2010年07月22日

本当の星が光りぬ

随分更新が遅くなってしまいました。パンチ
ごめんなさい。もうやだ〜(悲しい顔)

さてさて。

主役のトスカを歌っていたのはエミリー・マギー
カヴァラドッシはもちろんぴかぴか(新しい)ヨーナス・カウフマン
スカルピアはトーマス・ハンプソ、という配役。

日本のテレビ放映時TVと同じ・・・
というか多分まったく同じ映像です。わーい(嬉しい顔)

今まで私はエミリー・マギーに対して
音痴爆弾」だし「リズム感ないパンチ」し「大雑把むかっ(怒り)」だし、
と、マイナスイメージバッド(下向き矢印)しか持っていませんでした。

この方、声量も、肉付きも、
何もかも「豪快手(グー)」なんですよね。

豪快すぎて、例えば「こうもり」のロザリンデのような
軽やかなアジリタの役になると、もう、からっきしがく〜(落胆した顔)たらーっ(汗)
聴いている方が焦る爆弾ほど、音が全くはまらないパンチたらーっ(汗)

あまりの「はまらな」ぶりで、観客に
スリリング(?)な気分を味わわせているパンチというのに
ご本人は自信満々exclamation手(チョキ)なところ、とか
そういう、自分の声にふさわしいとは思えない役まで
やってしまうところ、とか

もはや「豪快」なヤンキー気質を通り超えて
手(チョキ)豪傑手(チョキ)」と呼ぶにふさわしいかもしれません。猫

なんですが。

このトスカは、改めて観てみたら
「悪くないかも・・・グッド(上向き矢印)」と思ってしまいました。

トスカという役は、
ゲ○ルギューとか、カヴァ○バンスカといった、
はかなげな(なぜかここで除外されるM.グ○ギーナわーい(嬉しい顔)たらーっ(汗)
美人黒ハートが歌うとそれなりに絵になるとはいえ、
あまりにも古典的な衣装で演じられると、
どうしても非現実的モバQで、浮世離れモバQして見えてしまいます。
私には。

そもそも「普段着」として「」に
きらびやかなロングドレス」を来ている「歌姫」って
一体、ナンナノサ・・・?猫

牢獄に忍び込んでカヴァラドッシと共に
逃亡を図ろうとする場面で、
裾を引きずるロングドレスを着ているなんて
ありえないじゃないですか。

その格好で逃げ出せるダッシュ(走り出すさま)わけないじゃん・・・猫爆弾

今回の演出は衣装の使い方がよかったですね。

一幕は「普段着」として毛皮のコートを着ている。

現実にいますよね、そういうプリマドンナ。猫

第二幕で王妃様(でしたっけ?)の前で歌った直後に
現れるという設定のときは
ありえない大きさの耳飾りと真っ青な肩脱ぎドレス。

つまり、ドレスはあくまで舞台衣装猫

3幕の牢獄に忍び込む時は、黒っぽい
ワンピース姿(ロング丈ではない)。

ちゃんと動きやすく、目立たない服に着替えるあたり
「逃亡する」という現実を分かっている。猫

こういう細かい衣装設定が、マギー姫の
豪快なキャラクターと相まって、
現実的現代的な女性像に
なっていたように思いました。

こういうイタリア人女性、ホントにいそう・・・猫

・・・あれ、マギーじゃなくて演出をほめているけど
ま、いいか・・・わーい(嬉しい顔)ダッシュ(走り出すさま)

(続く)

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posted by Duo A&K at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | プッチーニ・オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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