
いわゆる「音楽家用ポートレート」。
職業柄、無いと困る

今まで使っていたのはスイスで撮ったものだったのですが
これが人気が無いこと


写真を見た後、私本人に会った人達が(約3名)
ことごとく言うには、
「イメージが・・・違う・・・

あの写真は即刻変えるべきだっ



写真を見た時、
目つきが鋭く



という印象を抱いたらしいのです。
良い写真だ

とは、私自身、一度たりとも思わなかったけど、
そこまでひどい、ひどい、言われると、
変えたくなるのが人情というもの。(?)

というわけで某写真スタジオに予約

「どうせヘア&メイクもやってもらえるんだから

いい加減なボサボサ頭

汗だらけ(遅刻して走ったから


そのおばちゃん根性が、すでに間違っていると思う・・・。


出迎えてくれたのはカメラマン

ヘア


着替えた私に、美容院で着るような
ビニールスモック(?)を着せかけ、
兄ちゃんは大小様々なブラシを駆使

それにしても。
この兄ちゃん、よくしゃべる

メイクしながらずっと話しかけてくるんです。
いや、それは別にいいんですけど、
口紅を塗られながら


返事をするのって、結構至難の業

眉毛が曲がらないか、口紅がはみ出ないか、
ヒヤヒヤものでした。

やがて・・・
「はい、完成

誇らしげに言った兄ちゃんの肩越しに見えた顔は・・・
・・・誰・・・???



目が点になったまま、固まってしまいました。
だって、これ、私、なのか??

私は昔クラシックバレエを習っていたので、
発表会で、宝塚ばりのスゴイ化粧

でもあれはそもそも
「別の顔を作り出す」
事が目的でしたから、
いくらピエロのように塗りたくられても
ビクともしなかった

しかし、これは・・・。
あまりにも変わり過ぎ

私であることが分からなかったらどうしよう・・・

と内心心配したほど。
「化」けて「粧」う、とはよく言ったものです。
これは「詐欺



いや、お見事でした


その顔で、
「ソノ椅子に座って・・・
アッチむいて・・・
首をコッチにむけて・・・
目線はココね・・・
顔ソッチに傾けて・・・
手をコッチにやって・・・
顎ソッチに向けて・・・
背筋伸ばして・・・
はい、笑って〜


コソアド言葉の難解さ

一生懸命カメラ


しかし、以前の写真がコワカッタと言われた、
という話をしたせいか、
カメラを見つめる度に
「柔らかく、柔らかく

と兄ちゃんにケチ

私、そんなに、目つき


挙句に
「まばたき、多いね〜。

こんなにまばたき多い人っていうのは・・・・
いや、やりがいありますよ

苦し紛れに兄ちゃんに誉められる(?)私。

モデルさんって、しみじみ大変な仕事なんだな〜・・・

そんなこんなで難航はしたものの、
兄ちゃんの奮闘で、無事終了いたしました。
そして着替え終わった時、ハタ


私、この「詐欺」顔のまま電車


知らない人は私はこういう顔の人だと思うでしょう。
でも、もし、知ってる人に会ったら、
「どうしちゃったの?

と思うに違いない。。。

ひたすら誰にも会わないことを祈りつつ、
微妙にうつむき加減で、
口元やら顎やらに始終、手を当てつつ、
そそくさと電車に乗る私。

幸い(?)誰にも会いませんでした。

でも家に帰って

私の顔を見た父が一言。
「・・・・どうしたの・・・??」

ほら・・・やっぱり・・・。


そして翌日、出かけるためにする化粧

普段より微妙に濃くなっている私。
影響、受け過ぎ・・・。

それにしても、この出来あがった写真

本当に、何回見ても、やっぱり・・・
アンタは、一体、誰〜・・・?


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こんばんは!
ポートレートの更新でしたか、しかし
女性の演奏家のそれは大概実物とイメージが違うのが当たり前のような気がします。経験則で。(笑)
気にせず、その外観(どんなだ!)と中身で勝負でガッツ!
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大変失礼いたしました。飲兵衛に免じてお許しを。
お詫びにROH「カルメン」DVD-R差し上げます。(自爆!
そうなんですよ〜
>女性の演奏家のそれは大概実物とイメージが違う>のが当たり前のような気がします。経験則で。
>(笑)
今回の撮影のおかげで、
なぜ、こういう↑ことが起こるのか、が
良〜〜く分かりました。。笑
同じ恋する仲間(?!)ですし、
カメラさんと間違って頂いても、
私は光栄に思いますけど。。。
でも!
>お詫びにROH「カルメン」DVD-R差し上げます。(自爆!
そういうことでしたら、遠慮な〜〜く、
頂きますよ〜〜♪(*^_^*)