【サタデーナイトデュオ No.56】
今日はお聴き頂くのは、
チャイコフスキー作曲のバレエ音楽、
「くるみ割り人形 組曲」から
金平糖の踊り、です。
金平糖、皆さんお好きですか?
見た目は可愛いし、美味しいっちゃ美味しいけど、
どう考えても、ただの砂糖の塊なんんだよなぁ。。
いや、まぁ、なんだかんだ言って、
嫌いじゃないし、
目の前にあったらカリカリポリポリ
なんとな〜く食べちゃうんですけど(笑)
そんな金平糖、
というか正確には若干違う砂糖菓子らしい
(どのみち砂糖の塊には違いないブツ)
の妖精さんのダンシング♪
きらきらした音域を使った可愛らしい曲です。
ちなみに。
「くるみ割り人形」と「くるみ割り人形 組曲」
というのは同じだけど別物です。
(わかりにく・・・笑)
本来の「くるみ割り人形」の方は、
バレエの舞台に附けられた音楽ですから
2時間を超える長さの音楽なのですが、
その中からチャイコフスキー自身が
8曲をピックアップして演奏会用に組み直したのが
「くるみ割り人形 組曲」の方なのです。
チャイコフスキーはこれをさらに
ピアノソロ版にも編曲しています。
どうせなら本人が連弾版まで編曲しといてよ、
と思っているのは私だけでしょうか(笑)
本日お聴き頂くのはLanger編曲版です。
この曲を書く直前にパリを訪れた
チャイコフスキーが、
チェレスタという楽器を目にして
その音色にほれ込み、取り入れた作品
として広く知られています。