チューリッヒ歌劇場を始め、世界中で活躍し、
チューリッヒ音大でも教鞭をとっていらした、
バス歌手、ラスロ・ポルガー氏が、
2010年9月19日に亡くなったのだそうです。
http://en.wikipedia.org/wiki/L%C3%A1szl%C3%B3_Polg%C3%A1r_(bass)
http://www.nytimes.com/2010/09/21/arts/music/21polgar.html
今年の3月に、私が「客席での方がよくお見かけします」
と言っていた、あのポルガー先生です。
(「頭の中は春爛漫」)
そして5月にヴェルディの「ルイザ・ミラー」で
ワルター伯爵を歌っていらしたのをお聴きしました。
(「おっとさんはオットサンでエンヤコラ」)
まさかあれが、生で聴く、
最初で最後のチャンスになるとは
思いもよりませんでした。
だってまだ、63歳ですよ。
まだまだ、お若かったのに。
今年の6月にも故国ハンガリーのブダペストの歌劇場で
ガラコンサートに元気に出演していらしたようですし、
今シーズンのチューリッヒ歌劇場のプログラムでも
亡くなった直後の9月末には「魔弾の射手」
12月には「群盗」
2011年3月には「ノルマ」「シモン・ボッカネグラ」
7月には「マリア・ステュアルダ」・・・
と、引っ張りだこの予定でした。
すでにチューリッヒ歌劇場の歌手紹介ページから
ポルガー先生の名前は削除されており、
インターネットでも、どこを探しても、
「予期しない、突然の訃報であった」
ということしか書いてないので
なぜ亡くなったのかは分かりません。
遅ればせながら、
心からご冥福をお祈りいたします。。

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まだ63歳とは。。。。ご冥福をお祈りします。
ポルガー氏のドン・ジョバンニは、観たことはありませんが、とても良いという話を聞いていました。
本当に残念です。。