2009年11月07日

我が青春に間違いなし! JK追っかけ紀行Part4

スイスに戻ってからこんな記事を見つけましたexclamation
先日、ミュンヘン、バイエルン州立歌劇場で観てきた
ローエングリン」の新聞(雑誌?)評です。

ご覧ください!

Opera News(ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場の雑誌)
の記事です。
日本語訳は私の作なので、かなり怪しい意訳(違訳?たらーっ(汗)
ですが・・・。


Opera News, November 2009
JEFFREY A. LEIPSIC
MUNICH ― Lohengrin (7/12/09) Munich Opera Festival


"With all this in mind, why was the performance unforgettable? Quite simply because tenor Jonas Kaufmann sang a Lohengrin for the ages. Not one minute of his performance was less than extraordinary. His entrance, sung in an exquisite pianissimo, was followed by a stentorian, effulgent, beautifully sung answer to Telramund's accusations. In particular, Kaufmann's Act III was a lesson in Wagnerian vocalism, his vocal palette ranging from lyric to dramatic, his top notes thrilling, his youthful enthusiasm ever-present, his communicative talent spellbinding. Kaufmann was in total command of both his technique and his interpretation every minute. Forget the good old days! Kaufmann can stand comparison with the very best."

「何故この公演が忘れられないのだろうか。答えはごく簡単である。テノール、ヨーナス・カウフマンがローエングリンを歌ったからである。彼のパフォーマンスは一瞬の隙もなく、並はずれて素晴らしかった
 テルラムントの訴えに対して返答する場面の導入部、彼はそこをたぐい稀なるピアニッシモで歌い始め、そこから力強い、光輝くような美しいフォルテにまで広げていった。特にこの第三幕のカウフマンの音色は抒情的な部分から劇的な部分までを色彩豊に表現しきっていた。緊張感あふれる最高音、考え得る限りの若々しい情熱、魔術のような語りかけ、を見せつけてくれたのである。カウフマンの技術と解釈は最初から最後まで完璧であった。
 往年の名歌手をしのぐ、新時代の帝王の登場である。」


黒ハート

ぴかぴか(新しい)ヨーナス・カウフマンぴかぴか(新しい)を聴いて
こういう感想を持つのは私ひとりではないんですよーexclamation揺れるハート

2010年の夏にはバイロイト音楽祭(※)に、
同じ「ローエングリン」役でデビューするカウフマンぴかぴか(新しい)
ますます人気がうなぎ登りグッド(上向き矢印)になること、
間違いないでしょう。。ひらめきわーい(嬉しい顔)

カウフマンはまだ無名の頃、来日していますが、
残念ながら、今後の来日予定は今のところ
私には全然分かっておりません。猫
しかし、これだけ有名になってからだと、来日時には
鳴り物入で紹介されるでしょうね。
チケット取りにくそう・・・。もうやだ〜(悲しい顔)

ちなみに今回のバイエルン歌劇場の「ローエングリン」は
2011年の9〜10月に歌劇場の音楽監督、ケント・ナガノ氏の指揮で
来日することが決定しているようです。
キャストはまだ発表されいていないようですが、
みなさん、チェックしてみてくださいねexclamation


(※)バイロイト音楽祭
ワーグナーが自身の作曲した「ニーベルングの指輪」を
上演するために開設した音楽祭。毎年7〜8月にドイツの
バイロイトで開催される、ワーグナーオペラ専門の音楽祭。
その世界的人気からチケットの入手が最も困難な音楽祭の
一つとされている。(一説によると、チケット入手まで
10年は待たされるとか。たらーっ(汗)

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posted by Duo A&K at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ワーグナー・オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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