その方が参加したとあるセミナー
で、仕事をする際、BGMにはクラシックが良い
、といって、「仕事に対する意欲を高める曲」と「仕事の効率を高める曲」
を紹介されたのだとか。
ああ、トマト
にモーツァルトを聴かせると育ちが良い
、とかそういう類の話ね〜
と勝手に納得してみたんですけど。
その方はとっさに曲のタイトルが思いだせず、
「え〜と、なんだったっけな、あの曲？
クラシック
なんですよ。でも意欲が高まる
っていうか、やる気が出る
っていうか、テーマソング
のような・・・あれ、なんだか、分かりますか？」
・・・・そのヒントで一体何を分かれというのだ・・・？
やる気が出る・・・？テーマソング・・・？
発想が飛びすぎた私の頭には何故か、
シルベスター・スタローン主演
の映画「ロッキー」のテーマが浮かんでしまって
、クラシックの曲なんか全然出てこない
んですよね。とその彼はようやく思い出してくれました、曲のタイトルを。
「分かった。
展覧会の絵です。」あぁ〜〜〜〜。。。。。
なるほど、確かにあのプロムナード、ファンファーレみたいで
やる気が・・・出る・・・か・・・？
ふ〜〜〜ん・・・・と疑わしげな私に彼は続けてこう言いました。
「そのセミナーで言われて、CD買ったんだけど、
聴いてみたら本当にやる気出るんですよ〜。
でね。僕の買ったCDにはその後別の曲も入っていてね。
それも、こう、やる気が出てくる曲なんですよ」
何かと思いきや、
「ボレロ、です。ラヴェルの。」
？！
確かに、ボレロは、いやが上にも気持ちが盛り上がる
・・・と言えばそうだけど、やる気を出す時に聴く、なんて
考えたこともなかった私にとっては何とも斬新な発想
でした。もっとも、傑作だったのはその後のその方の発言で
「この曲静かに始まるから、寝る前
にいいかな〜と思いきや、段々盛り上がってくるから頭が冴えちゃって眠れなくなるんです
」そりゃ、あんなに盛り上がっちゃ、眠れないでしょうよ
その方は大真面目だったんですけど、つい、
大爆笑してしまいました。
で。ちなみに仕事の効率が上がる曲は？
というと、彼は持っていたCDを見せてくれました。
『プロコフィエフ名曲選』
またしてもロシア物
そのCDは二枚組で「三つのオレンジの恋」やら「ピーターと狼」やら
「ロミオとジュリエット」やらがたくさん入っていましたが、
彼曰く、そのうちのどれをセミナーで推奨していたかは忘れたけど、
このCDを聴く
と「本当に」効率が上がった
とのこと。通常、人が音楽を聴く
ときは右脳で聴くけれど、演奏を仕事としている人間は左脳で（も）聴く、
というような話を聞いたことがあります。
音楽家のはしくれとして私も、素直に（？）右脳を使わず、
左脳で音楽を聴いているのかもしれませんし、
右脳で聴くのと左脳で聴くのでは効果も違うかもしれないけど、
でも、仕事中にロミジュリなんかが聴こえてきたりしたら、
私、逆に気が散ってしまう
と思うんだけど・・・・。それにしても、そんな効果
なんて考えたこともなかったけど、面白いこと考えつく人がいるもんですねえ。。
そりゃ、せっかく人が作った曲ですもの、
トマト
だけじゃなく、ヒトに効果があってほしいですよね。（そういう問題じゃないっ
）考えてみたらボレロというのは良い手かもしれませんね。
寝つき
じゃなくて寝起き
の音楽としてだったら。段々盛り上がってきて、最後に
「
起きろーーーーー」といわんばかり。
どんな目覚まし時計より効果的だったりして
にほんブログ村
もう、面白ネタ満載でありがとうございます！ぷぷって笑っちゃいましたよ〜。だって、私もやる気が出るって言ったら「ロッキーのテーマ」をまず思い浮かべちゃったし。
べとべん第９四楽章とかいかがです？あ、でもバリトンソロ直前の「ジャーン！ジャジャジャジャ」で、条件反射で立ちあがってしまい、まわりにびっくりされるかも・・・
ロミジュリ、私も気が散ります、きっと。そして、ボレロですか・・・でも、効率性を高めるならもうちょっと速いのがいい気もするんですが。
こういうセンセの講演に参加して超マニアックな質問して困らせてやりたいと思ったKosuzuでした（笑）
やる気＝ロッキーのテーマは基本ですよね〜。
第九もいい考えですよね。でも
＞条件反射で立ちあがってしまい、
それは確かにびっくりです！爆！
やる気＝ロッキーのテーマは基本ですよね〜。
第九もいい考えですよね。でも
＞条件反射で立ちあがってしまい、
それは確かにびっくりです！爆！