【サタデーナイトデュオ No.48】
毎週土曜の晩にお届けしておりました、
サタデーナイトデュオ。
皆様の応援のおかげで、ここまで10か月、
なんとか頑張り続けることが出来ました。
皆様に観て聴いていただいて、
時には温かいコメントを頂けるのが
とても励みになり、
私たちもとても楽しく続けることが出来ました。
本当に、ありがとうございます!!
動画でもお話ししました通り、
新たなプログラムを勉強し、準備して
きちんとしたコンサート、という形で
皆様にお届けするための時間が
必要になってきましたので、
定期的な毎週のアップロードを
一旦お休みして、今後は、
不定期にゲリラ・アップロード
していこうと思っております。
リクエストいただいた曲(?)も
今まで以上のゆっっっくりペースではありますが、
順にアップロードしていく予定でおりますので
是非是非またチェックしてみて下さい♪
さて、本日はイギリスの作曲家、
エドワード・エルガーの
「威風堂々」です。
エルガーは管弦楽のための行進曲集として
5曲完成させました。(6曲目は未完)
本日お聴き頂くのはその中の第1番。
日本では、中間部のメロディーが
「威風堂々」と呼ばれることが多いですね。
威風堂々、原題の
"Pomp and Circumstance" というのは、
シェイクスピアの戯曲『オセロ』の
第3幕第3場の台詞、
"Pride, pomp and circumstance
of glorious war"
「名誉の戦争には付物の[……]
誉れも、飾りも、立派さも」(坪内逍遥訳)
から取られているのだそうです。
pomp とは「壮麗、華麗」、
circumstance とは「儀式張った、物々しい」
といった意味合いであり、
『威風堂々』という題名は名訳では
あるものの相当意訳されている。
(Wikipediaより)
そうなんだ。笑
この第1番を聴いた、
当時イギリス皇太子だったエドワード7世が、
この曲の中間部に歌詞を付けることを提案、
その提案を受けてエルガーが、
同じくイギリスの詩人ベンソンに
歌詞をつけさせたものが
『希望と栄光の国』
(Land of Hope and Glory )
と呼ばれていて、
イギリスでは「第2の国歌」と称されるほど
愛されているのだとか。
この曲がBBCで放送されるときは、
歌の部分、つまり中間部の冒頭で
エリザベス女王の映像が流れるんだそうです。
壮麗で華麗で煌びやかな曲の雰囲気に合わせて
今日は珍しく、2人そろって
ドレスっぽい格好で弾いてみました(笑)
輝かしい雰囲気が、ちょっとでも
皆様にお届けできますように♪