2020年06月15日

オールウェイズ・カレーニナ

ヴォカリーズ〜ラフマニノフ
【Youtube100本ノックNo.93
ヴォカリーズ サムネイル写真100-93.jpg

ロシアの作曲家、セルゲイ・ラフマニノフ、
彼の最も有名な作品は、ピアノ協奏曲第2番
と言ってよいでしょう。

ソチオリンピックの時、フィギュアスケートの
浅田真央ちゃんの涙のフリープログラムで
使用されたことでも有名な曲ですね。

そしておそらく、この協奏曲と並んで
有名と思われるのが、こちらのヴォカリーズ、
ではないでしょうか。

もともとは、ソプラノまたはテノールのための
『14の歌曲集 作品34』の終曲として
出版されている曲でしたが、
ヴォカリーズ=歌詞が無い歌、ですから
母国語(ロシア語)の制約が無かったため、
世界各国でも人気となりました。

さらに、ラフマニノフ自身も編曲していますが、
もともとが歌曲であったことさえ忘れそうなほど
他の楽器へも次々と編曲されていて、
Wikipediaによると

「およそ編曲対象になっていない楽器が
無いのではないかと思わせるほど、
多様な編曲が行われている」

のだそうで。笑

独特の甘〜いメロディーライン、
不協和音寸前の半音階のうねり、
重厚でピアニスティックな伴奏、

どれも、ザ・ラフマニノフと言いたくなる響きです。

ラフマニノフの作品って、
半音階のうねうねした響きが多いんですよね。

すっきり、ぱっきり、明るく、軽やか・・・
等々の言葉と縁のある曲がほとんどなくてですね、
例え「ロマンス」というタイトルがついていても

恋の喜びよりは苦悩、
ラブラブよりは不倫のドロドロ、

を思い起こさせることの方が
圧倒的に多い気がするのです。

我々もスイス時代にラフマニノフの「ロマンス」を
演奏したことがあるのですが、
案の定(?)のドロドロうねうねなロマンスだったもので、
姉が我らが師匠に

「ラフマニノフの恋愛って絶対
いつだって、アンナ・カレーニナみたいな
ドロドロ不倫劇ばっかりだったっぽくない?」

と申しましたら、師匠(ドイツ人)、
大爆笑しながら同意してくれました。

ほらっ、やっぱり、
この感想は万国共通なんですよ、きっと!







posted by Duo A&K at 19:00| Comment(0) | Youtube100本ノック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする