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テノール歌手のローランド・ビリャソン氏ですけど。
つい、行ってしまいました、4回目の椿姫。。


(ヴィオレッタは先日のYouTube映像でも歌っていたエヴァ・メイ、
パパ・ジェルモンは私の憧れ


切符売り場で
「座席の場所は右寄りにする、左寄りにする?」
と聞かれても、すかさず、迷わず
「右

と答えられるほどに、
すでに演出もよくよく知っているワタクシ。
ちょっと恥ずかしい。。


今回の椿姫、始まる前にちょっとひと騒動が起こりました。
私の隣の座席「3列目の26番」には男性が一人で座っていました。
と開演直前

「3列目の26番」という座席を探し始めました。

「ここ、僕の席なんですけど」
「いや、そんなはずはない。僕の席です。
列を間違えているんじゃないですか?」
「いや、合ってます。ほら。」
「あれ、ほんとだ・・・おかしい・・・」
私をまたぐ形でやり取りしていた二人の男性は、
ドアを閉めようとしたチケットもぎりのおばちゃんを呼びとめ
どうなっているのか、と尋ねました。
おばちゃんは後から入ってきた方の男性のチケットを見て、一言。
「確かにこれも3列目の26番だけど、これ7月のチケットだわ」
・・・・

どうやら、発券所のおばちゃんが日付を間違えた


この日、座席がけっこう余っていたので、
その男性も本来の席とほとんど同じ場所で聴けましたけど
そんなんで、大丈夫なのかっ、発券所っ




ちなみにこの二人の男性、二人とも椿姫を
よ〜〜〜〜く知っていて


一緒に小声で鼻歌を歌い出す

こっそり手の中で一緒に指揮する

アリアや有名な重唱が終わる度に、カーテンコールの度に、
全身の力を込めてゴリラのように(失敬


間に挟まれた私としては、おかしくて、おかしくて・・・



どうしようかと思いました。
こんな悲劇の典型みたいなオペラなのに、
ず〜〜とニヤニヤ


勘弁して下さい。。


さてさて、肝心のビリャソン氏です。
ゲジゲジどころではない、この太〜い眉毛といい、
メキシカンなクドイ目鼻立ちといい、
決して「ハンサム」とは思えません。

にもかかわらず、えも言われぬ


歌の方は、実のところ、彼の顔立ちほど強烈ではなかったものの


ハリも艶もある華やかな声


とてもとても印象的

それにとても懐っこい方みたいですね。
音楽も



全身のありとあらゆる毛穴から溢れだしてくる・・・

そんな感じでした。
本当に歌えることが嬉しくて嬉しくて

こんなビッグ・スターに向かって失礼ですけど
犬が、飼い主を見つけて全身で大喜びしているようで、
何とも言えず、かわいらしい。

お客さんがいると、もう、嬉しくって、張り切っちゃって・・・

この方がなぜ長いこと休養なさっていたのかは知りませんが、
張り切り過ぎて喉を痛めたんじゃないでしょうか。

2幕でヴィオレッタに裏切られたと勘違いして激高し、
彼女にお金を投げつけて侮辱する場面も、
興奮し過ぎたんでしょうか、幕が開いてすぐだったのに、
声が枯れてしまって、ハラハラしてしまいました。

ことほど左様に聴いている方は心配している、というのに
当のご本人は本当にただ、もう、
嬉しくって




るんですよね〜。

なんだか彼を見ているだけで、元気

そんなパワーのある人でした。

彼の元気につられたのでしょうか。
普段は拍手が信じがたいほどおとなしくて

感動してるのかしてないのかよく分からない

めずらしくノリノリで拍手してました。

ビリャソンの人柄に、すっかりファン

また聴きたいな


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こんばんは!&こんにちは!
(今度チューリッヒとの時差時間を教えてください。)(笑)
ビリャソンくん、小生も大好きです。あの濃い眉毛とともに。(爆!
とにかく演じて歌うことが何より大好きだそうで
「ボエーム」パルピニヨール役で初デビューだそうです。
2002年ブレゲンツ音楽祭「ボエーム」ロドルフォ役
で初めて彼を知りましたが当時は歌唱よりも眉の濃さが印象に残りました。(笑)
本日のポチ完了です。♪
ビリャゾン、まだ生で拝んだことがないのですが、ネトレプコとの「マノン」のDVDは持っています〜。ネトちゃんが色っぽくて魔性すぎて、ビリャゾンのデグリューがダサくて、こんなんでいいのかなぁぁと思っていましたが、でも、YouTubeで色んな表情の彼を見るうちに、やっぱり上手いし雰囲気つくるの上手だし、たぶん生で見たらすごーく惹かれる魅力を持っている人なんだろうなあって思ってきました。
「歌えることが嬉しくて嬉しくて仕方ない」ってわかるような気がします。少年のような純粋さが実にいいです♪
しかし・・・
エヴァ・メイのヴィオレッタ、レオ・ヌッチのジェルモン、贅沢ですねぇぇ・・・いいなぁぁ・・・
ポチしていきまーす
チューリッヒは、今、6月1日の午後9時です。
日本は朝の4時だと思いますが。
今は(3月末から10月末まで)夏時間なので
7時間差ですが、
通常は8時間、スイスの方が日本より
遅れていますよ。
パルピニョールとはまた、
マイナーな役デビューですねえ。
あの懐っこい性格、子供たちにも
受けがよさそうですが。笑
>雰囲気つくるの上手だし、
そうなんです、ビリャソンって雰囲気を作るのが
ものすごく上手いんだと思います。
舞台上の歌手陣も、いつにも増して、
和気あいあいと団結しているようで、
良い感じでした。
ヴィオレッタ、いつもエヴァ・メイが歌ってくれてたのに、
来年はイザベル・レイに変わっちゃうらしいんですよね。
残念。。
エヴァ・メイは本当〜〜〜〜〜に、上手い!!!ですよね。
細かい音まで完璧!
彼女の歌で、バッチリ、聴音できそうです。笑
こんばんは!
時差の件お知らせありがとうございます。
さしずめ今頃チューリッヒは夏時間で午後3時半
くらいでしょうか、と言うことで
改めてこんにちは!Good afternoon!
今日はポチだけして帰ります。♪
こちらからも、のり2さんのサイトに伺います〜。
コメントありがとうございます。
そうですね、ビリャソンと言う人は正に
「表現豊か」という言葉が似合う人だと思います。
東京にいると、確かに出かけることは気軽に出来ますが、コンサートの値段によっては、「とても気軽とはいえない」こともしばしばで。。。you tube は東京でも基本ですよ。笑