2009年10月08日

スワンな涙

復活しました、オペラハウス通い手(チョキ)

本日、フェドセイエフのロシア大作戦、第一段、
チャイコフスキーのバレエ「白鳥の湖」を見て参りました目

現在は間違って(?)ピアノ弾きになってしまいましたが、
ワタクシ、昔の夢がバレリーナだったもので、子供のころからよく
バレエを観にいったり、映像で観たりしていたものでした。

ヌレエフとかプリセツカヤとか森下洋子さんとか熊川哲也さんとか
アナニアシヴィリ草刈民代さんに・・・・。

チューリッヒに来てからはオペラばっかり見ていたので、
実は今日「オペラハウスでバレエを観る」のは初体験で、
とても期待してまいりました。

しかし

大変オコガマシイのですが、
本日の正直な感想

「こんな下手くそなバレエ団って、
見たこと、ないゾ」
むかっ(怒り)パンチ

白鳥の湖というのはですね、
コールドバレエ、すなわち群舞の方々が、
(つまり、オペラで言うところの合唱に当たる方たちですかね)
ソリスト並みに重要なんです。

その群舞さんたちがですね、とんでもなく下手くなんですどんっ(衝撃)

竹棒でも入ってるのか?というぐらい背中が固いし、
群舞の命(?)であるはずのラインも隊形もズレまくっているし、
頭はぐらつくわ、
回転軸もブレるわ、
足先が伸びてないわ・・・

あれは、どう見たって、お風呂に浮かんだア・ヒ・ル足

腕の動きも繊細さが全然ないので、
優雅な白鳥さんたち、に全然見えないんです。

頑張っても、イソギンチャク、か、
ススキの穂、といったところたらーっ(汗)

パドブレと言って、つま先立ちで細かく、
地団太を踏むような動作(すごい描写わーい(嬉しい顔))をするところも
本当にズドンズドンと「地団太踏んでる」ように見えるんです。たらーっ(汗)

あの有名な「4羽の白鳥」も
グランディーバ・バレエ団のギャグか?
と思ってしまいました・・・ふらふら

いや〜、正直、ビックリしました。
ひどいことばっかり書いてますけど、
このオペラハウスのオペラ水準から考えて、
この出来とは、思わなかったもので・・・。

おまけに大いに期待したフェドセーエフが残念ながら、
キレが悪くて、冴えてなかったんですよね。
バレエ団の動きを見て、やる気、なくしちゃったんでしょうか。

唯一の注目どころはオーケストラのソロるんるん

王子様がオデット(白鳥のお姫様、ヒロインです)を口説くところで
ヴァイオリンとチェロのソリストが掛け合いをするんですが、
これは見事でしたぴかぴか(新しい)
その後出てきたヴィオラのソロも大変素晴らしかったですexclamation

バレエを観に行ったくせに、舞台の上よりオーケストラに
目が行ってしまうなんてことがあるとは、予想だにしませんでしたが
あの、特にチェロのソリストの方には、
救われたような気がしました猫

本当に今日は色々な意味で涙が出そうもうやだ〜(悲しい顔)でしたが、
やっぱりオペラハウスでは「オペラ」を観るべきなんですね。

反省・・・(?)。
posted by Duo A&K at 09:00| Comment(1) | TrackBack(0) | バレエ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして、モアイ♪です(^^♪
よろしくお願いします<(_ _)>

ペラがお好きなのですか?
私もオペラに興味があるのですが、
オペラに詳しい方がいないので、
なかなか…

オペラハウスでバレエを
見てきたんですか…
にしても最悪でしたね(・_・;)
…。。

今日は応援して帰りマス(ポチっ)
Posted by モアイ♪ at 2009年10月09日 21:50
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