
本日悪天候


ようやく記事を書いています。
先週の土曜日も凄い突風

真っすぐ歩けない


そんな中、結婚式

マリリン・モンローのごとく、ぶわ〜っ


ベールは獅子舞のごとくぶっ飛んでいた

ぶぶぶ・・・

この暴風雨、笑い事じゃなさそうですねぇ。。

さて。
美女毬をめぐるダメな男たち、その3。
ラストを飾るのは、
若きヴィーナス(美女毬の意)への、老いらくの強烈な恋

年がいもなく嫉妬


軽々しくも国王への反逆

ちょっと大人げが無さ過ぎる

冴えない




横恋慕に権力を使うサイテー男

3人のだめんずの中じゃこのオッサンが一番マシなのでは・・・?
と思わせて、最後の最後でやっぱりしょーもないっ


というところをさらけ出しちゃう、爺さん。
歌っていたのはイタリアの至宝

間違いなく現代最高のバス歌手



http://www.bassnotes.net/
最初に登場した時から、その圧倒的


METの大劇場を支配

ドンカルロ役のホヴォロストフスキーも存在感が実に派手

多分、普通のバス歌手だったら負けてしまうと思うのですが、
存在の大きさも、声量も、全く互角、か、それ以上

(エルナーニの存在に至っては・・・忘れられている・・・


深く




磨き抜かれたマホガニーのような輝き

長年の経験と深い解釈に裏打ちされた、格調高い歌唱

老シルヴァの痴情


ホヴォロストフスキーがくぐもった声なだけに
フルラネットの、透明でストレートな声は、
ダイレクト



嗚呼、やっぱり生で聴きたいっっっっ





もちろんスクリーンを通してだって、
それなりに感動して、それなりに入り込んで、
それなりに楽しいのです。
でも。
泣けない。
生だけで伝わる空気の振動

もちろん、客席で鑑賞していたら観る

正面からの指揮者像とか、バックステージ風景とか、
が観られるのは、大いなる「特典

視線



ちょっとなあ・・・。

特に合唱団が歌っているとき、カメラが
チラチラグルグル・・・色んな人を次々に映し過ぎて、
目が回りそう


もちろん、遠く

片道160円


どこでもドア並みの、画期的な事件


それにしても、この美女毬をめぐる男たち、3人。
どいつもこいつも、自分の感情

美女毬にとって何が幸せか、を真剣に思いやっている奴が
いませんよね?
エルヴィーラって、実は、だめんず・うぉ〜か〜なのか・・・?
婚活女子垂涎・・・と思ったけど、やっぱり、あんまり
うらやましくないかも。


にほんブログ村
【関連する記事】
- チョット以上、カナリ未満 その1
- 君子、豹変・・・し過ぎ
- まるまる、まりまり・・・
- フクロウの鳴きどころ
- 行儀のよい(?)フライング
- 定規で測る、ジェラシー
- 滑舌の良い、メロドラマ
- 礼儀正しい、ラブソング
- ご尊顔を拝し、「強烈」至極に存じ奉ります
- 再演の条件
- おっとさんはオットサンで、エンヤコラ
- おっとさんに反抗して、エンヤコラ
- おっとさんのためなら、エンヤコラ
- 理想のおやぢ
- 弱き者よ、汝の名は“涙腺”なり・・・
- 移るべきか、止まるべきか、それが問題だ
- おおブルータスよ、お前までもが・・・??
- 観客の品格・・・恐怖の密室おプ〜事件
- 車掌は君で・・・歌手の品格
- 急ブレーキ踏むのは君で・・・歌手の品格
スカラ座では「影のない女」を見ましたが、ボータの声が素晴らしかったです。時差ぼけで10分ほど寝ちゃいました(汗)が、さすがにオーケストラのレベルも違う!バーで飲み物を買う時に、METのようにチップを強制されないのもスマートです(秘)。
でもまたミラノに行って「トスカ」でもないだろうと思い、他を当たりましたが、フェニーチェ劇場は二人並びの席がなく、ヴェローナで「泥棒かささぎ」を見ることにしました。ヴェローナはアリーナのイメージしかないので、劇場そのものを見るのも楽しみです。明日はアルベルト・ガザーレ詣でに行って参ります。チャリティーコンサートのようです。
お久しぶりですね。
イタリアにいらしてるんですね〜、いいな〜〜〜!!!!
フルラネットの生、そりゃあいいでしょうともっ!
各地のオペラハウス巡りをなさってるみたいで、実にうらやましいです。。
ミラノのトスカでもいいじゃないですか。日本で高すぎるチケットに閉口しているよりは、断然。笑
ガザーレ、いかがでしたか?
イタリアって、レベルに差はありますが、お城がある街では何かしら音楽学校があって、音の良い劇場が各地にあります。でも出演者のネーム・バリューから見ると、スカラ座よりモンテ・カルロが豪華な気がします。穴場は中東らしいですよ。
ガザーレが歌ったのはレパートリーの5曲くらいで、他は若い歌手さんたちが沢山出てました。意外にもエスカミーリョは歌わなかったです。連れのイタリア人が彼のスーツ姿を見て「エレガントだ」と評していました。私はと言えば、今までで最短距離でガラを見たので、歌より顔を見るのに集中してしまって(汗)。
そのコンサートは確かにチャリティーでしたが、寄付の成果を発表するだけの場だったらしく(司会がイタリア語だけなのでほとんど想像)、タダで見られちゃったのです。一応これでボローニャのキャンセルは許そうと(笑)。
一度生で聴いてみたいです。
私はガザーレは全然詳しくないですけど、来日は多いのでしょうか?先日ボローニャをキャンセルした人ですよね?