2013年01月16日

百やそこらで収まるもんか

そして煩悩その5。

ポスト3大テノールの呼び声が高かった(過去形?)
ロベルト・アラーニャ氏。
この甘〜い声黒ハートは、怒るより、恋黒ハートを歌うか
口説いているか黒ハート、していてほしいと思うけれど、
節回しとか、アリアの中で自虐的に笑う部分とか、
実は私、この方が一番好み黒ハートだったりします。
もっとも
時に本物の奥様(ゲオルギュー)とは、結局
いかがおなり遊ばしたのでしょうか・・・?

というワイドショー的好奇心も、
尽きないお方ですよね(そうか?パンチ




この方もポスト3大テノールの呼び声は高かったですよね。
ホセ・クーラ氏。
チューリッヒでは一時期評判を落としていたバッド(下向き矢印)けれど、
トゥーランドットのカラフ役で再ブレーク(?)を果たグッド(上向き矢印)し、
次のシーズンでこの道化師とカヴァレリア・ルスティカーナの
カップリング公演で主演されていました。
スゴイ迫力手(グー)でしたよ。

この映像は精神的にヨロヨロー(長音記号1)な雰囲気を出すためか、
前置き(前奏の意)がイヤに長い。。
目を向いた顔つきとか、怒りをふくんだ表情とかは、
そのものズバリexclamationなんですが、
節回しが独特ですよねぇと感じるのは、
ドミンゴやデル・モナコで耳耳が慣れ過ぎているせいかもしれませんが。
でもやっぱり、捨てがたい魅力黒ハートがあるんですよね、この人。
うん。




上の2人がポスト〜と歌われていた時の、3人目が誰か
ハッキリ覚えてないのですけど、この方だったような気もします。
(・・・っていい加減パンチな・・・たらーっ(汗)
故サルバトーレ・リチートラ氏。
「故」と書かねばならないのが、返す返すも残念です。
同じコンサート形式ながら、登場の仕方足が全然違いますね。
ホセ・クーラの後にみると、この曲歌うのに
にこやかに出てこないで〜と思ってしまいます。わーい(嬉しい顔)
そのせいか分かりませんが、
ホセ・クーラは間違いなく狂気の世界どんっ(衝撃)に行ってましたけど、
この人は嘆いているだけのお人よしで、
この後人殺しをするようには見えませんダッシュ(走り出すさま)




そして、我らが、ぴかぴか(新しい)ヨーナス・カウフマンぴかぴか(新しい)

・・・と言いたいところですが。
実はこの道化師のメイキング映像の歌、
私はあまり好みではありません。失恋
発声が暗過ぎるバッド(下向き矢印)のよね。

なんというのか、ドン・ホセとかウェルテルみたいに
真面目故にウジウジ悩む根暗男爆弾は、
実にヨーナス君に似合ってると思うんですが、
このカニオみたいに、物なんか考えない、感情だけで動く、
みたいな役を、真面目なヨーナス君が歌うと、
哲学的に苦悩しているひらめき
ように聞こえるんですよね。
それは、ちょっと、違うんじゃないのかな。。。

ま、CD録音の時は生演奏時のような感情的な演奏ではなく、
きれいに整って歌ってしまう、というは、誰しも同じでしょうけど。

いや・・・ま・・・でも・・・なんだかんだ言って・・・やっぱり・・・
好き揺れるハートだなあ・・・ぴかぴか(新しい)
と思っちゃうんですけど、ね・・・猫




除夜の鐘で突いてくれる煩悩は、たったの108個。
しかし、好きなオペラの数はそんなものじゃ済みません。
ということで、今年も筆者のオペラ煩悩モバQ爆弾
まだまだ増える一方のようです。
(なんのこっちゃい?パンチ

さて、皆さまの煩悩はいかに?
今年もよろしくお願いいたします。猫


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posted by Duo A&K at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | その他・オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
一月も終わりに差し掛かりましたが、本年も楽しいお話を期待しています。
うちの旦那、特にオペラに詳しくないイタリア人ですが、ホセ・クーラは知っていました。
ヨーナスはイタリアものには声が暗過ぎ、若手で一番なのはグリゴーロだと思うそうです。
残念ながら最近のグリゴーロ、イタリア近辺では「ラ・ボエーム」ばかりやっているので、来シーズンに期待しつつ、今のところはヴェルディ・ガラでのレオ・ヌッチとの共演まで、あと半年待たねばなりません。
Posted by こゆみ at 2013年01月23日 15:47
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