2020年06月13日

繋がりの不思議

亡き王女のためのパヴァーヌ
【Youtube100本ノックNo.91
パヴァーヌ サムネイル写真100-.png

モーリス・ラヴェルが作曲した初期の傑作であり、
自身の代表作にもなった作品。

もともとピアノ曲として作曲されたものを、
後にラヴェル自身がオーケストラ版にも編曲しています。

まだパリ音楽院に在学しているときに完成したこの曲は、
当時、つまり19世紀末から20世紀初頭のフランスで
ラヴェルも含め多くの音楽家のパトロンを務めていた、
ポリニャック公爵夫人に捧げられました。

ポリニャック夫人って・・・

そうです、ベルサイユのばらという漫画で
主要人物として登場するポリニャック伯夫人。

革命前夜のフランス宮廷における、
王妃マリーアントワネット最有力お取り巻きの一人で、
アントワネットに取り入って身分も財産も権力も
思うままに引き上げてもらったくせに、
革命が始まった途端、真っ先に
国王夫妻を見捨てる形でオーストリアに亡命した、
あのポリニャック伯爵夫人
(アントワネットによって身分が公爵夫人に引き上げられた)
の次男の息子(孫)のお嫁さんだったんですねぇ。。

もっとも曲自体には、
フランス革命もマリーアントワネットもポリニャック夫人も、
何の関係もなくてですね、
かつて、ラヴェルがルーブル美術館で見た
ベラスケスが描いた「王女マルガリータの肖像」という絵から
インスピレーションを得たらしいのですが。

でも歴史の糸が縦横につながっていくみたいな
この感じ、面白いですね。笑






posted by Duo A&K at 19:00| Comment(0) | Youtube100本ノック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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