写真100-.png
Mr.Childrenの曲で、フジテレビのドラマ
「コードブルー」の主題歌ですね。

コードブルーというドラマは私たちが二人とも、
まだスイスにいるときにスタートしたドラマでした。

最初に乗り遅れると、途中から見始めるのが
つい面倒になってしまう私は、
実はこのドラマをまだ観たことが無いのですが、
姉の方は、イヤに詳しいんですよね。

本人曰く、「多分、全部見た」のだとか。

彼女はスイスから帰国するのが私よりも
5年遅かったんです。
スイスのテレビでは日本のドラマは放映されません。

にもかかわらず、彼女のスイス滞在時代の
日本のドラマを結構・・・
いや、かなり詳しく知っているんですよねぇ。。

篤姫でしょ、相棒でしょ、
逃げ恥でしょ、コードブルーでしょ・・・

いやいやいや。
日本にいたくせにさっぱり観てない私相手に
ドラマについて
一時帰国するたびに語る語る・・・

おかげで私も、これらのドラマについて
一切観たことないのに結構知ってたりして。

でも知ってることに満足して、
自分は結局観ないままっていう、ね。。
テレビ局の人、ごめんなさい。笑

さ。そんなわけで。。(?)
コードブルー主題歌、HANABIです。






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2020年06月19日

色っぽい、ハズ、ですよ。

アニトラの踊り〜ペール・ギュント
【Youtube100本ノックNo.97】
アニトラ サムネイル写真100-.png
ご存じ、ペール・ギュント。

ヘンリック・イプセン原作の戯曲に
同郷のグリーグが曲を付けた事で有名な組曲です。

先日、
そして、
山の魔王の宮殿にて
をご紹介しましたね。
本日は【アニトラの踊り】です。

大冒険の末、アラビアの砂漠に辿り着いたペールが
ベドウィン族の族長に「大預言者」として迎えられ、
歓待の席で乙女たちがペールのために踊ります。

その少女たちの中に、ひときわ妖しく美しい魅力を放つ
族長の娘、アニトラがおりました。

故郷で待つ恋人ソルヴェイグがいる身のくせに、
悩ましく蠱惑的に踊るアニトラに魅了されたペールは
彼女にせがまれるまま、宝石に貴金属にと差し出し、
挙句、せっかく手に入れた全財産ごっそり、
アニトラに盗まれて再び無一文になる・・・

という下りに出てくるのが、この曲。

男を惑わせるほど色っぽ・・・・いかどうかは
かなり謎ですが(汗汗汗)、
裸足のアラビアンな衣装で踊る姿ぐらいは
御想像頂けないかと、期待しつつ・・・笑

お楽しみくださいませ♪







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2020年06月18日

自分で作るもの

結婚行進曲〜ワーグナー
【Youtube100本ノックNo.96

ワーグナー結婚 サムネイル写真100-96.jpg
ザ・結婚式なこちら、ワーグナーの結婚行進曲。
結婚式と言えば、子供でも大人でも、
恐らくこの曲を口ずさむであろう
超スタンダードウェディングマーチ。

それほど定着した結婚行進曲ですが、実はかなり
とんでもないオペラの中の曲なんですよね。

ワーグナーのオペラ『ローエングリン』で、
白鳥の騎士(実は主人公ローエングリン)と
ヒロイン・エルザの結婚の場面で演奏されるのが
この有名な結婚行進曲です。

なにしろワーグナーのオペラは
5時間を平気で越えるほど長大ですので、
あらすじは相当省略して・・・(汗)
外国版鶴の恩返し男女逆版、
(鶴=白鳥の騎士、鶴を助けたおじいさん=エルザ)
を御想像くださいませ。

鶴の恩返しと違って、
エルザは白鳥を助けたわけでもなく
(むしろ助けてもらっている)
騎士は白鳥でもない
(白鳥の曳く船にのってるだけ)
のですが、

正体を隠した自分が何者かを訊ねてはいけない、
という禁忌を守らせようとすること、
相手が禁忌を犯してしまう事、
それ故、最後は相手の元を去ること、

はそっくりなんですよね。

ローエングリンでも、
新婚初夜にして禁忌を犯したエルザのせいで
結婚は破綻、
白鳥の騎士はローエングリンと名乗った後、
遠くへ去り、
エルザはショックのあまり弟の腕の中で死を迎える、
と、かなり有難くない展開を迎えます。

良い曲だけど、結婚式を祝うにはちょっと・・・

とつい、余計なことを思っちゃうんですが、
曲の由来ごときの影響を受けそうもない、
幸せいっぱいのカップルを見ると、
関係ないか、とも思ったり(笑)

幸せは自分でつくるものですもんね。ね?









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2020年06月17日

ノリと形は別もので

ジ・エンターテイナー
【Youtube100本ノックNo.95

エンターテイナー サムネイル写真100-.png
スコット・ジョプリン作曲のジ・エンターテイナーは
ピアノのためのラグタイム・・・・

って言われましても、ラグタイムって、
あまり耳馴染みがないのではないでしょうか。

ラグタイムとは、アフロ・アメリカンの
黒人ミュージシャンの音楽に強い影響を受けた
音楽ジャンルのことで、
19世紀末から20世紀初頭にかけて、
主にアメリカで流行していました。

黒人音楽で多用されるシンコペーション(※)
(※強拍と弱拍を入れ替えることで
リズムを強調する効果が出る手法)
のリズムを多用していて、
ジャズ音楽のルーツの一つとも言われているそうです。

確かに、ノリも良く、自由な雰囲気の曲が多く、
ジャズっぽいとも言えるのですが
ジャズとは違って即興性は無く、
きちんと作曲されたものを楽譜通りに弾きます。

そういう意味でクラシックピアニストの私達にも
馴染みやすい気は致します。
(↑即興出来ない人たち。笑)

エンターテイナーの作曲家、スコット・ジョプリンは
このラグタイム分野の草分け的存在で、
ラグタイムの王とも呼ばれているのだとか。

本日のジ・エンターテイナーは、1973年、
ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードが
共演した映画「スティング」の
テーマ曲として使われたことで
一躍有名になりました。

日本でもサッカーや野球の応援歌として
演奏されたりしていて、
すっかりお馴染みのようですね。








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2020年06月16日

若い天才より美食の方が・・・(関係ない)

ファランドール〜アルルの女
【Youtube100本ノックNo.94
ファランドール サムネイル写真100-.jpg

ジョルジュ・ビゼーは「カルメン」「アルルの女」など、
超有名曲を残したフランスの作曲家ですね。

音楽家の両親から生まれたビゼーは天才児で、
わずか9歳にしてパリ音楽院に入学し、
学内でも各部門で一等賞受賞、
わずか19歳の若さで、ローマ大賞という、
フランスの作曲家の登竜門ともいえるコンクールで
大賞を受賞・・・

とその天才ぶりをいかんなく発揮します。

もちろん作曲家としても地位を確立するのですが、
34歳の時に作曲した「アルルの女」にしろ
36歳の時に作曲した「カルメン」にしろ、
発表当時はとても大成功、とは言えない状態でした。

特にカルメンにいたっては、
初演がはっきり失敗に終わっています。

そしてカルメンの初演からわずか3か月後、
ビゼーは敗血症のため36歳の若さで、
亡くなってしまうのです。

あとちょっと長生きしていたら、
後年の世界的大成功を目の当たりにできただろうに、
と思うと気の毒になってしまいます。

作曲家って若くで亡くなる方が
なぜか結構多いですよね。

モーツァルトも35歳、
シューベルトも31歳、
メンデルスゾーンも38歳
ショパンも39歳、
そしてビゼーも。
み〜んな、若い時から天才で有名な方たちです。
って亡くなったのも若いんだから当たり前か。。

かと思うとロッシーニのように
44歳で作曲活動を完全引退、
悠々自適の美食家生活を楽しんで
76歳まで生きた、という
実に羨ましい人もいますけども。

ちなみにフランス料理に点在する
「〇〇のロッシーニ風」という料理は
彼の名にちなんでいます。
もっとも後年は、恐らく贅沢なものの食べ過ぎにより、
ありとあらゆる臓器の病気になった、
とも言われていますが・・・

でも40代で引退して美食にふけるって
・・・ちょっと憧れます。笑

って、一体何の話でしょうか。。。汗汗汗

本日のファランドールはビゼーの作曲ですよ。

「アルルの女」の中の曲ですが、
正しくは、ビゼーの死から4年後、
友人のエルネスト・ギローの手によって完成された、
アルルの女『第2組曲』の終曲となっています。

フランスではクリスマスキャロルとして知られる
プロヴァンス民謡「3人の王の行列」と
同じくプロヴァンス民謡の「馬のダンス」が
組み合わさった、
クライマックスにふさわしい華やかな曲です。







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2020年06月15日

オールウェイズ・カレーニナ

ヴォカリーズ〜ラフマニノフ
【Youtube100本ノックNo.93
ヴォカリーズ サムネイル写真100-93.jpg

ロシアの作曲家、セルゲイ・ラフマニノフ、
彼の最も有名な作品は、ピアノ協奏曲第2番
と言ってよいでしょう。

ソチオリンピックの時、フィギュアスケートの
浅田真央ちゃんの涙のフリープログラムで
使用されたことでも有名な曲ですね。

そしておそらく、この協奏曲と並んで
有名と思われるのが、こちらのヴォカリーズ、
ではないでしょうか。

もともとは、ソプラノまたはテノールのための
『14の歌曲集 作品34』の終曲として
出版されている曲でしたが、
ヴォカリーズ=歌詞が無い歌、ですから
母国語(ロシア語)の制約が無かったため、
世界各国でも人気となりました。

さらに、ラフマニノフ自身も編曲していますが、
もともとが歌曲であったことさえ忘れそうなほど
他の楽器へも次々と編曲されていて、
Wikipediaによると

「およそ編曲対象になっていない楽器が
無いのではないかと思わせるほど、
多様な編曲が行われている」

のだそうで。笑

独特の甘〜いメロディーライン、
不協和音寸前の半音階のうねり、
重厚でピアニスティックな伴奏、

どれも、ザ・ラフマニノフと言いたくなる響きです。

ラフマニノフの作品って、
半音階のうねうねした響きが多いんですよね。

すっきり、ぱっきり、明るく、軽やか・・・
等々の言葉と縁のある曲がほとんどなくてですね、
例え「ロマンス」というタイトルがついていても

恋の喜びよりは苦悩、
ラブラブよりは不倫のドロドロ、

を思い起こさせることの方が
圧倒的に多い気がするのです。

我々もスイス時代にラフマニノフの「ロマンス」を
演奏したことがあるのですが、
案の定(?)のドロドロうねうねなロマンスだったもので、
姉が我らが師匠に

「ラフマニノフの恋愛って絶対
いつだって、アンナ・カレーニナみたいな
ドロドロ不倫劇ばっかりだったっぽくない?」

と申しましたら、師匠(ドイツ人)、
大爆笑しながら同意してくれました。

ほらっ、やっぱり、
この感想は万国共通なんですよ、きっと!







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2020年06月14日

誘う音

カンティナ・バンド〜スターウォーズ
【Youtube100本ノックNo.92

カンティナ サムネイル写真100-.png

カンティナというのは、酒場、バーの意味で、
つまりカンティナバンドってのは、
酒場音楽ってことなんですよ。

一体どこの酒場かと申しますと、
砂漠の惑星タトゥイーンのモス・アイズリー宇宙港。

・・・観たことが無い方には、
もはや暗号にしか見えませんよね。笑

映画「スターウォーズ」のお話です。

スターウォーズシリーズの最も古い作品(エピソード4)で
主人公ルーク・スカイウォーカーが、
腕利きの宇宙船パイロット、ハン・ソロと
初めて対面することになった宇宙港の酒場で
BGMとして流れていたのが、
このカンティナバンドの曲なのでした。

重要な曲ではないんですよ。全然。
映画のテーマソングではないし、
主人公のテーマでもないし、
ダースベイダーとかヨーダみたいな
重要人物の曲でもないし
映画のクライマックスでかかる曲でもないし。

でも、このノリの良さ、この楽しさ、この明るさ、
どうにも耳について離れないんですよね。
そんでもってなんとなく飲みたくなっちゃうっていう・・・笑
さすがの酒場音楽と申しましょうか。

さあ、みなさんも、この曲BGMに一杯、
いかがですか?





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2020年06月13日

繋がりの不思議

亡き王女のためのパヴァーヌ
【Youtube100本ノックNo.91
パヴァーヌ サムネイル写真100-.png

モーリス・ラヴェルが作曲した初期の傑作であり、
自身の代表作にもなった作品。

もともとピアノ曲として作曲されたものを、
後にラヴェル自身がオーケストラ版にも編曲しています。

まだパリ音楽院に在学しているときに完成したこの曲は、
当時、つまり19世紀末から20世紀初頭のフランスで
ラヴェルも含め多くの音楽家のパトロンを務めていた、
ポリニャック公爵夫人に捧げられました。

ポリニャック夫人って・・・

そうです、ベルサイユのばらという漫画で
主要人物として登場するポリニャック伯夫人。

革命前夜のフランス宮廷における、
王妃マリーアントワネット最有力お取り巻きの一人で、
アントワネットに取り入って身分も財産も権力も
思うままに引き上げてもらったくせに、
革命が始まった途端、真っ先に
国王夫妻を見捨てる形でオーストリアに亡命した、
あのポリニャック伯爵夫人
(アントワネットによって身分が公爵夫人に引き上げられた)
の次男の息子(孫)のお嫁さんだったんですねぇ。。

もっとも曲自体には、
フランス革命もマリーアントワネットもポリニャック夫人も、
何の関係もなくてですね、
かつて、ラヴェルがルーブル美術館で見た
ベラスケスが描いた「王女マルガリータの肖像」という絵から
インスピレーションを得たらしいのですが。

でも歴史の糸が縦横につながっていくみたいな
この感じ、面白いですね。笑






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2020年06月12日

ドッキリはいつだって新鮮だけど

恋〜星野源
【Youtube100本ノックNo.90

恋 サムネイル写真100-.png

どこかのCMでありましたよね、
みんなで座って飲み食いしていたのに、
ある特定の音楽が鳴ると自分以外のみんなが
一斉に同じ動きでその音楽に合わせて踊りだして、
訳が分からない主人公が1人で焦りまくる・・・
というのが。

私、まさにアレを経験したことがあるのです。

いやね、星野源さんの『恋』なんですけども。


あの日私は友人と、港の周遊クルーズ兼ビアガーデン
というツアー(?)に参加していたのです。
その船ではクルーズ中にバンド演奏もありました。

立ち上がってバンド音楽に合わせて踊ったり
歓声をあげたり手拍子したり
バンド演奏をBGMに飲んだり(我々はコッチ)、
色々でしたが、クルーズ船のお客様は
それなりにそれぞれ、みんなで楽しんでいました。

ところが、とある曲がかかりだしたら
立って踊ってた人はもちろん、座って聞いていた人も
聞き流して飲んでいた人も、我が友人たちも、
全員が同じ動きで踊りだしたんですよ。

私は1人で訳が分からず、
文字通り『仰天』しておりました・・・

そして、お客様(私を除く)が大いに盛り上がった
その曲の演奏を最後にバンドは一旦休憩に入りました。

頭に何千個も何万個もが飛んでいた私は
早速友人に聞きましたよ、もちろん。

今の、なに????

友人が答えて曰く「恋ダンスだよ」と。。。

・・・私はスイス留学時代に持っていなかったせいで、
帰国してからもとんとテレビを観ない人に
なっておりました。

当然テレビドラマも観ていないわけで、
恋ダンスが何なのかも、
それがそんなに話題になっていたことも、
そもそも星野源さんという歌手の存在さえも、
全っっ然知らなかったんですよねぇ。。

いやはや、びっくりしましたわ。。笑

今時、このネット社会で、
しかも日本に住んでいながら、
これほど社会現象(?おおげさ?)にまでなった
ドラマのダンスを知らないってのも
珍しかったでしょうね。

おかげでこんな珍妙な体験が出来たんですから、
まあ悪くないかもだけど。笑

人生って、新鮮な驚きに満ち満ちていますね。うん。





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2020年06月11日

必要は発明の母

スペイン舞曲 第1番〜モシュコフスキー
【Youtube100本ノックNo.89】

モシュコフスキー1 サムネイル写真100-.jpg

音楽家とか画家とか文豪とか、
(よくあるイメージだけでなく実際もですが)
いわゆるゲイジュツカが生活に困るのは
古今東西、今も昔も変わらないようで。

後に著名な演奏家兼教育家兼作曲家となる、
ポーランド人作曲家、モシュコフスキーも
若かりし頃はご多分に漏れず、
お金に困っておりました。

17歳の頃、金欠に喘ぐモシュコフスキーは
親しい友人シャルヴェンカにお金を借りようと
彼のもとを訪れました。

するとシャルヴェンカくん、なんと優雅に
パイプをふかしているではありませんか。

たかる気満々のモシュコフスキー氏、
自分も煙草を吸わせてもらおうと
パイプを借ります。

ところがシャルヴェンカ、
パイプはあるが煙草の葉は無い、
というではありませんか。

モ「え?じゃ君が今吸ってたのは何?!」

シ「そこの破けたソファーの中の詰め物の草、さ。」

モ「・・・・・。」

それほど困窮している男から
金を借りることは出来ない
判断したモシュコフスキー。
何も言わずに黙って家に帰り、
作曲をしてお金を稼ぐことにしました。

(なんで初めからそうしなかったのよ)

テーブルにつき、
過去に作曲のアイデアを書き留めた
スケッチブックを広げると、
ふと、そこにあった
スペイン風のモチーフが目に留まりました。

そうだ、これだ!

数日で書き上げ、出版社に持ち込み、
無事、日の目を見ることになった…

のがこの「スペイン舞曲集 作品12」
なのでした。。

モシュコフスキー本人曰く、

「スペイン舞曲集は良く売れ、
版を重ね、編曲もされた。
この曲集のおかげで私は音楽界に
名を知られるようになった。
だが、そもそもの発端は、
友人のシャルヴェンカが煙草を持っておらず、
私に貸すお金が無かったから、なのだ」

いや、それを言ったら、元も子も・・・笑
必要は発明の母、ってこと、なんですかね。





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2020年06月10日

知ってて知らない

フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン
【Youtube100本ノックNo.88】

フライミー サムネイル写真100- .jpg

1954年にバート・ハワードが作曲し、
ニューヨークのキャバレーで初披露された
フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン。
日本語訳だと「私を月に連れて行って」

当初は3/4拍子だったそうですね。

1962年にジョー・ハーネルという方の
ボサノヴァ風の編曲をフランク・シナトラがカバーして
爆発的なヒットとなったのだそうです。

シナトラが歌った当時、アメリカは有人宇宙飛行計画、
いわゆるアポロ計画の真っ最中で、
シナトラの歌うこの曲の録音は、
アポロ10号、11号にも積み込まれ、
人類が月に持ち込んだ最初の曲、とも
言われているのだとか。

(ま、正しくは、月面着陸した宇宙船に
持ち込まれた、のでしょうけども。笑)

日本でも色んな方がカバーされていて、
CMやドラマでも使われているようですね。

最近ではテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の
エンディングでも使用されて認知度を上げたのだとか。

どこで聞いたことがあったのかも覚えてないけど、
タイトルも知らないけど、
メロディを聞いたら知ってる曲って
結構あるじゃありませんか。

この曲もそんな一つ・・・じゃありません?
私たちはそうでした。笑

手持ちの楽譜に入っていたこの曲の
タイトルを見ても全然ピンと来なくてですね。

なにこれ、どんな曲〜?

と言いながら楽譜を見て弾いてみて、
大変分かりやすく、

ああ!これか!

って。。

知ってて知らない名曲ってことで・・・笑








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2020年06月09日

1002番目にいかがでしょ?

ア・ホールニューワールド〜映画『アラジン』より
【Youtube100本ノックNo.87

アラジン サムネイル写真100-.png

ヒット映画を連発し、
ディズニー・ルネサンス期と呼ばれる時期、
1992年の映画『アラジン』の劇中歌。

アラン・メンケン作曲、ティム・ライス作詞の
世界的大ヒットバラードですね。

アカデミー賞歌曲賞、グラミー賞最優秀楽曲賞、
さらにアメリカ総合チャート首位を獲得した
ディズニー史上唯一の曲でもあり、
日本でも日本ゴールドディスク大賞
グランプリシングル賞を受賞しているのだとか。

もっともこの手の話題に疎い筆者は
なんか、凄そう…という程度にしか
理解できてませんが。笑

映画の主人公アラジンが、アリという王子に変装し、
王宮からジャスミン姫と共に

「一緒に広い世界を見に行こう」と

魔法のじゅうたんに乗って世界中を旅する場面で
アラジンとジャスミンが歌うんですよね。

私もこの映画を映画館まで観に行きまして、
歌詞が書いてあるパンフレットを買い込み、
一生懸命歌って覚えたものです。

なのでアラジン役もジャスミン役も、
どっちの歌詞も未だに歌える。笑

元になっている千夜一夜物語も、子供の時、
ハードブックの重たい本をこれまた一生懸命
ワクワクしながら繰り返し、何度も読みました。

千夜一夜物語って、実際1001個のお話が
あるんだそうですね。

私が読んだのは子供の時、という事は恐らく
子供用に編纂された児童書だったはずだから、
1001個のお話全部を読んで・・・ないでしょうね。

今度大人用(?)を読み返してみようかな。




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2020年06月08日

ちがう、そうじやない

ララルー【Youtube100本ノックNo.86

ララルー サムネイル写真100-.png

【ララルー】はディズニー映画『わんわん物語』
の歌として有名ですね。

わんわん物語と言えば、私たちにとっては
映画ではなく絵本でした。

昔、我が家にはアルバムサイズほどの
大きなディズニーの絵本が何冊かありました。
そのうちの1冊が『わんわん物語』だったんですね。

私はまだ平仮名がいくつか読めたかどうか、
ぐらいの年齢でしたが、その絵本があったこと、
そしてお話しは良く知らないけど犬の絵が
とても可愛くて、好き好んで眺めていたこと、
を良く覚えています。

この絵本を昔、姉は、よく
祖母に読み聞かせて貰っていました。
明治生まれの祖母は根気よく何度でも
姉のために読んでくれたそうですが、
なにしろ明治生まれですから、カタカナの読み方が
どうも少々おかしい。

ヒロイン「レディーちゃん」を「れでいちゃん」
と読むのだそうです。

姉も知恵がついてきて(?)いますから

「ちがうよ、『レディー』ちゃんだってば!」

と何度も訂正するのですが、
何度言ってもどうしても
「れでいちゃん」のままだったのだそう。

祖母の存命中にディズニーの話を詳しくしたことは
私はありませんが、きっと彼女なら

でずにーらんど、

と呼んだでしょうね。
おばあちゃん、ちょっと可愛い・・・笑

そんな懐かしい思い出の、わんわん物語から
『ララルー』です。






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2020年06月07日

イメージの裏切り・・・?

山の魔王の宮殿にて〜ペール・ギュント組曲より
【Youtube100本ノックNo.85

山の魔王 サムネイル写真100-.jpg

2歳の時から横浜育ち、

たとえ横浜港のシンボル『横浜三塔』
(キングの塔(神奈川県庁本庁舎)
 クイーンの塔(横浜税関)
 ジャックの塔(横浜市開港記念会館)
のどれがどの建物か覚えられずとも、

たとえ氷川丸と日本丸のどっちがどっちか
自信を持って答えられずとも
(氷川丸(山下公園)
 日本丸(みなとみらい21地区))

たとえ大桟橋も中華街も赤レンガ倉庫も
迷子にならずまっすぐ辿り着けたためしがなかろうと、

ワタクシ、自称、ハマっ子、なんですが。

我が家は、うちの家族以外、親戚一同、一族郎党、
全員が関西圏に在住、という、
実は中身が関西人なんですよね。

そんなわけで、子供の時の私は
野球が好きだった父の影響で、野球中継を
結構よくテレビで観ていましたが、
当然のように、阪神タイガースを応援し、
春夏の甲子園を見ても、関東圏よりは関西圏の学校を
つい応援しておりました。

それでも全然、かけらも、知りませんでした。
本日演奏のグリーグ作曲、ペール・ギュント組曲の
【山の魔王の宮殿にて】という曲の一部を原曲としたものが
阪神タイガースの応援ソングとして使われてたなんて!

Wikipediaに書いてあったんですけど、本当ですか?
なんかイメージが・・・結びつかない。。

どなたか詳しくご存知の方、いらっしゃいましたら
詳しい経緯を是非教えて下さい(笑)

そんなわけで、六甲おろし、じゃなかった、
山の魔王の宮殿にて、です。





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2020年06月06日

人生いろいろ、ありますよね、そりゃ

アメージンググレース
【Youtube100本ノックNo.84
アメージング サムネイル写真100-.png

日本では結婚式でお馴染みとなっているこの曲。
イギリスの牧師ジョン・ニュートンが作詞しました。

実はこのニュートン氏、若かりし頃、
黒人奴隷貿易を携わっており、当時の白人の常識通り、
平然と、なんとも思わず、黒人奴隷を劣悪な環境に置き、
家畜以下、モノのような扱いをしていました。

ところが22歳の時、輸送船の浸水転覆寸前の事故に遭遇、
死に物狂いで神に祈って助かった、という経緯から
キリスト教の精神に目覚め、
同時に奴隷に対する同情を覚えるようになり、
その後船の仕事から降り、牧師として再出発することになります。

過去の過ち(奴隷貿易)への悔恨と、
そんな自分の罪をも許し、救ってくださった
神の恩恵への感謝を込めて作ったのが
このアメージンググレース、なのだとか。

なのでアメリカでは追悼式やお葬式で
歌われるイメージのようですね。

どちらにせよ、
力強く上を向きたくなるようなメロディーが
心を打つ名曲だと思います。

Amazing grace!(how sweet the sound)
That saved a wretch like me!
I once was lost but now I am found
Was blind, but now I see.

驚くべき恵み(なんと甘美な響きよ)
私のように悲惨な者を救って下さった。
かつては迷ったが、今は見つけられ、
かつては盲目であったが、今は見える。

(Wikipediaより)





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2020年06月05日

カッコいいとはこういう事・・・だよね?

宇宙戦艦ヤマト
【Youtube100本ノックNo.83
ヤマト サムネイル写真100-83.png
私、観ていた記憶は無いんですけどね、ヤマトのアニメ。
なのになぜか、歌えるんです、この歌。
それも歌詞付きで。
なぜ?笑

恐らく再放送とかをチラ見したせいだと思うんですが、
あらすじも全然分かっていないくせに、
なぜか主人公、古代進の声優さんが
あらゆる声優さんの中で最も好きな富山敬さんだった、
という事は知ってるんですよね。
だから、なぜってば??笑

宇宙戦艦ヤマトって、漫画家の松本零士さんの
作品だとばっかり思ってましたら違うんですね。
もともと企画があったところにデザインのスタッフとして
後から参加されたんだそう。
今回調べてちょっと驚きの発見でした。

ちなみに戦艦ヤマトの絵は有名だと思いますが
この戦艦のイメージ図、
最初は日露戦争時代の戦艦「三笠」だったのだそうですが、
やがて「長門」という、第二次大戦終戦時に唯一残った戦艦
(戦後アメリカ軍に接収され核実験に使用され沈没)
に変更され、しかし長門ではマイナー過ぎるということで
戦艦「大和」に再変更された、
という長ったらしい経緯があったのだとか。

Wikipediaで写真を見比べてみましたが・・・
私にはその違いが全然分かりませんでした(笑)

そういや、ハマっ子のくせに横浜港に停泊している
日本丸と氷川丸もどっちがどっちだか分からないからなぁ。。

そんなわけで、戦艦三笠より格好いいハズで、
戦艦長門よりメジャーな型の
宇宙戦艦ヤマト、ド派手編曲の連弾版をお楽しみください。






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2020年06月04日

引き寄せの法則

いつか王子様が【Youtube100本ノックNo.82
いつか王子様 サムネイル写真100-82.png

1937年の映画『白雪姫』は、
ディズニーの長編映画第1作目であり、
世界初のカラー長編アニメ映画でもあります。

主人公の白雪姫が歌う「いつか王子様が」も
ディズニー映画の代表曲の一つであり、
アメリカ映画史上の名曲100選にも選ばれているとか。

この歌を歌ったのはアドリアナ・カセロッティ。
全然知られていないと思いますが、それもそのはず。
彼女はこの白雪姫以、ほとんど
活動をしていないのだとか。

ウォルト・ディズニーが白雪姫役の声優さんを
探すのに大苦戦していた時、
知り合いの声楽の先生に、良い歌手を紹介してもらおうと
電話連絡をしました。

その電話に出て応対したのが、カセロッティ嬢、御年21歳。
その声楽の先生の助手をしていたんだそうです。

彼女の声を聞いた瞬間、ディズニーは
「これこそ白雪姫の声だ!」と直観。
口説き落として出演に至った、のだそうです。

運命ですねぇ。

やはり、一目見ただけで王子様を惚れさせてしまう
白雪姫を演じる人、というのは
何かそういう引き寄せの法則をもっているのでしょうか。


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2020年06月03日

もたらしたものは大きかった・・・らしい

バレエ〜小組曲より
【Youtube100本ノックNo.81

ドビュッシー4 サムネイル写真100-81.jpg

バレエの起源は、中世ルネッサンス時代の
イタリアなんだそうです。
西暦で言うと、1400年代ぐらいでしょうか。

当時の宮廷で余興として詩の朗読、演劇などが
演じられていましたが、その一部として
バロという名のダンスが誕生したのだとか。

私はバレエ=ルイ14世のイメージが強くて、
てっきりフランス起源だと思っていました。

イタリアからフランスへ、
バレエ(の原型)がもたらされたのは1533年、
フィレンツェからアンリ2世のもと
カトリーヌ・ド・メディシスが嫁いだ時なのだそうです。

カトリーヌ・ド・メディシスという人は、フランスに
色んなものをもたらした、と言われていますね。

フィレンツェ料理を持ち込んでそれが
現在のフランス料理の原型になった、とか
他にもフォーク、食器、食事作法、ソース、
アイスクリーム、フロランタン、シュークリーム、香水・・・

事実ならものすごい功績なんですが、最近の研究では、
彼女がもたらしたという根拠はない、
とも言われているようで、
さて本当のとこはどうなんでしょうか(笑)

カトリーヌ・ド・メディシスというと、
歴史で習ったので、当然その名を知っていましたが、
改めて大いに関心を持ったのは、
フランスのガイドブックに載っていた、
シュノンソー城というお城の解説を読んだ時でした。

このお城をめぐって、アンリ2世妃カトリーヌと
アンリ2世最愛の愛人ディアンヌ・ド・ポワチエが
激しい争いを繰り広げた・・・云々、
という記述があり、どんな争いなのかを知りたくて、
ある夜、Wikipediaを一生懸命調べ始め、
すっかり面白くなってあっちこっちと
ネットサーフィンを繰り返していたら、
気づいたら夜が明けていた、という懐かしい記憶が(笑)

さて、フランス宮廷にもたらされたバレエは
ルイ14世時代にダンスとして体系化され、
宮廷から劇場へ、
衣装もチュチュやトゥシューズの発展、
など、様々な経緯を経て、
ドビュッシーの時代、すなわち1900年前後には
現在のバレエに近いものになっていたようです。

そんなわけで、ドビュッシー作曲の小組曲、
ラストを飾る第4曲「バレエ」です。

動画はこちら▶▶▶


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2020年06月02日

想定外の新発見

愛の賛歌【Youtube100本ノックNo.80

愛の賛歌 サムネイル写真100-80.png

フランスの国民的歌手で、シャンソンの女王と呼ばれた、
エディット・ピアフの代表曲として有名な愛の賛歌。

日本でも様々な訳詞が出され、
色んな歌手の方がカバーしていらっしゃいますね。

私のこの曲の一番の印象は、というと
ソチオリンピックの時にフィギュアスケート選手の
鈴木明子さんが、ショートプログラムで
この曲を使っていらっしゃって、
その、まさに音楽を体現したかのような彼女の演技が
とっても素敵で大好きだったのを今でもよく覚えています。

ちなみにあのソチオリンピックのフィギュアスケートでは、
羽生結弦氏が金メダルをとったプログラムの曲も、
浅田真央譲の涙の入賞フリープログラムで滑っていた
ラフマニノフの協奏曲第2番の第1楽章も、
それぞれ好きだったし感動したけど、
個人的にはそれよりも、鈴木明子さんの
愛の賛歌のプログラムの方が、好きだったんですよね〜

あれ以来この曲を聞くと、
なんとなく涙腺を刺激されちゃう癖でもついたようで、
実をいうと今回も弾きながら、涙が・・・

いや、出はしませんでしたけれども(笑)

でも鼻の奥やら喉の奥やらに、何かを迫るものを
弾くたびに感じたような気がしてたんです。

鈴木さんの演技に感動してからもう何年も経ってるのに、
私って間違っても涙もろいタイプじゃないハズなのに、

どうした、私?!

と思ってました。

でもって撮影が終わってから、
エディット・ピアフご本人の歌声の動画を発見しましてね
(便利な世の中ですね。
もっとも、撮影の前に聴いときなさいよ、と自分で自分に
突っ込みましたが。。笑)
拝見したんですけれども、
やっぱりなんとな〜く涙腺への刺激を感じたんです。

今まで全然気づかなかったし、
どっちかと言ったらこの曲、大して気にも留めてなかったけど
要するに、私はどうやら、この曲が、
とてつもなく好き、だったらしい。。
新発見でした(笑)

そんなわけで、愛の賛歌、ピアノ連弾版です。

動画はこちら▶▶▶




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2020年06月01日

説明なしでも大丈夫

結婚行進曲〜メンデルスゾーン
【Youtube100本ノックNo.79
結婚 メンデルスゾーン サムネイル写真100-79.png
タイトルもメロディも、説明の必要・・・
多分いりませんよね(笑)

ザ・結婚式なこの曲は、ドイツの作曲家
フェリックス・メンデルスゾーンがわずか17歳の時に、
姉ファニーとの連弾を楽しむために作曲しました。

余り知られていませんが、メンデルスゾーンのお姉さん
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼルも
大変才能のある音楽家で、
ピアニストとしても活動しましたし、
作曲家としても作品も残しているんですよね。

お姉さんの連弾曲も素朴で親しみやすく、
とても素敵な曲ですので、いつか挑戦・・・
出来たら良いのになぁ・・・

と思って早数年。。
さて・・・?笑

さ、気を取り直して(?)。

こちらの行進曲は結婚式で演奏されることが多いので、
もしかしたらオルガンやオーケストラでの演奏の方が
イメージが強いと思いますが、
ピアノ連弾曲としての方がオリジナルなんですね。

シェークスピアの喜劇『真夏の夜の夢』が
元になっているため、
軽やかで華やか、そして最後は
完全なるハッピーエンドを迎えるという、
まさに結婚式にふさわしい曲と言えるでしょう。

最初にこの曲が結婚式で演奏されたのは
1847年の6月、メンデルスゾーン存命中の
イングランドの聖ペトロ教会でした。

その後1858年に、メンデルスゾーンを気に入っていた
イギリスのヴィクトリア女王の、
娘とプロイセン王の結婚式で演奏され、
人気を博したのだそうです。

日本でもワーグナーの結婚行進曲と並んで
結婚式の定番曲ですね。

もっとも、最近の結婚式では、”定番過ぎ”を
避けるために、これ以外の曲を選ばれる方も
結構いらっしゃるようですが。笑





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