
年末年始は「こうもり」を観るぞ〜

と思っていた筆者でしたが、
何を間違ったか(?)ヒョイと観てしまったのが
フィギュアスケート

女性陣の活躍も鮮やかでしたが、
男子選手の群雄割拠ぶりたるや、目を見張るものが・・・・
なんぞといっぱしのスケート解説者を気取るつもりは無いのですが。

フィギュアスケートという競技は、
クラシック音楽

そして困った事にオペラを使うパターンも大変多い。
カタリーナ・ビットのカルメンとか(古い?)
荒川静香さんのトゥーランドットとか。
そして今シーズン、高橋大輔選手が、
レオンカヴァッロの道化師

特に「衣装をつけろ」のあのメロディー

一度聴いたら頭にこびりついてリフレインし続けるので

ただでもその後、しばらく困る

年末にスケートの大会が何回もあって、
それも夕ご飯時に放映

つい、何度も何度も見てしまったんですねぇ。

フィギュアスケートの曲って、競技時間内に収めるために
強引にワープ

あまりに強引過ぎて、聴いていて
「そ、そうくるか〜


とビックリする事が多いのですが


高橋選手の曲のつなぎはスムーズで違和感があまりなかったため
ますます頭がパリアッチでいっぱい

除夜の鐘を聴いて


オペラ煩悩



ううう〜〜〜・・・・

というわけで耐えられなくなったので、垂れ流し


例によって(?)Youtube、聴き比べ大会、です。

全く、新年早々何をやってるんでしょうか・・・。

まずは3大テノール、プラシド・ドミンゴ氏。
映画バージョン

やはり大本命

ネッダの話を聞くと、カニオも結構いやなヤツなんだけど、
でもドミンゴが歌うと、カニオ、やっぱり可哀想だよ・・・。
泣ける・・・

ただし、化粧がモロに途中のまま立ちあがっちゃうので
え?その顔、その後、どうするの?
というのが微妙〜に気になる・・・

右のこめかみが、塗れてないよ〜・・・

続いて、故ルチアーノ・パヴァロッティ氏。
もうだいぶ、貫禄がおつきになってからの録音のようで、
ちょっと語尾の始末の仕方(?)が、独特の癖があり過ぎる

ような気はしますが。
でもやっぱりいい声です。
しかも泣きの演技をするときに、
「あの陽気なパヴァちゃんが泣いている→よっぽど悲しいんだな」
と、つい思ってしまう・・・という
得なのか損なのかよく分からない効果


と思うのは私だけでしょうか?

と、来たからには次はこの方しかありませんね。
ホセ・カレーラス氏。
まーなんとも、お品の良い


パヴァロッティの後に聞いたからそう思うのだろうか?

この後本当にネッダを殺せる


動いている映像が見当たらなかったのが残念。
お次は往年の名歌手、マリオ・デル・モナコ氏。
実はワタクシ、CD

何回聞いても、見事なラッパぶり

でも道化師にしちゃ、ちょっとその朗々たる声は高貴

(別に、ドミンゴやパヴァロッティが下品


立派な部屋に黒赤の衣装といい、
一瞬ドン・ジョバンニかと思った。。
でも、はまってるなあ〜、さすが。。
煩悩はまだまだ続く・・・。

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