2009年11月16日

斬新と勘違いのハザマ・・・?

一度でいいから、
ちゃんとしたキャストがそろった状態で、
普通のオペラ(作曲家の意図を正確に再現したもの)
を観てみたい。

そう思ったこと、ありませんか?

プッチーニの「蝶々夫人」だったんですが。

はっきりと申しましてこれ、私のオペラ史上、
最悪爆弾パンチでした。ちっ(怒った顔)
このオペラ気違いの私が、拍手をせずに帰ってきたのです。失恋

もちろん外人さんの言う、いわゆる
ニッポンんのイメージ」には、いつだって
間違いがたくさんあります。
でもそんな次元を大幅に超越しちゃっていたんです、むかっ(怒り)
残念ながら。

まず、演出の意味が分からないパンチ

いつも最初のうち「なんじゃこりゃ?」と疑問に思っても、
最終的には演出家の意図が
なんとなく見えてくるもの、でした。
説得力ってそういうことですよね?

でもね。

舞台上の建物の構造といい、舞台装置といい、
衣装といい、化粧といい、
無意味にウロチョロ歩きまわって、とても目障りだった、
フンドシをしめた全身白塗りのエキストラ4人組といい、

今回は最初から最後まで
一体何の意図があったのか、全く分かりませんでした。
斬新というには無理がある・・・。たらーっ(汗)

この演出家はきっと
番町皿屋敷」と
もののけ姫」と
ドリフターズ」を見て、
日本文化の「」だと勘違してしまったに
違いありません。

なぜならば・・・

蝶々夫人の伯父さんで仏教のお坊さん、
という設定のボンゾ(という名前です)役の人の
白塗りの顔に、獅子舞のごとき長〜い白髪と
白いスケスケの着物というイデタチ・・・
もののけ姫の登場人物(名前忘れたけど・・・)
にしか見えませんでした。

蝶々夫人は、やたらと長い髪の毛を最初から最後まで、
洋服を着ても、着物を着ても、ずっと垂らしたまま・・・
何とも汚らしくて、彼女が頭を動かす度、
番町皿屋敷のお岩さん(お菊さんだっけ??)が
化けて出てきたところモバQ、にしか見えませんでした。

日本人男性役の人は黄金の着物「風」上着に
ネクタイを締め、白塗りの頬に
真っ赤なグルグルを書いて・・・
それじゃ、志村けんさんの「バカ殿様」じゃないですか??

日本人を、日本文化をバカにしているのかっexclamation&questionむかっ(怒り)

というより、プッチーニの作った音楽、彼の意図、を
完全に潰そうとしているとしか思えない。爆弾

ワタクシ、かなりむかっ腹を立てていました。ちっ(怒った顔)ちっ(怒った顔)

プッチーニが作曲しながら涙したほど愛したという蝶々夫人
いったい何だと思っているんでしょうか?

この演目は、プッチーニの「三大オペラ」の一つとして
無意味に人気を誇っているわけではないんですよっexclamationむかっ(怒り)

これだけの人気演目で、プレミエ(新演出)で、
しかも日曜日の公演だったのに、
座席がガラガラだった意味がよ〜〜く分かりましたっっもうやだ〜(悲しい顔)

(続く)


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posted by Duo A&K at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | プッチーニ・オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして
いつも楽しく拝見してます
ほんと、海外で蝶々さんみると辛いこと多いですね
スカラでは
蝶々さんが蝶々のように
袖をぱたぱた振り回すのをみて
必死で笑いを抑えて
隣のおばさんに変な目で見られたり
ヴェローナでは
すり手をしながら後ろむきに
ちょこちょこ動く黒子姿の蝶々さんの親族に
首をかしげ
プッチーニ・フェスティバルに至っては
バッタかカブトムシみたいなピンカートンに
蝶々姿の蝶々さん
合唱は芋虫がくっついて
ムカデみたいな姿だったり...
でも
馬鹿殿にもののけ姫もひどいですね〜
いつかまともな蝶々夫人見られる日が来るんでしょうか?
Posted by 美紀 at 2009年11月16日 05:00
美紀さん、コメントありがとうございました!
芋虫に黒子ですか。それも、すごいですね・・・。
蝶々夫人だけでなく、最近「ものすごい」演出のオペラ、
多いですよね。そこまで現代風にする必要がどうしてあるのか
アナログ人間の私には全然わかりませんが。
美紀さんも現代演出のオペラに出演なさったりするのでしょうか?
もし「こんな恰好するの、嫌だ〜!」と思ったりした場合、
どうやって自分の気持ちと折り合い(?)をつけるんですか・・・?
Posted by 恋するオペラ at 2009年11月19日 07:57
幸い私は現代風演出に出会ったことはないですね
フィレンツェのマッジョ合唱団の友人は
かなり文句言ってましたが...
それなりに楽しんでるようです
でも無知な演出家が多いのには憤りを覚えますね
イタリアで見た蝶々夫人でまともだったのは
日本人演出のものでした...
ブレーシャで井原演出
プッチーニ・フェスティバルで堺Cityオペラ引越し公演
どちらも繊細で合唱団もびしっと並んで
簡潔でしかも細かいところににもこだわってて
すごくよかったです
Posted by 美紀 at 2009年11月19日 16:44
ああ、やっぱり。
日本人の「繊細さ」にはどこの国の人だって、かないませんよね。
いい意味での大爆発もないけど、はずすこともない・・・。
独特ですね、日本人て。
外人さんの演出も、現代的でも、??であっても、
ハマったらお見事!になることがあるんだから、
もったいないと思うんですよね、こういう「文化に対する無理解」が。
とりあえず、蝶々夫人の演出を一度、
「正しく日本文化を理解し、かつ発想を爆発させることのできる外人さん」
にやってみてもらいたいものです。
そんな人がいれば・・・ですけど。笑


Posted by 恋するオペラ at 2009年11月20日 22:48
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