イパネマの娘【YouTube 100本ノックNo.32】
このイパネマの娘を初めて聞いたのは、スイス留学時代。
年末年始に家に帰らなかった留学生同士が学生寮で
大みそかにジルベスターパーティーを開いたとき、
チェロを横抱きにしたカザフスタン人のチェリストが
ギターのように即興で爪弾き始めたのに合わせて、
スペイン人のピアニストが原語(ポルトガル語)
で歌っておりまして、実にかっこよかったんですね。
ボサノヴァってこんなにかっこいいのか・・・・
と憧れてから、ん〜年。ようやく弾けました(笑)
実はわたくし昔クラシックバレエを習っておりまして、
淡い色のチュチュやらロングチュチュやら
(ドガの踊り子が着てそうな、いわゆるバレエ衣装)
は着たことがあるんですね。
それはそれで楽しかったし大好きだったんですが、
内心ではずっとラテン系のダンスに憧れを持っていたんです。
せめて発表会で「スペインの踊り」とか「ドン・キホーテ」とか
をやってみたい、と先生に訴えてもみたんですが、
「似合わない」とにべもなく断られ・・・泣
幼い頃の憧れがピアノに流れてきちゃった
わけでもないんでしょうが・・・
特に連弾曲を弾くときに、どうも
スペイン系の曲が多くなっちゃってるんです。
スペインワルツ
スペイン狂詩曲
スペイン舞曲・・・
クラシック曲だとこのあたりが限界(?)なんですが、
今回この100本ノック企画で初めて
ボサノヴァに挑戦出来たのが嬉しかったんですよね〜。
あの独特のリズムが、踊れないけど好き。
サンバ、サルサ、辺りも、いつか・・・
弾くか踊るかしてみたい。
そんなまだ先の憧れも込めて。