大体の話は知ってるし、
ゆっくり調べたことなんてありませんでしたけど、
考えてみたらかなり?な話です。

ウィキペディアのあらすじによると、序奏部分で、いきなり
オデット姫が花畑で花を摘んでいると
悪魔ロッドバルトが現れ白鳥に変えてしまう。
とか。
お、おとぎ話って、こういう始まり方をしていいものでしょうか??
大体なんで、また、花を摘んでるだけで、
いきなり魔法をかけられるんです?
しかもなぜ、また白鳥?
(まあ鳩ポッポじゃ絵にならな過ぎでしょうが・・・)
そして第一幕。
ジークフリート王子の21歳の誕生日。
王子の友人が祝福の踊りを踊っている。
そこへ王子の母が現われ、明日の王宮の舞踏会で
花嫁を選ぶように、と言う。
まだ結婚したくない王子は物思いにふけり、
友人達と共に白鳥が住む湖へ狩りに向かう。
このお話には王子様と母上、つまり「王妃様」だけが登場し、
「王妃様」が王子様に、結婚相手を探すように命じるのですが、
ということは、この国、「国王」はいないんでしょうかね?
だって普通そういう大事なことって国王陛下が決めるでしょうに。
続いて第2幕
白鳥たちが泳いでいるところへ月の光が出ると、
たちまち娘たちの姿に変わっていった。
その中でひときわ美しいオデット姫に王子は惹きつけられる。
彼女は夜だけ人間の姿に戻ることができ、
この呪いを解くただ一つの方法は、
まだ誰も愛したことのない男性に愛を誓ってもらうこと。
それを知った王子は明日の舞踏会に来るようオデットに言う。
しかし悪魔さんもどうしてまた、昼間だけ白鳥で、夜は人間に戻れる、
なんぞという複雑怪奇な魔法をかけたんでしょうかね?
夜だけ人間に戻したってことは、もしや・・・え??
(大人な想像しすぎ??

お次は第3幕
王宮の舞踏会で世界各国の花嫁候補の姫君達が
踊りを繰り広げているところへ、
白鳥オデット姫にそっくりな、悪魔ロットバルトの娘オディールが現われる。
そっくりに見えたのは実は悪魔の魔法のせいだったが、
そうとは知らずに王子は彼女を花嫁として選んでしまう。
その様子を見ていたオデットの仲間の白鳥は、
王子の裏切りをオデットに伝えるため走り去る。
悪魔に騙されたことに気づいた王子は嘆き、急いでオデットのもとへ向かう。
唯一この幕のみに登場する悪魔ロットバルトの娘、オディール。
これはワタクシ前々から疑問に思っておりました。
ロットバルトの娘なのは結構ですけど、このオディールちゃん。
母はいったい誰??
それから「花嫁候補」として登場する姫君達。
たいてい各国の踊りを披露する時に男性舞踏手と一緒に踊ります。
もちろん奇数人数で踊るため、明らかにアブレチャッテル姫も、
いるにはんですが、
でも「花嫁候補」の姫君って、普通「花嫁選び」のパーティーに、
「男連れ」では来ませんよね?
最後に第4幕
破られた愛の誓いを嘆くオデットに王子は許しを請う。
そこへ現われた悪魔に王子は跳びかかった。
激しい戦いの末、王子は悪魔を討ち破るが、白鳥たちの呪いは解けない。
絶望した王子とオデットは湖に身を投げて来世で結ばれる。
(版によっては悪魔の死と共に魔法が解ける
ハッピーエンドバージョンもある)
最後の疑問。
パパは死んじゃったけど、オディールはこの後どうなったんだろう?
やっぱり不思議がいっぱいのお話でした・・・。

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