
記事を書いて、書き上げた〜

と思った瞬間にシャットダウンして、
全部、消える〜・・・

という泣きそうな事態に二度も見舞われ、
更新が遅くなっておりましt。。
そして七つのヴェールの踊りなんですけどね。
「裸身に7枚のヴェールだけを身につけ、
踊りながらヴェールを一枚づつ剥いでいく・・・」
という想像するだけでエロチック

今回の演出では、中身が丸見えの(いやらしい表現・・・

スケスケ黒レースのワンピースに
黒レースのベールを被ったサロメが
「踊りの準備が出来たわ」
と言った後、袖に走りこむ

今回のサロメちゃん。(ワカメちゃんみたい

正直申しましてお顔だけでなく、体つきの方も
残念ながら信楽風味

「官能的な踊りで義父を翻弄する

にはいささか苦しすぎる

どこもかしこもお肉がたっぷり


なので、実を言うと
顔がはっきり見えないヴェールをかぶり、
袖に走りこんだってことは、
替え玉を出してくれるのか・・・?
悪いと思いつつ、ラッキ〜


いや、ちがう。
例えば着物を着るときに
タオルを巻いて修正する必要なんかなさそうな、
あの、くびれのないウエスト。

蒸かしすぎて巨大にふやけてしまった、
中華街の肉まんのような、あの、豊満なヒップ。

ケンタッキーフライドチキンとして出てきてくれたら
きっと相当うれしいと思うに違いないほど、
ムッチリお肉の付いた、あの、おみ足。

こりゃ、間違いなく本人だ。。

そう、ご本人と思しき人物が、
くねくね


お義父上に向かって腰を振り、胸を突き出し・・・
踊り始めてしまいました。
あ〜あ。。あんまり見たくない


しばらくするとまた袖に走りこみ、
今度はオレンジ色の引きずるような袖の、
これまたスケスケ衣装でご登場。

あ、よかった、あのまま、脱いでいくんじゃなくて、
衣装を次々着替えていくんだ。。

この人の裸は見たくないもんね。

演出家だってきっとそう思ったに違いない。


ひどいことを考えながら、眺めていると、
次に走り出てきたときは、
うへ〜。。

アラジンが着そうな幅広ズボンに、
胸に細い当て布をしただけ、というお姿に。。
つまり上半身のラインが丸見えなんですが、
まさか、男性?
と一瞬思ったほど、色気がない。。

おまけにそのズボンのウエスト部分の上に
ぶにゅ、と乗ってしまっている(!

お肉の塊はナンデスカっっ


しかもダンスとかいっちゃって、
ほとんど右に〜左に〜走り回ってるだけじゃん。。

最後のお召しかえでは、なんと
黒いビキニ姿に(下がフンドシに見えましたが

手首と足首に黒い羽がいっぱい生えたワッカをはめて
赤いライトの中でロボットのような動きをし始めました。
・・・・・




とてもBGM(?)がシュトラウスには聴こえず、

古〜い時代のどこかの怪しいディスコに
迷い込んだような気がしてしまいました。

ようやく最後に(やれやれ

ヴェールを取り去り、グレーの大きなマントで
全身を包んでゆっくりと歩いて登場。

あ、ここで本人に入れ替わったんだな。
・・・と思いきや、おもむろに客席に背中を向け、
舞台後方のお義父上の方を向いたサロメちゃん。
オーケストラの最後の和音とともに、
ばばば〜〜〜ん


と素っ裸に(客席からは後姿だけ見える)



やられた・・・。。。


さらしたのはほんの2〜3秒でしたけど、
そのなんとも豊満なお尻が
強烈に目に焼きついてしまいました。



あの展開なら見せる必要、なかったろうに・・・。


でもね。
最後のカーテンコールのとき、
私は重大な過ち

Gun-Brit Barkmin嬢ではなく、
ヴェールの踊りが始まったときにサロメが着ていた
黒いレースのワンピース姿の豊満な女性が
晴れやかな笑顔で舞台に登場してきたのです。
え?
そう、実はあのヴェールの踊り、
本当はちゃんと、替え玉が踊ってたらしいのです。

うそ・・・・。

と思ったのは私だけではなかったはずです。
だって客席が一瞬ざわざわ

だって、どうせ替え玉にするなら、
なんでこんなふとっちょいオバチャンをっ・・・




本人と見分けがつきにくい体系の方を
わざわざ選んだのかもしれませんけど、
じゃ、あの、ほとんど走ってるだけ、
という踊りは何なんだ??

・・・官能をギャグに変えてしまう。
ここのオペラハウスって、ある意味、すごい・・・?


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私は読みながら、10数年前「社会勉強だから」と見せられた熱海でのお座敷スト●ッパーを思い出してしまいました・・・
恥ずかしながら私、「サロメ」をまだ見たことがないしGun-Brit Barkmin嬢なる方も初めて知ったのですが、どんな歌い手さんなのかすごーく興味がわいてきました。
最近の歌い手ってビジュアル重視ですよね。でもこういう官能の「か」の字もない、演技も一本調子な、ただ太っていてぎゃーぎゃー言っているだけなのに世界の大舞台で活躍していらっしゃる歌い手さんもまだこの世の中にはたくさんいらっしゃるのですね。。。(汗)
笑いじわがまた増えてしまいましたよ。(まだ笑ってる。)
演出の方、何を考えていらしたのでしょう??
面白すぎるサロメです。
お、お座敷〜・・・って・・・
いったいどんな「社会勉強」されたんです???笑
めんどり系の歌手、最近はあまり多くないですよねえ。
少なくともチューリッヒではあまり見かけません。
ここは、どちらかというと繊細過ぎて
METのような大きな劇場では聴こえない系の
歌手が多かったもので、ちょっと斬新(?)でした。笑
コメントありがとうございます!
そうなんです、これは演出がかなり微妙でした。。
ま、ある意味「エキサイティングな舞台」と
言えないこともないんですけど、
なにかがちょっと違うと思うんですけど。。笑
落ちも楽しく、ここまで拝見したら、どんな舞台か、どんな顔(尻)か、無性にみたくなり、チューリヒ劇場のサイトを探しまくりました。
そしたらありましたよ。
サロメのハイライト映像が!
肉襦袢をつけたような、そっくりさんのサロメダンスに、なんと、めんどり信楽インタビューも。
真面目そうで、憎めないお顔の方ですねぇ。
間違ってもサロメのイメージじゃないです。
ヘンゼルとグレーテルのおっかさん役がお似合いの、母っぽい人です(笑)
いろんなオペラの映像を見ましたが、チューリヒの舞台は、斬新かつ不可思議なものが多いですね。
こんにちは!&おはようございます。
チューリッヒ「サロメ」
リアルな実況中継ありがとうございます。
大いに楽しませていただきました。
色んな意味で、さすがチューリッヒ歌劇場です。
ポチしていきます。♪
確かにあのサロメ嬢、お母さん役とかが似合いそうです。笑
チューリッヒの演出は、ほんとに「不思議」なものが多いですねえ。
その不思議さがハマるときはいいんですけど、
不思議過ぎて時々ついていけない。。。
「普通」でいいんですけどねえ、一般人には。笑
チューリッヒの狭い舞台ならではの演出だったんでしょうね。
まさに色々な意味で(?)「さすが」でした。。。笑
ポチありがとうございます!