2010年01月30日

サイゴニアイハカツ

今回の「セヴィリアの理髪師」。

歌手陣も出色の出来だったに違いないのですが、
何といっても、一番すごかったひらめきのは指揮者、サンティですexclamation

もう御歳85歳をとっくに過ぎたこのお爺さんは相変わらずの大活躍。
今回は指揮だけでなく、なんとレチタティーヴォ部分の
チェンバロまで
一人でこなしていらっしゃいましたグッド(上向き矢印)るんるん

サンティ氏は、ここチューリッヒのオペラハウス専属オーケストラを
完全に掌握手(チョキ)しているのでしょうね。
自在にコントロールしているのが聴いていてもよく分かります。ひらめき
それにこの人が指揮するとき、オーケストラのメンバーも
とても自由で生き生きと演奏しているような気がします。ひらめき

なぜ同じオーケストラでここまで変わるのか?と思うほど
響きがとても透明なのに重厚で、
重厚なのにキラキラ輝くようぴかぴか(新しい)で、
テンポ感も、音楽のキレも、盛り上げ方も、
これ以上ないグッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)、と思うほど。黒ハート

本当にこの方の指揮は、素晴らしいぴかぴか(新しい)としかいいようがありません手(チョキ)
いつまでもお元気で、もっともっとたくさんの作品を指揮し続けてほしいるんるん
心から願ってます黒ハート

さてさて。

総演奏時間、約2時間半に及ぶ大騒ぎも、フィガロの大活躍によって、
ロジーナアルマヴィーヴァ伯爵がめでたく結婚し、

(ちなみに最後の幕の伯爵の衣装は、
 クレオパトラのごとき、ぴかぴか(新しい)キンキラキンぴかぴか(新しい)
 金粉でできたようなカツラに、黄金のジャケットに、黄金のズボンとくつ・・・
 だから、なんや、その格好は?・・・てば・・・・たらーっ(汗)わーい(嬉しい顔)

騒ぎの元凶だったドクター・バルトロもロジーナの財産をもらって一安心、
こうして最後はみんな仲良く大団円・・・手(チョキ)

いいですよね〜〜。この強引な(?)終わり方。
こういう馬鹿騒ぎ、私は大好きです。わーい(嬉しい顔)
とにかく楽しいオペラでした黒ハート

この日、オペラハウスの外に出るとトンデモナイ大雪で、
一面白銀の世界・・・たらーっ(汗)でしたが、
どんなに雪まみれになろうとも、幸せ気分は途切れませんでしたexclamation

(完)


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posted by Duo A&K at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ロッシーニ・オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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