2021年01月23日

保守的な変わり者

【サタデーナイトデュオ No.26】

サタデーナイトデュオ 26.jpg

今日は皆様から頂いたリクエスト曲の中から、
サミュエル・バーバーというアメリカの作曲家の
「スーヴェニール(思い出)」という
ピアノ連弾曲集の
第1番ワルツを演奏いたします。

バーバーって誰?

と思われた方、多分結構いらっしゃいますよね?
私もこの方を知ったのはだいぶ最近です。

1910年生まれ(1981年没)のこの方は
もちろん時代的には現代作曲家に分類される方ですが、
それほど前衛的な作曲をされる方ではないようです。

ちょっと不思議な響きではありますが、透明感があって、
わりとロマンティックで聴きやすい曲を
多く書かれた方のようです。

現代作曲家って、ま、たまに、ですけれども、
曲を聴いたときに

・・・これって、何をどう理解すればいいの・・・?

ってなる曲、あるじゃないですか。

ピアニストはいっさい音を出さずにピアノの前に座るだけで、
観客のざわめきとか、会場の音とか、を音楽と称する曲、とか
(ジョン・ケージの「4分33秒」ってやつです。
 勇気が無いからなかなか出来ないけど、
 一回コンサートでやってみたいと密かに思っている。笑)

私が見た中で一番だったのは、

ヴァイオリニストが
ギュイッ・・・・キィ〜〜・・・ジャジャ〜ン・・・・ポンッ・・・
とやった後に突然何かを見たように後ろを振り返って
舞台からドアをバタンと閉めて出て行っちゃう・・・・
なんだ?なんだ?
とお客さんがざわめいていたら会場後方から、また
ギュイッ・・・・キュイ〜ン・・・カンカンカン・・・
とやりながら舞台に戻ってきて、舞台中央で、極弱音で
キィ〜〜〜〜・・・・・・・・・(シーン・・・・)

でお辞儀された時でした。

え?これ、今、拍手していいんだよね・・・?

というお客さんの反応もさりながら、
一体この作曲家は何を伝えたかったのか、
そしてこのヴァイオリニストも、一体これで何をしたかったのか、
今もって心の底から尋ねてみたいと思う、謎曲でしたが。

今日の曲はそんなにヘンテコな曲では全然なく、
ちょっと変わったメロディーが
古典的なワルツのリズムに乗って進行していく、
聞きやすい現代音楽ではないかと思います。

いかがでしょうか?

posted by Duo A&K at 20:00| Comment(2) | Youtubeサタデーナイトデュオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする