2021年04月17日

さかのぼりの色気

【サタデーナイトデュオ No.38】

サタデーナイトデュオ No.38.古畑任三郎.png

本日はテレビドラマ「古畑任三郎」の
メインテーマをお聴き頂きます。

1994年に放送が開始されてから2008年まで、
スペシャルやスピンオフドラマなども挟んで続いていた
人気刑事ドラマですが、皆さん覚えておいででしょうか?

このドラマは通常のサスペンスドラマと違って、
物語の前半で犯人の犯行場面を見せ、
事件が発覚した後登場する刑事の古畑任三郎が
犯人とのやり取りから容疑を固め、
その犯罪を暴いていく、
つまり、「犯人が誰か」ではなく、
「犯人をどうやって追い詰めるか」が見どころとなる、
いわゆる「倒叙(時間をさかのぼる)もの」
と呼ばれる手法でも話題となっていました。

ちなみにこの倒叙ものという見せ方は、
アメリカのサスペンス映画
「刑事コロンボ」で有名ですね。

この古畑任三郎というドラマは、
倒叙手法ゆえ、大物俳優も犯罪者役として
迎えることが出来たそうです。
そういえば、当時の当代人気俳優さんたちや
当時現役大リーガーだったイチローさんなんかも
犯人役で出てましたね。

主人公古畑任三郎役の田村正和さん、
ワタクシ実は大好きでして。

「眠狂四郎」とか
「パパはニュースキャスター」とか
(古いよ・・・汗)
一生懸命観てたんです。
古畑も確かほとんど観ているような気がします。うん。

あの独特の色気が、良いんですよね〜♪

そしてこのドラマは本間勇輔さん作曲のメインテーマも
印象的な出だしからドラマに対するワクワクを
誘ってきて、とっても印象に残る曲でした。

曲を聴いたらついタイムスリップしちゃう
懐かしのテレビドラマってありますよね。
ああ、また古畑、観たくなっちゃったなぁ。。
どこかで再放送やってないかな。





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2021年04月10日

だって春だもの

【サタデーナイトデュオ No.37】

サタデーナイトデュオ No.37.jpg

本日はフェリックス・メンデルスゾーン
春の歌」をお聴き頂きます。

メンデルスゾーンってね、私の中ではしみじみと
幸せな人、というイメージなんですよ。

おじいさんは哲学者、お父さんは銀行家、
お姉さんも弟に負けない天才音楽家。
お母さんに音楽の手ほどきを受けたご自分も
才能にあふれる神童として10代から大活躍。
音楽への造詣が深い両親、親戚に恵まれ、
幼少期から経済的にも何不自由ない生活を送り、
美人の奥さんを貰って5人の子供にも囲まれ・・・

もちろん、そんな幸せ一辺倒の人だったわけはなく、
その38年の生涯には色々あったでしょう。
でも彼の音楽を聴くと、その底辺にいつも
得も言われぬ「幸せな響き」が
流れているような気がするんです。
たとえその曲が短調の暗い色調であったとしても。

今日お聴き頂く「春の歌」なんて、
そんな幸せな響きの典型ではないでしょうか。

春の歌はメンデルスゾーンの
ライフワーク的存在であったピアノ曲集
「無言歌集」のうちの1曲です。

無言歌、すなわち、歌詞の無い歌。
歌詞は無いけど、曲、というより歌だよね、
と思ったのかどうか、無言歌の名付け親は
姉のファニーだそうですが。

ヨーロッパの寒く厳しい鉛色の冬を抜けて、
待ち望んだ春が、ようやく訪れた喜び。
その、言葉にしきれない嬉しさは
きっとどこの国にいても同じなのでしょうね。

あまり季節感が無く、
年中同じ野菜たちが並ぶドイツ(語圏)のスーパーが、
春だけはアスパラガス一色になって、
アスパラ専用鍋にアスパラ専用トング、
アスパラ専用皿にアスパラ専用ソース、
レストランのメニューも絶対アスパラガス!
になっちゃうような、独特の高揚感。
(どんな高揚感よ・・・)

私たちが満開の桜を見て、
毎年見ているのにやっぱり今年も、
何とも言えない幸せを感じるように。
(桜とアスパラガスが同じなのか・・・?)

春の幸せな気分が皆様にも伝わりますように。


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2021年04月03日

みいちゃん、もう、来たよ。

【サタデーナイトデュオ No.36】

サタデーナイトデュオ No.36.jpg

本日は松任谷由実さんの「春よ、来い」を
お聴き頂きます。

1994年のNHK朝の連続テレビ小説「春よ、来い」の
主題歌として作られた曲です。

もっともタイトルを初めて聞いたとき、
頭の中で、間違いなく、圧倒的に

は〜るよこい、は〜やくこい、
あ〜るき始めたみいちゃんが〜
あ〜かい鼻緒のジョジョはいて〜
おんもへ出たいと待っている〜

を歌っちゃった人の方が
多かったんじゃないでしょうか。笑

朝ドラの内容は、確か、
脚本家、橋田寿賀子さんの自伝的なお話
だったように記憶しています。
前半、安田成美さんと後半、中田喜子さんという
2人の女優さんが主演なさったんですよね。

当時安田成美さんの突如の降板劇が話題になって
ワイドショーなんかでも盛り上がっていました。
なつかしいなぁ。(何が?)

優しいユーミンさんの歌声や
穏やかだけど少し物悲しいメロディーの印象が
強かったんですが、
歌詞もとても美しい文語体の歌詞なんですね。

と思ったら、中学生の国語の教科書にも
掲載されているそうですね。
うん、載せたい気持ちは分かるなあ。

そして安直にタイトルだけ見て、
春よ来い、なんて季節的にピッタリじゃ〜ん、
と思って4月に演奏しちゃいましたが、
よく読んでみたらこれ、実は、「遠き春」を
しのんだ歌だったんですね。

「まだ見ぬ春」とか「沈丁花」とか、
ちゃんと歌詞を読みなさいよ、私たち。。。
(ごめんなさい)

♪淡き光立つ 俄雨
いとし面影の沈丁花
溢るる涙の蕾から
ひとつ ひとつ香り始める
それは それは 空を越えて
やがて やがて 迎えに来る
春よ 遠き春よ 
瞼閉じればそこに
愛をくれし君の 
なつかしき声がする♪

春、もう完全に来ちゃったねぇ、みいちゃん(汗)






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