2010年12月16日

伴声者

先日のぴかぴか(新しい)レオ・ヌッチリサイタルぴかぴか(新しい)
ピアノ伴奏るんるんをしていたのはパオロ・バッラリン氏でした。

ただの伴奏者だったら、気にも留めなかったかもしれませんが
この日のプログラムには、歌の名前に挟まって
合計4回も「ピアノ・ソロ」という文字が
あったんですよね。

何が始まるんだろう?と密かにドキドキ黒ハートしていたのですが。

普通、ピアノをソロで弾く場合、暗譜演奏が基本です。
ところがこの方は、思いっきり楽譜を見て目いて、
自分で譜めくり手(グー)しながら弾いていて、
おまけに結構、ボカスカとミスタッチ爆弾が・・・。パンチ

確かにピアノがソロ(1人)で弾いているんだけど、
これは、一体、何なんだ??
猫

結局1曲目はなんだか分からないうちに終わってしまいました。モバQパンチ

にこやかに、紳士らしく、お辞儀をするバッラリン氏。
それに応える聴衆の・・・
なんともまばらな拍手・・・。たらーっ(汗)

おそらく、頭に大きなが飛んでいたのは、
私だけではないと思われます。猫

そして次のピアノ・ソロ。

なんだかね。聴いたことがある耳気がしてきたんです。
メロディーは絶対聴いたことある。
けど、何の曲だか分からない。。。

どうしよう、それって、ピアノ弾きとして
マズイんじゃなかろうか・・・・


と密かに焦るたらーっ(汗)私。
しかし・・・

やたらとアルペジオが多くて、
どうも普通のピアノ・ソロ曲ではなさそう。
何かのトランスクリプション(編曲)か?

と思った矢先、謎が解けました。

分かったひらめきexclamation×2セヴィリアの理髪師だexclamationひらめき

そう、彼は聴いたこと耳のある、
オペラ」のメロディーを弾いていたのです。

なんだ〜。わーい(嬉しい顔)

ヌッチがその前後に歌うアリアに合わせて、
オペラ名場面の「るんるんオリジナル(多分たらーっ(汗)メドレーるんるん」を
弾いていてくれたのでした。

歌い手が一息つくダッシュ(走り出すさま)間も、お客様にオペラの世界を味わってレストランもらおう・・・

という趣旨だったのでしょう。
なんとも心憎い演出ひらめきです。
ヌッチの暖かい人柄黒ハート、というか、
エンターテイナーとしての聴衆に対する姿勢黒ハートみたいなものを感じて
なんだか、すっかり嬉しくなってしまいました。わーい(嬉しい顔)

それにしても、このバッラリン氏
よく歌うるんるんピアニストでした。

歌うように弾く、のじゃなくて、本当に歌ってるんです。
それも歌詞付きで。わーい(嬉しい顔)たらーっ(汗)

最後のピアノ・ソロは、その後にヌッチが歌うるんるん
プロヴァンスの海と陸」に合わせて
椿姫スペシャルメドレーでした。

よ〜〜く知っているメロディーが、
次から次から出てくる、出てくる・・・。手(チョキ)

日本に帰国飛行機して早、ほぼ半年。
日々の生活に追われて忘れてたけど、
考えてみたら私が歌劇場通いを始めてから、
こんなに長い間オペラを観なかった目ことは無かったのでした。もうやだ〜(悲しい顔)
(本来はこれが普通の生活だっexclamation

なんだか嬉しくてグッド(上向き矢印)、懐かしくてグッド(上向き矢印)(?たらーっ(汗)
涙目になりそうになったところで、
タイミング良く、音楽も盛り上がってグッド(上向き矢印)くれました。

椿姫の第2幕、パパ・ジェルモンに説得されて
アルフレードとの別れを決意したヴィオレッタ。
でも、面と向かって別れを言いだせず、

「私を愛してね、アルフレード、 
 私があなたを愛しているのと同じぐらい!」
(日本語で直訳するとちょっと恥ずかしい・・・ダッシュ(走り出すさま)

とだけ訴え、立ち去る場面。

椿姫は何万回も(オーバー・・・たらーっ(汗))観ているし、
メロディーも歌詞もほとんど全部歌えるぐらい知ってるくせに、
この場面を観る度に、私は、つい、泣いてしまうもうやだ〜(悲しい顔)のです。。

まさにドンピシャリのタイミングで、この音楽。

やめて〜爆弾本当に泣きそう〜もうやだ〜(悲しい顔)exclamation

と一瞬思ったのですが、
この日だけは私、笑ってしまいました。わーい(嬉しい顔)

なぜならば。
バッラリン氏のはっきり聴こえてしまった耳のです。。猫

アーーマーミ、アルフレーヒ〜ッダッシュ(走り出すさま)ダッシュ(走り出すさま)ェドーるんるん

って、そんな変な所(ヒ〜ッダッシュ(走り出すさま)ダッシュ(走り出すさま))で息継しないでよ〜。。

そこ、フレーズが長いから、息が足りなくなるのも分かるけど。
アルフレードって名前なんだから一息で歌ってよ。わーい(嬉しい顔)

・・・と、思ったんですが、考えてみたらですよ。

いくらピアニストの真正面とは言え、
私は三階席にいたんです。
そんなとこまで、「ピアニストの」歌詞息継も聞こえるって・・・

一体どんな大声で歌っているんですかっexclamation×2わーい(嬉しい顔)爆弾

挙句に第4幕の「パリを離れて」。
帰ってきたアルフレードと病床のヴィオレッタの二重唱も
一人二役で歌い弾き(弾き語り、ではもはやなかった・・・たらーっ(汗)
をするのですから、忙しいダッシュ(走り出すさま)ったらありゃしない。。。わーい(嬉しい顔)

会場にいた他のお客さん達も、おそらく私と
同じようなタイミングで真相(?!)に気付いたのでしょう。
最初まばらだった拍手も、段々大きくなり、
最後の椿姫メドレーの後は、ブラボ〜っexclamationまで飛びました。

いや、なんとも楽しかった手(チョキ)るんるんですわーい(嬉しい顔)


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posted by Duo A&K at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | コンサート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Good evening!

いやはやヌッチのリサイタルにそんな
エピソードが隠れていましたか、バッラリン氏
楽しい性格、或いはサービス精神旺盛とも言うのでしょうか、
やっぱり素敵な演奏会でしたね。
お祝いにポチ応援していきます。♪

Posted by のり2 at 2010年12月16日 20:38
多分この人はピアニストと言っても、
オペラのコレペティ(伴奏)専門の方だと思います。
コレペティは合わせの時に、その場にいない歌手の分を歌ってあげるのも仕事のうちなので、つい、舞台の上でも歌っちゃった・・・みたいな感じだったんだと思います。笑
でも、ほんとに、楽しかったですよ〜♪
Posted by 恋するオペラ at 2010年12月17日 18:00
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