2009年11月05日

我が英雄に死角無し JK追っかけ紀行Part3

観た直後は感動が大き過ぎて、一本の記事には収まりきらず、
用事があって、なかなか続きが書けない間に
観てから一週間以上も経ってしまうと、時間が開き過ぎて
何を書こうとしていたんだか記憶が薄れてくる、
脳みその新陳代謝がよ過ぎる私・・・。たらーっ(汗)

覚えている唯一最大のことは

我がぴかぴか(新しい)ヨーナス・カウフマンぴかぴか(新しい)は、
素晴らしかったexclamation×2

という記憶揺れるハート

ワーグナーのヒーローというと、歴史や神話の
登場人物
とか、
英雄とか貴族とか・・・
大体において、あまり人間らしくないものだ、
イタリアのヴェリズモ・オペラ(市井の人々の日常生活の描写を
多用した歌劇)の反対極だ、と思い込んでいました。
だから音楽は素晴らしいけど、親近感が無く、
重すぎて共感しにくいと・・・。

でもexclamation

ヨーナス・カウフマンが歌うと全然違うんですよね。ひらめき

愛し、悩み、裏切られ、傷つき・・・
そういう人として感情葛藤
紳士ぶった英雄的にではなく、
あくまで等身大人間くさく、伝わってくるのです。

ワーグナーがこれでいいのか?と言われると
私はワグネリアンではないので、よく分かりませんが、
ワーグナーの英雄像に新たな一面を発見ひらめきしたような
新鮮な驚きでしたexclamation

それにこれだけ音楽的に説得力があれば、
なんだっていいではありませんかっexclamation
と思わせる、あの表現力ぴかぴか(新しい)

エルザに裏切られた失恋時のローエングリンの苦しみが
痛いほど伝わってきました・・・ぴかぴか(新しい)
それに最終幕で自分の名前と身分を明かす場面での
あのpp(ピアニッシモ)・・・・exclamation×2
あれは誰にも真似できない、彼だけのワザなんですexclamation×2
本当にシビレますexclamation×2


リート(歌曲)を歌っても、ヴェリズモ・オペラを歌っても、
ワーグナーを歌っても、
音楽の規模の大きさにかかわらず、音楽の繊細さを失わず、
彼独特の色で客席を染め上げていく・・・

いつもカウフマンを聴くたびに思うのです。
あの魅力魔力?)は一体何なんでしょうか・・・。

舞台終了後、すっかり興奮した観客によるカーテンコールが
10分以上も続きました。ひらめき
私はさすがに10分ぐらいで拍手の嵐から抜けてきたので
分かりませんが、もしかしたら、もっと長く、
みなさんパチパチし続けていたのかもしれませんわーい(嬉しい顔)

もっとも私も興奮の余り晩御飯を食べるのを
すっかり忘れていました。。
ホテルに帰って来てから

しまった、お腹がすいていた・・・

ということに気づき、むなしく売れ残りのサンドイッチを
食べたのですが、素晴らしい音楽を聴けたことが嬉しすぎて、
美味しかったかどうかさえ覚えていません。るんるん

とにかく、幸ぴかぴか(新しい)な旅でした揺れるハート

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posted by Duo A&K at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ワーグナー・オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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