ファンクラブ会長さんからチケットを譲っていただくことになった

トーマス・ハンプソン歌曲リサイタル。
会長さんのチケットを預かって、
はるばる日本から

やはりファンクラブ会員のお一人。
お目にかかったことが無い方だったので、
チケットの受け渡しにいささか不安を覚え、
どんな方ですか?
と会長さんにメール

もちろん、どのぐらいの年配の方である、とか、
髪の長さとか、背の高さとか、服装とか、
そういった何か具体的な情報を教えて頂けるもの、
と思ってのことです。
ところが。
ファンクラブを創設なさるような方ともなると
表現力のスケールが違いました。

お返事はたった一行。
「目


・・・そ、そういう反応を予想だにしていなかった私は、
文字通り、腰が抜けそう


実際はわざわざ「ハート目の人」・・・
と探さなくても、すぐ分かりましたが。

お会いした時、つい、
ハート目・・・

と思いながら、必要以上に目を覗き込んでしまった

言うまでもありません。(ごめんなさい



無事頂いた、パルケットのど真ん中

リサイタルが始まりました。
チューリッヒ歌劇場の歌曲リサイタルはオペラほど人気がありません。

どんな人気歌手


大概座席は閑散としています。

今回もご多分にもれず空席が結構ありました、残念ながら。

大体、プログラムが悪い

シーズン最初に発表された予定表には、
ハンプソン、マーラーを歌う

と書いてあったのに、
確か1週間ほど前だったと思いますが、プログラムが
"Song of America"
に変更になったんですよね。
現にチケットを持ってきて下さったファンクラブの方も
ハンプソンのマーラーを聴くためにわざわざ日本からいらしたそうで、
随分ガッカリ

実のところ、私もアメリカの歌になんか興味はありません。

プログラムの一部がアメリカンなのは全然構わないんですが、
一晩ずっとアメリカン・・・というのは、なんだか・・・。


だって、例えばフォスターの歌。
きれいだし、好きですけど、わざわざコンサートで,
それもそう何曲も、聴きたい、ですか?

もっともハンプソン氏はアメリカ歌曲に大変誇りを持っていて、
アメリカ歌曲推進委員長

リサイタルの合い間、合い間に、お客さんに向かって
なぜ自分がアメリカ歌曲を選んだのか、とか
これらの歌曲がどれほど素晴らしいか、とか
を長々と語ったあげくに
もっとアメリカ歌曲について知りたい方は(誰のこと?

それ専門サイトがありますから・・・
とサイトのアドレスまで宣伝する始末。

ウィーンに住んでた頃は
僕の身体の中にはヨーロッパの血が流れている・・・
とか何とか言ってたらしいのに。

(続く)

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こんにちは!&こんばんは!
ハンプソンのマーラーがフォスターですか
ずいぶんと激変のプログラム変更ですね。(笑)
アメリカン・ソングならハンプソンでなくてもね、
お疲れ様です。ポチして帰ります。
>アメリカン・ソングならハンプソンでなくてもね、
まさに、おっしゃる通りです!マーラー聴いてみたかったのに。。