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2016年09月22日

ホクホクの日

14日間の期間中3日も遅刻を致しますと、
初舞台(初めてコンサートでめくる日の意)が第日目という、
とんでもない事になっていた筆者。
いつもなら、音楽祭中頃のハイライト、
筆者にとっても前半を乗り切った後、言わば譜めくり休憩日(?)
のように来ていたはずの合唱の日が、
私の初舞台より前に来てしまいました。

乗り遅れ感、半端ない・・・

第5日目。
今年3月に亡くなったN・アーノンクール氏に捧げて演奏された
ヴェルディ作曲レクイエムには、
素晴らしいスターが登場なさいました。
今回、草津初登場となった、ソプラノの森谷真理さんです。

世界各地の主要オペラハウスでタイトルロールを歌ってこられた
伸びやかで輝かしいは、まぎれもなく素晴らしいもので、
こんな素晴らしい日本人歌手がいるなんて、正直、
大変ビックリしました
ジェンマ・ベルタニョッリさんを始めて聴いた時と
同じくらいの衝撃を受けたように思います。
「本物、登場」
http://opera-zurich.seesaa.net/article/374986453.html?seesaa_related=category

今後、あいちトリエンナーレオペラ、ニッセイオペラ、等々、
日本でも活躍なさるようです。
また聴く機会もありそうで、楽しみですね

そして、その日の夜。

第6日目、ブラームスのイタリア
つまり、オール・ブラームス室内楽というワタクシが
ホクホクになる日の舞台リハーサルがありました。

まずはウェルナー・ヒンク氏とクリストファー・ヒンターフーバー氏の
ヴァイオリンソナタ第3番

ヒンクさんとクリストファーさんが草津でデュオを演奏なさるのは
初めて聴きました。
大好きな曲で楽しみにしていたのですが、このお2人、
どうも意見が合わない。。

音楽的に、お互い、「いや、そこは譲れない」と
言いあいになる(喧嘩してる訳ではなくてあくまで「意見交換」)
事が、他の合わせ現場より多いような気がしました。

同じウィーン人同士なのに、面白〜い

そして、第1楽章と第2楽章の合い間で、ヒンクさんがおもむろに

ヒンク(以下H)「そう言えば知ってる?今台風が来てるんだよ。
しかも3つも(何故か私に向かって)ね?


と、なんだかひどく楽しそうにおっしゃいました。

クリストファーえ?ほんとに?大きいの?

私「大きいかどうかはよく知らないけど、3つ来てる事は確か。
しかも1個は明日、あなた達の本番の日に来るらしいよ


そうなんです。今年の草津は台風に大変恵まれて(?!)いて、
期間中にいくつもの台風と、ゲリラ豪雨
見舞われたのですが、
このブラームスの日に至っては、台風上陸予定
だったのですねえ・・・
しかも、予報では、よりにもよって、
ドンピシャで、コンサートの時間に、群馬県に。

考えてみたら、その前の
クリストファー氏ソロリサイタルの日も、
このブラームスの日も、
その後彼が弾く日はいつも、

必ず、大雨、だったのです。

万が一気にしてたら悪いから、本人には何も言いませんでしたけど

・・・さぁ、誰なんでしょうかね、台風を呼んだのは??

ちなみに本日も関東は大変な大雨でしたが、そう言えば、今日、
クリストファー氏がお国でコンサートだと言っていたような気が。。。

さて。

そんな風に、のどか〜にお天気話をしながら、
譜面台の高さを変えようとしたヒンクさん。
高さ調整に両手を使うので楽器を置こうとして、
舞台上で場所を探したけど、見つからなかったヒンクさん。
つかつかと後ろに歩いてきて、

Hはい
私「え?
Hちょっと持ってて
私「?!

そもそもヴァイオリンと言う楽器を、持った事さえなく、
何処を掴んだらよいのかもよく分かっていない私に、突然、
(↑「持つ」ではなく、「掴む」と言ってる時点で、何をか言わんや・・・)
楽器と弓を手渡されるではないですか

・・・ちょっと待て!!

ウィーン・フィルを退団なさってから、ヒンクさんの楽器は
ストラディヴァリウスではなくなったらしいけど、
それにしても、これって・・・・

・・・・はしないかもだけど、スゴイお値段、だよね?きっと。。
ピアノの1番高いやつより、高いよね??絶対?
今、私、責任、重大、だよねぇ・・・?
ま、万が一、お、お、落としたり、したら・・・


落っことさないように、むんずと掴みたいけど、
むんず、とやるには、軽く、繊細過ぎる手触りで・・・・

どこからどう見ても危なっかしい手つきで、
渡された姿勢のままひたすら固まっていた私。。
ほんの数十秒の間に、ものすごいスピードでグルグルと
色んな事を考えてました。

そしてひょっこり、横を見ると、私の怪しげな手つきを見て、
フっと笑っているクリストファー氏が・・・・・

笑うぐらいなら手伝ってよっっ!!

と心の底から言いたかったです。。。

ていうか、そもそも、私に譜面台の高さ調整をさせて下されば
こんなオッカナイ思いはせずに済んだのですよ、ヒンクさ〜ん

そう言えばアテンドしてくる時も、新幹線の待合室の長椅子に、
ポイッと楽器を放置してお手洗いに行っちゃったヒンクさん。
隣に座った人が軽くぶつかって椅子の上でグラついた楽器を支えて、
き、気をつけて下さいね〜
と声をうわずらせた私にも
良いんだよ、良いんだよ、もうコレ古いし
とか言っちゃってたヒンクさん。
ラフ過ぎませんか、ヒンクさ〜ん


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posted by KIKLKM at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 草津音楽祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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