2013年06月17日

骸骨の行進

暑い晴れ、汗だくたらーっ(汗)、ジメジメ雨、カビカビ霧・・・

イヤ〜失恋な季節がまためぐってまいりましたが、
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

お久しぶりでございます。猫
恋するオペラ、なんと3ヶ月(以上)ぶりパンチの更新です。手(チョキ)

先日、NHKのクラシック音楽館という番組TVで、
2012年11月に来日公演るんるんをした、マリス・ヤンソンス指揮
バイエルン放送交響楽団の演奏会が
放映されておりました。
ベートーヴェン交響曲第3,4,5番です。

マリス・ヤンソンスって、こんな
骸骨みたいな顔してたんだっけ?
などとショウモナイ事パンチを考えながらなんとなく観始めたのですが、
どんどん引き込まれて
結局2時間ぶっ続けで観て目しまいました。

演奏もさりながら、何より、曲がるんるん、良いexclamation黒ハート

ベートーヴェンがこの3つの交響曲を書いたのは
第3番1804年、第4番が1807年、第5番が1807〜08年。
全て、ハイリゲンシュタットの遺書※の直後に書かれているんですよね。

※ハイリゲンシュタットの遺著
1802年、ベートーヴェンが日ごとに悪化する難聴への
絶望感から書いた遺書。


爆弾をも考えたほどの深い絶望失恋から、
音楽るんるんに全てを捧げるぴかぴか(新しい)ために戻ってきたベートーヴェン。

苦悩爆弾の直後であるのに、どの曲にも悲壮感失恋がなく、
圧倒的な推進力グッド(上向き矢印)、輝かしく重厚な響きぴかぴか(新しい)
怒涛のように溢れだす喜びるんるんと力強い希望ひらめきに満ち溢れていて・・・

一体どれだけ強靭な精神力手(チョキ)と、
どれだけ強烈な音楽への使命感手(グー)を持っていた人だったのだろう。。。

そう思うと、聴きながら涙が出そうもうやだ〜(悲しい顔)になってしました。

猫

よく考えてみたら1804年というのは、
未亡人になったばかりのヨゼフィーネ・フォン・ダイム伯爵夫人
恋愛状態黒ハートに陥った頃な訳で。。。

この恋愛感情の影響(?)を受けたと言われているのは交響曲第4番
のようですが(スケッチし始めていた第5番の作曲は中断している)、
でも、絶対、恋のルンルン気分揺れるハートは、この時期の全ての曲に影響して・・・
ますよねえ?わーい(嬉しい顔)たらーっ(汗)

気が多い黒ハート、ベートーヴェン、
恋多き男揺れるハート、ベートーヴェン、
夢見る夢夫くんハートたち(複数ハート)、ベートーヴェン、

その分かりやすさ、人間臭さ、
なんか、好きだわ〜わーい(嬉しい顔)手(チョキ)

それにしても、ルンルン気分黒ハートだとか、絶対的な使命感手(グー)だとか、
そんなものを体現して下さったバイエルン放送交響楽団のみなさん。
実に楽しいぴかぴか(新しい)演奏会るんるんでしたよ〜。わーい(嬉しい顔)

リズム感というのかもしれませんけど、
1拍目拍子感、がすごく感じられる演奏でした。ひらめき

実を申しますと、先日某神○川フィルの椿姫を観に行ったのですが、
あれは多分に指揮者のせいだったパンチような気もするのですが、
拍子感が全然無かった爆弾んですよね。
技術的には見事なんですけど、1拍目支えが無いので
律動感グッド(上向き矢印)とか躍動感グッド(上向き矢印)とかが全然ない、のっぺらぼうモバQな印象だった事に、
ちょっと衝撃むかっ(怒り)を受けたところでした。

ですので、このバイエルン〜の、がっしりした拍子感は
柱がしっかりした建物にいるような安心感がとても心地よかったです。
(続く)
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posted by Duo A&K at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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