このお２人は、しょっちゅう一緒に行動していらっしゃいまして、
一日、午前中のレッスン
をサボって
白根山を歩いて
登りに行って（片道３時間半ほどだったそうな）翌日、顔も腕も、仲良く真っ赤っ赤に日焼け
しちゃって遊んできたのバレバレ〜
感を露呈していたり、（もっともその前日に、
「白根山って歩いて
何時間ぐらいで登れるかな？」と聞いてみたり、ドイツ語が分かるスタッフがいる車中
で「明日のレッスン何時に終わる？」「休んじゃおうか？」
なんぞと相談していたりしていたぐらいだから
バレたって構わなかったんでしょうけど。
）湯畑にある足湯スポット
に一緒に出かけて、仲良く記念撮影
したは良いけどせっかくの写真が、足の先を写真に収めようとし過ぎて
顔の上半分がちょん切れてしまっていた
り、音楽祭期間中に何度かあったスタッフ参加のパーティー
にもいつも一緒に現れて、一緒に帰って行ったり・・・
ま、とにかく仲良しこ良し
で大変結構
なんですが。
草津音楽祭には香水
を身につけておられる先生方が何人かいらっしゃいまして、その方達はそれぞれが
結構強烈な香り
を放たれるので、大概匂いで居場所が分かる
んですよね。最大のムスク系芳香を放つ香水大魔王
（←筆者が勝手に命名
）は元ウィーンフィル・コンサートマスター、我らがヒンクさん。
そして、何系だか私にはよく分かりませんが、
ヒンクさんよりは、ややまろやかだけど、
匂いの分量的には負けていないのがオーボエの
トーマス・インデアミューレ氏。
このお二方が草津香水
の双璧でいらしたのですが、今回、この争い
に堂々参入なさったのが若きヒンターフーバー氏だったんですね〜。
インデアミューレ氏よりもちょっと爽やかミントっぽい香りは
（↑良く分からない、匂い音痴の私・・・
）廊下を「今さっき、右から左に歩いて行ったな
」ということが判別できるほど、結構強烈
な印象を残したのでした。なぜこんな話を書いているかと申しますと、実はですね、
ある日ふとヴァルガさんとすれ違った時にですね、
なにやらフワリと良い香りがしたんです。
あれ？ヴァルガさんは香水
つけないよね？っていうか、この匂い、ヒンターさんの匂いな気が・・・。
てことは、それってそれって・・・・
まさかの、移り香っっっ
でもね、香りってよほど近づかないと移らない
と思うんですよ。だってほら、源氏物語（宇治十条）
で、中の君から薫の移り香がしたので匂宮が浮気
を勘ぐる、という場面があるじゃないですか。
移り香というと、何やらエロティック
なイメージを持ってしまう私としては、つい、
あらぬ疑い
をかけたくなってしまったのですよ。お２人とも奥様もお子さんもいる、という事実を聞くまで、
数日間は秘かに疑ってました。
そして移り香
の謎もほどなく解けました。以前に記事にも書いていますが、譜めくリストは
コンサート本番だけではなく、部屋での合わせの時なんかも
譜めくり
をするのですね。部屋練習が２曲連続であったりすると、（ホールより）狭い空間で
同じピアニストさん
と２〜３時間、一緒にいる事になります。
めくる相手がヒンターさんだった場合、
当然チェロを弾くヴァルガさんよりも至近距離に
ずっと座っているわけじゃないですか。
その日は夜、お風呂
に入るまで、ずっと残り香
に悩まされる羽目になりまして。。。しかもお風呂
に入ってやれやれスッキリと思っても、ペンションの部屋に戻ったら、
さっき着ていた自分の服からふうわりと・・・
もちろん香水
ですから不快な匂いではないのですが、慣れない匂いがずっと続くと、さすがに、臭いっ
ちなみに最終日はヒンターさんとヒンクさんとヴァルガさんの
ピアノトリオだったんですけどね。。
これも前に書きましたけど、ヒンクさんは本番前に
香水
をつけ直されるんですよね。そしてなんと、ヒンターさんも同じように
本番前の付け直しをしてくれちゃったんですね〜。。
舞台の上で２人が動く度に
ふわ〜ふわ〜、と立ち上る芳香・・・
鼻がもげるかと思いました。。
みなさん、絶対、香水
、付け過ぎですってばっ
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ご無沙汰してます。
昼休みに発見して、順に読ませてもらって、いまここで大笑いしたところです。
外人さんは、男も女も香水すごいですね。
でもみんなおんなじのを付けたらどうなっちゃうんでしょ？
鼻がもげる？
笑えましたよ。
さて、残りも１３時過ぎたけど楽しませていただきますよ。
コメントありがとうございます。
お昼休みにお目汚しでした(笑)
香水って慣れてしまうと匂いを感じなくなるので、自分がどの位匂ってるか本人は分からないんだそうですね。怖っ(笑)