2009年02月28日

学校の先生とポルノ鑑賞?!

先日、プレミエ(新演出)として上演が開始されて以来、
新聞、テレビ等、メディアで話題沸騰の
ストラヴィンスキー
作曲

レイクス・プログレス
(道楽ものの成り行き)
」。

ただし、どうも悪い意味で注目を集めているらしい。

同じ演出がウィーンで上演されたときは、何と、

18歳以下入場お断り!爆弾

の発禁処分を受けたイワクツキのしろもの。
主人公が快楽におぼれて堕落していく設定ではあるけれど、
あまりにも過激な描写が

「ゲイジュツかポルノか」どんっ(衝撃)

とチャタレイ夫人なみの議論を呼んでいるらしい。
スイスのある新聞によると、
青少年性教育委員会みたいなところ(たぶん)のボスは

「何たる破廉恥!こんなものを若い子にも解禁するなんて
教育に対する冒涜だ!」
むかっ(怒り)

と怒り心頭のご様子。
対してチューリッヒ歌劇場支配人のペレイラ氏

「これはあくまで『芸術表現』であって、
芸術を子供に禁じるなんて、くだらない」
パンチ

と応じたという。
オペラ好きのみならず、一般紙でまでこれほど話題になると、
見てみたくなるのが人情というもの。というわけで、
早速行ってきました。目

通常オペラの会場は夫婦か、恋人か、
とにかく男女のカップルが一番多い。
しかし、今回は何故か男同士のペアがやたらと目立つ。たらーっ(汗)

君らいったい何を期待しているのかね?たらーっ(汗)

こんな中にアジア人の女が一人で座ってると、とにかく目立つふらふら
折しも隣の席が空いていて、
一人ポツネン、が強調されていていやだあ!
と思った矢先、隣にスイス人ご夫婦が遅れて来てくれました。

やれやれ、よかった!・・・と思いきや!
なんとお隣のご夫婦は顔見知りの大学教授!

「やあ、こんにちは。元気?」

なんてノンキな会話を交わしたい演目じゃないんだが。。

さてさて。
幕が開くといきなりヒロインのアンが、
ブラジャーに脱げかけたスカートという格好で、
主人公トムに馬乗りになってのラブシーン。

ま、ね。

でもこの程度の露出は結構他でもあるけど、
何でいまさら話題に・・・?

いったん幕が閉じて第1幕、第2場。
主人公トムは悪魔に誘惑され、女郎部屋での
快楽の世界に没頭してしまう
・・・という場面。

そして幕が開くと・・・

な・・・なんじゃ、こりゃ???!!!がく〜(落胆した顔)たらーっ(汗)

10数人の「完全に全裸」の男女が、
舞台上を所狭しと散らばっての乱交シーン。

目のやり場に困るとか(困ったけど)、目を覆うとか(覆ったけど)
いう次元を完全に超えている・・・。厭らしい、というよりは、

「俳優さんも歌手さんも、タイヘンなお仕事なんだなあ・・・・。」猫

としみじみ。だけど間違いなく場内全体はノケゾッテいた・・・。

しかも私の横には教授。。
嗚呼、学校の先生とポルノを観ちまったあ・・・。

結局このまま堕落し続けた主人公は破産し、発狂し、
恋人の顔さえ分からなくなって、
最後には死んでしまう・・・・。という何ともしょうもない話。

話がこの調子だから、演出に何がしかの
刺激が欲しかったのかもしれないが、
ここまでエゲツナイものにする必要があったのか・・・
と言われると、かなりナゾだった。

意図はわかるけど、意味が分からない。
なんとも不思議な、ただし強烈な印象を残した舞台でした。




posted by Duo A&K at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | その他・オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
このおぺらの噂は耳にしていたのですが、見に行けずじまいでした。残念!そんなスゴイ舞台なら、冥土の土産に一度見てみたいものですが、DVD出ないんでしょうか??
Posted by 匿名希望 at 2009年10月07日 04:40
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