さくらのVPS ココロも満たす、感情品質。【All About スタイルストア】 ロリポップ!

2010年07月26日

シンデレラの魔法が解けるとき

さて。
トスカの続きですが・・・

といっても、都合によりたらーっ(汗)ダッシュ(走り出すさま)
随分引っ張ってますからパンチ、もう皆さん、
前回の記事に何が書かれていたのかなんて
お忘れでしょうね。

筆者も忘れました。爆弾わーい(嬉しい顔)
今、自分の記事を読みながら、
え〜と、え〜と爆弾、と一生懸命
何を書こうと思っていたのか、
を思い出そうとしているところです。猫

ハマリ役でなかなかの名演だった
トスカ=エミリー・マギーに、思っていたより
気圧され気味だった男性お二人。

そういえば二人ともこの時、
ぴかぴか(新しい)ヨーナス・カウフマンぴかぴか(新しい)は、この公演の前
2ヶ月程連続して病欠病院を繰り返し、
トーマス・ハンプソン氏はこの公演中に、
やはり緊急ドクターストップにより病欠病院する、
(「2009年4月トスカ〜爆笑編〜」)
という病み上がりモバQ状態だったのでした。

改めて聴くと二人ともちょっと苦しそう爆弾ですね。
特に一幕。
マギー姫のパワー手(グー)に対抗するには
体力的にいっぱいいっぱい失恋だったのかもしれません。

それにしてもハンプソン氏。
あの端正な紳士グッド(上向き矢印)がスカルピアバッド(下向き矢印)exclamation&questionという
ミスキャスト的興味(?たらーっ(汗))を完全に裏切る爆弾
凄みのある悪党ぶりひらめきでした。

もっとも1幕は相変わらず真面目に、
楽譜に忠実に正確に
歌っていらっしゃいましたが、
もっと音価を崩してヤクザ爆弾に歌ったほうが
スカルピアの暴力的性格パンチが分かりやすいのでは?
と少し思ってしまいましたが。猫

二幕になって時間と共に憎憎しくなっていくパンチ
あの演技力はさすがです。。
舞台の遠目でも十分憎らしかったですがわーい(嬉しい顔)
アップになったときのあの表情の作り方が
思わず目を見張る目ほどイヤラシイ。。ひらめき

でもこの方。
何がすごいって、あれだけ嫌な奴なのに
」を失わないのが何よりスゴイexclamationひらめき
これほど分かりやすい「悪党」ってちょっと
いないではないですか。
なのにどこか「かっちょいい・・・黒ハート」んですよね。

このトスカには

トスカは内心スカルピアにも魅かれている。
 しかし自分の中のその想いを認めるのが怖くて
 否定するためにスカルピアを殺してしまう


という解釈もあるんだとか。

う〜ん、確かにハンプソンがスカルピアをやるなら
その解釈の方が説得力があるかもしれない。。。猫  

それにしてもこの方、
権力者としてファルネーゼ宮にお住まいのはずなのに
二幕の食事レストラン場面。
「書き物机」の上の書類を「どけて
食事レストランを並べていましたけど。

食卓と書き物机がって、
随分つつましい生活ひらめきをなさってるんですねえ。わーい(嬉しい顔)
チューリッヒ歌劇場でしかありえない
エコ演出iモード」というところでしょうか。わーい(嬉しい顔)

エコといえば第3幕。

牢獄に囚われたカヴァラドッシがいるのは
何故か屋上家右斜め上。。
普通牢獄って「右斜め下」じゃありませんか・・・?
しかも私の知る限り、罪が重ければ重いほど地下牢だと思うんですけど。猫

多分トスカが
「カヴァラドッシの死を確認した直後に
 飛び降り自殺をする必要があるから」
なんでしょうが、
屋上牢獄って、なんだか、貴賓室みたい・・・。たらーっ(汗)たらーっ(汗)

ま、地下、あるいは地上の処刑場から
トスカが屋上まで逃げあがる、
だけのスペースがなかっただけなんでしょうが。わーい(嬉しい顔)

そのくせカヴァラドッシがいる独房はやけに広い。
微妙にスペースの使い方に疑問を感じつつ眺めていると
「星は光りぬ」の前奏部分。

映像TVをお持ちの方、どうぞ今一度ご確認下さい。

カヴァラドッシの絶望を表現すべく(多分)
床をゴロゴロ転がってるところですが。

暗くてグレーっぽく見える血まみれの白シャツのまま

ゆっ〜くりと、ゴロ〜ン、ゴロ〜ン・・・

・・・何かに似てませんか?猫

そう、あれは

七輪の上でスルメいかがちょっとずつ焼けていくの図

でしかありませんでした。。猫

舞台で観ていたら何とも思わなかったのですが
アップ映像を観たら・・・
笑う場面じゃないパンチのに、またしても、つい
ニヤニヤしてしまいました。にゃはは。わーい(嬉しい顔)

そして・・・。

このトスカ、隣の教会のが偶然の効果をもたらした
と前回の記事でも申し上げましたが、
最後の最後にキワメツケをやってくれました。

終了し、カーテンコールが映され、
映画ながら観客がパチパチグッド(上向き矢印)、ワーワー手(パー)と盛り上がり、
さて・・・
と観客たちがおもむろに腰を上げたとき・・・

ゴ〜ン演劇、ゴ〜ン演劇、ゴ〜ン演劇・・・

なんと真夜中の12時の鐘が鳴り始めたのです。

ぴかぴか(新しい)シ、シンデレラ黒ハートか・・・?

偶然に違いないのですが、図ったようなタイミングに
観客は妙に大喜びわーい(嬉しい顔)グッド(上向き矢印)手(チョキ)

こうして真夜中の鐘の音と共に魔法は解け、
今年のチューリッヒ・オペラシーズンは終了しました。
そして同時に私のチューリッヒにおける
オペラ三昧の日々るんるんも終了したのでした。

いつか私の目の前にガラスの靴くつを持って
オペラに連れて行ってくれる王子様黒ハートが・・・
・・・現れてくれないかな・・・?わーい(嬉しい顔)


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2010年07月22日

本当の星が光りぬ

随分更新が遅くなってしまいました。パンチ
ごめんなさい。もうやだ〜(悲しい顔)

さてさて。

主役のトスカを歌っていたのはエミリー・マギー
カヴァラドッシはもちろんぴかぴか(新しい)ヨーナス・カウフマン
スカルピアはトーマス・ハンプソ、という配役。

日本のテレビ放映時TVと同じ・・・
というか多分まったく同じ映像です。わーい(嬉しい顔)

今まで私はエミリー・マギーに対して
音痴爆弾」だし「リズム感ないパンチ」し「大雑把むかっ(怒り)」だし、
と、マイナスイメージバッド(下向き矢印)しか持っていませんでした。

この方、声量も、肉付きも、
何もかも「豪快手(グー)」なんですよね。

豪快すぎて、例えば「こうもり」のロザリンデのような
軽やかなアジリタの役になると、もう、からっきしがく〜(落胆した顔)たらーっ(汗)
聴いている方が焦る爆弾ほど、音が全くはまらないパンチたらーっ(汗)

あまりの「はまらな」ぶりで、観客に
スリリング(?)な気分を味わわせているパンチというのに
ご本人は自信満々exclamation手(チョキ)なところ、とか
そういう、自分の声にふさわしいとは思えない役まで
やってしまうところ、とか

もはや「豪快」なヤンキー気質を通り超えて
手(チョキ)豪傑手(チョキ)」と呼ぶにふさわしいかもしれません。猫

なんですが。

このトスカは、改めて観てみたら
「悪くないかも・・・グッド(上向き矢印)」と思ってしまいました。

トスカという役は、
ゲ○ルギューとか、カヴァ○バンスカといった、
はかなげな(なぜかここで除外されるM.グ○ギーナわーい(嬉しい顔)たらーっ(汗)
美人黒ハートが歌うとそれなりに絵になるとはいえ、
あまりにも古典的な衣装で演じられると、
どうしても非現実的モバQで、浮世離れモバQして見えてしまいます。
私には。

そもそも「普段着」として「」に
きらびやかなロングドレス」を来ている「歌姫」って
一体、ナンナノサ・・・?猫

牢獄に忍び込んでカヴァラドッシと共に
逃亡を図ろうとする場面で、
裾を引きずるロングドレスを着ているなんて
ありえないじゃないですか。

その格好で逃げ出せるダッシュ(走り出すさま)わけないじゃん・・・猫爆弾

今回の演出は衣装の使い方がよかったですね。

一幕は「普段着」として毛皮のコートを着ている。

現実にいますよね、そういうプリマドンナ。猫

第二幕で王妃様(でしたっけ?)の前で歌った直後に
現れるという設定のときは
ありえない大きさの耳飾りと真っ青な肩脱ぎドレス。

つまり、ドレスはあくまで舞台衣装猫

3幕の牢獄に忍び込む時は、黒っぽい
ワンピース姿(ロング丈ではない)。

ちゃんと動きやすく、目立たない服に着替えるあたり
「逃亡する」という現実を分かっている。猫

こういう細かい衣装設定が、マギー姫の
豪快なキャラクターと相まって、
現実的現代的な女性像に
なっていたように思いました。

こういうイタリア人女性、ホントにいそう・・・猫

・・・あれ、マギーじゃなくて演出をほめているけど
ま、いいか・・・わーい(嬉しい顔)ダッシュ(走り出すさま)

(続く)

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2010年07月16日

柿食わねども、鐘は鳴る鳴る・・・

星空のもとで、何を観てきたかと申しますと・・・

4年に一度のサッカーのワールドカップサッカーのせいか
(スイスは早々に敗退したはずですが)
3年に一度開催されるチューリッヒ・フェスト手(チョキ)のせいか
(単なる「移動遊園地」&「出店の集団」にしか見えないけど犬
はたまた、ここ数年の冷夏とはうって変わった夏空晴れゆえか

最近チューリッヒのオペラハウスは
集客にかなり苦戦パンチバッド(下向き矢印)していたようです。

先日も

ルネ・フレミング出演の『バラの騎士』、
 当日券がまだ買えますよ〜


という連絡が来たので調べてみたら

ホントニあるある・・・がく〜(落胆した顔)

当日券が『買えます』どころか、
バナナか何かのように、
叩き売ったほうがいいんじゃないですか???
と思うぐらいいっぱい余ってました。

普通チューリッヒ音楽祭の期間の公演チケットは
飛ぶように売れる、はずなんですけどね。

この調子では、恐らく夜のオペラ上映会も
ひとがぎっしり、とは行かない・・・爆弾たらーっ(汗)
と踏んだのでしょうか。

ワールドカップ決勝戦の夜、つまり7月11日は、
プッチーニの「トスカ」でした。

我がぴかぴか(新しい)ヨーナス・カウフマンぴかぴか(新しい)は、またしても
客寄せパンダに使われた模様です。

なぜならば、です。
私の記憶によれば2日前、つまり7月9日の演目は
何か違うオペラだったはずなのに
結局上映されたのは、ヨーナス・カウフマンの
「王様の子供たち」(フンパーデインク)でした。

ヨーナスの名前を出せば、彼のアップTV見たさ目
女性客が集まる黒ハートと踏んだに違いない、
と思うのは私の偏見でしょうか。(ま、偏見なんですが猫

このトスカは、先日、
日本のNHKでも放映TVがありました、
あれ、でございます。

2010年4月「皆様の受信料は日本の皆様のために
 2009年4月「トスカ〜感動編〜&〜爆笑編〜」)

今回の上映会は、スクリーン自体が
教会の横壁に垂れ下がっていました。
ということは、上映中も遠慮なく教会の
鳴ってしまう(しかも15分おき時計ダッシュ(走り出すさま))わけで
正直、邪魔失恋にならないのかと心配したのですが・・・

第1幕のトスカとカヴァラドッシのラブラブ揺れるハートなシーン。
二人がイチャついていると、すかさず(?)、

ゴ〜ン、ゴ〜ン、ゴ〜ンexclamation×2演劇爆弾

ところが、この鐘の音。
場面設定が「教会の中」だったせいか、
歌の合間に挟まっても不思議にマッチしていて
違和感がない。。わーい(嬉しい顔)

圧巻だったのは、第2幕。
トスカとスカルピアの緊迫したやり取りがなされる辺りで
ふと、時計を見ると、時間的にいやな予感が・・・

ここで鳴ったらちょっと雰囲気が壊れるぞ・・・。ふらふら

と思いきや。
(以下、訳は適当ですが)

スカルピア「前からお前を私のものにしたかったんだ」
ゴ〜ン

トスカ「いやよ、絶対いやっ!」
ゴ〜ンexclamation

ス「恋人を助けたくないのか」
ゴ〜ンexclamation

ト「何ですって?!」
ゴ〜ンexclamation

・・・図ったとしか思えないたらーっ(汗)タイミングで
二人がワンフレーズ歌うごとに鐘が鳴ってくれたのです。爆弾
文字通りの「妙なる調和exclamationわーい(嬉しい顔)
笑う場面じゃないのに、あまりのお見事な偶然に
つい笑ってしまいました。

(続く)


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2010年07月13日

老兵はただ去るのみ、か、継続は力なり、か・・・

昨日でチューリッヒ音楽祭の
全プログラムが終了いたしました。
怒涛のように1年間、演奏しまくった
チューリッヒの音楽家達るんるん
今日から約一ヵ月半の長い夏休み晴れに突入です。

そして。

長きに渡ったワタクシの留学生活も
この夏で終了いたしまして・・・

突然ですが、ワタクシ、明日、
完全帰国飛行機をいたします。。

このところブログの更新が滞りがちパンチだったのは
帰国準備に追われていた挙句、
最後の最後までコンサートが入ったりしていたから
だったのでございます。。。猫

頑張って書き溜めてきた、このブログも
そんな訳で残念ながら、チューリッヒ歌劇場中継
これ以上出来なくなってしまいました。爆弾

ごめんなさい。。もうやだ〜(悲しい顔)

実のところ、ブログを始めた時点では、
こんなに大勢の方が読みに来て下さるようになるとは
全っ然、思っていなかったので、
今になって、中継終了のお知らせを皆様に、
いつ、なんと、
お伝えしようかと考え込んでしまいました。。猫

ブログ自体を閉じようかとも思ったのですが、
せっかく記事、これだけ溜まったのに

なんか、もったいないな〜〜モバQ

という気もしてきてしまいまして。。(貧乏性?たらーっ(汗)

今後もスイスに来る機会は何度かあるし手(チョキ)(予定は未定たらーっ(汗)
オペラを観る機会も無い事はないし手(グー)(希望的観測たらーっ(汗)
何とかオペラ話を中心に続けていこうと
思ってはおりますが、
さて、どうなることやら。。

今後もお付き合い頂けるとうれしいのですが。猫

でもね。

こういう↑話を書いているわりに、なぜカテゴリが
プッチーニ・オペラ」かと申しますと。

例によって、ワタクシは最後の最後のド最後まで、
楽しんでまいりました。手(チョキ)
タダでは去りませんるんるん猫(?)

チューリッヒ歌劇場は毎年、音楽祭の最後3日間だけ、
やけに太っ腹手(グー)になります。

フラウエンキルヒェという教会前の広場で、
青空オペラ上映会映画」をやります。
(ほんとの名前は「オープン・エア・オペラ」)

教会の壁に映画のようなスクリーンを設置して
人気演目を3本、毎晩夜の9時から
近所迷惑も省みないダッシュ(走り出すさま)大音響演劇
タダで手(チョキ)上映してくれるのです。ひらめき

広場にいすが並んでいるだけなので
飲んだりビール、食べたりファーストフード
途中から来たり、途中で帰ったり、
事情を知らないで道を歩いていた人も立ち止まったり足
写真も撮り放題だしカメラ、と
ひとそれぞれに、(かなりたらーっ(汗)勝手にオペラを楽しむるんるん
というちょっと変わった企画です。

私は今までオペラハウス通いに忙しくて
こっちに行ってみた事がなかったのですがダッシュ(走り出すさま)
最近は自分が忙しくてオペラハウスに行けなかったもので、
昨日コンサートで弾いた帰りに、
このオープン・エアに行ってみました。手(チョキ)

なぜかと申しますと。
もちろん、理由は・・・
例によって我がぴかぴか(新しい)ヨーナス・カウフマンぴかぴか(新しい)なんです黒ハート

(続く)

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2009年11月22日

斬新とカンチガイのハザマ

私は声楽家ではないので、本当のところは知りませんが、
蝶々夫人」というのはとても難しい、と
聞いたことがあります。
だからなかなかいい舞台が出来ないのだ、とも。

そもそもおばちゃん歌手(失敬!猫)が歌うのに、
15歳である」という設定には無理があるたらーっ(汗)んですが、
それはまあ、致し方が無いとして。

でもね。
フォローができないわけでもないと思うんです。

今回の蝶々さん。
中国人だったんですが、黒髪のアジア人であれば
何でもいい、と思ったのでしょうか。

しかし私に言わせれば、
似合わないカツラをかぶったミレッラ・フレーニの方が
見た目的にもずっと、説得力がありました。

彼女の着物さばきは、普通にみっともなでした。ふらふら

それにピンカートンとも共通していたのですが、
声の表情とか表現の変化が狭い、というか
2種類ぐらいしかなので、
どの場面を歌っていても、全部同退屈この上ない。爆弾
怒っていても喜んでいても手足の動きまでだから、
芝居としてもなってないし。パンチ

重要な二つのアリアも、線が細過ぎて
迫力にも盛り上がりにも欠けているし、
世間知らずの15歳」らしく「無邪気」そうに
振舞おうとしているんでしょうけど
残念ながら、ただの「オツムのお弱いお方晴れ
にしか見えないんです。たらーっ(汗)

シャープレスも、もうちょっと
何とかならなかったのでしょうか。
軽薄なピンカートンに対するこの人の存在が、
蝶々さんの救いがたい悲劇を緩和する・・・はず
じゃないんですかね?
なのに、その存在感の薄は一体なんですかっexclamation&question
全然救いに見えないんですけど。

スズキも・・・
あのね、日本の女中さんはご主人様(蝶々夫人)が
話しかけているときにソファーにふんぞり返ったり
するわけがないんです。。ふらふら
声量もなくて冴えてないし。
シャープレスとピンカートンとスズキの3重唱の時、
1階パルケット席(平土間席)なのに、
声がほとんど聞こえませんでした。がく〜(落胆した顔)
それってすごくないですかexclamation&questionたらーっ(汗)

本当にこの人だけは・・・という歌手が
一人もいなかったのです。

舞台がとてもよく見える席だというのに、こんなにも
一生懸命視線をそらさねばならないなんてっexclamation爆弾

歌手の声がよく聞こえる(はずの)席だというのに、
こんなにも一生懸命

お願い、黙って!歌わないで!引っ込め〜〜exclamation×2パンチ

と思わなければならないなんてっexclamationむかっ(怒り)

指揮者のカルロ・リッツィはチューリッヒ歌劇場の
常連指揮者の中でも特に、私の気に入りマエストロで、
大変素晴らしいぴかぴか(新しい)方です。
リズム感がとても良いので、特にヴェルディの刻
私は気に入ってるのですが、
彼はプッチーニもすご〜く上手いっ黒ハート

そのリッツィ
オーケストラ
大変大変、素晴らしくぴかぴか(新しい)
舞台に幕が下りた状態での間奏曲の時は
とても感動的でドキドキ揺れるハートしていたんです。

最後に蝶々夫人が自殺する時も、
前奏で緊張感がいやがうえにも盛り上がってグッド(上向き矢印)
蝶々さんに子供が駆け寄って・・・

でも・・・嗚呼唖・・・!!!

蝶々さんが歌い出したら、せっかくの緊張が
急降下右斜め下を余儀なくされてしまいました・・・。爆弾

ほんとうに、悲しくなってしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)
だから、どうしても拍手する気にならなかったんです。パンチ

今回の舞台はとてもとてもとても、
残念で仕方ありませんでした。もうやだ〜(悲しい顔)
こんなこともあるんですねえ。。


(「今回の」悪口、これにて終了・・・わーい(嬉しい顔)

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2009年11月19日

斬新とかんちがいのハザマ

信じがたい舞台だった、先日の「蝶々夫人」。
信じられなかったのは、歌手にしても同じです。

ピンカートン役のテノール、ニール・シコフ先生。
有名人ですよ、結構。
でも私にはとても信じられませんでした。ふらふら

もうお歳だからでしょうかね、高音を歌う時、
これからジャンプしようとするスケート選手のように
身体を固め、肩をいからせた「気をつけ!!」の姿勢を
とられるのは、いかがなものかと思います。猫
おかげで、ガツ〜ンと鼓膜にぶつかってくるような声が
とても耳障りでした。失恋

このピンカートンという役は、かなり嫌な奴ですよね。パンチ

この男にとっては、
遊びで「結婚ごっこ」をするために娼婦を買っただけ、
のはずだったけど、
蝶々さんは真剣に結婚したつもりで・・・
そしてその誤解によって生まれる悲劇。。。

という全ての元凶になる男ですから。

だけど、ピンカートンがただの嫌な奴、だったら

「こんな男のために死ぬことないじゃん。
ていうか誤解した蝶々さんの方が悪いよねえ。」爆弾

という、白けた思いにとらわれてしまって、
最後に蝶々さんが自殺をするとき、
泣けないもうやだ〜(悲しい顔)と思うんですよ、私は。

ピンカートンが蝶々さんに対して、

「本当に申し訳なかった!!」

と反省するから、蝶々さんの真剣さが浮き彫りになって
悲劇が悲劇に見えてくるんです。

違います?

それなのにですよ。
このジイサンのピンカートンは感情表現の幅が
足りなさ過ぎて、単なるイカレタ浮かれオヤジ
でしかなかったんです。失恋

肝心の、蝶々夫人との思い出を
愛の家よ、さようなら・・・
と歌う、切ないハズの場面が、
こんなに粗雑に歌われるなんてっexclamationふらふら

チューリッヒ歌劇場でシコフは「カルメン」の
ドン・ホセも歌ってるんですが
どうやって??としか思いません。

ドン・ホセだって情けないことこの上ない男ですから、
こんな風に薄っぺらな役作りをされたら、
目も当てられないのではないでしょうか。。猫

それにしてもニール・シコフって悪いイメージ無かったんだけどなあ。。


彼がまだ黒髪豊かなりしたらーっ(汗)頃「椿姫」のDVDで
アルフレード役を歌っていましたが
(ヴィオレッタはグルヴェローヴァ)その時は

「ちょっと、さだまさし氏に似ているけど、いい感じグッド(上向き矢印)

と思ったし、10年ほど前に日本で観たドン・カルロは
(ちなみにこの時小泉純一郎首相(当時)ご臨席でしたexclamation

「ちょっと背丈が足りないけど、いい声だな〜グッド(上向き矢印)

と思った記憶があったような気がしたんですが、
完全なる「気のせい」だったのかも知れませんバッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)

悪口はまだまだ続くたらーっ(汗)


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2009年11月16日

斬新と勘違いのハザマ・・・?

一度でいいから、
ちゃんとしたキャストがそろった状態で、
普通のオペラ(作曲家の意図を正確に再現したもの)
を観てみたい。

そう思ったこと、ありませんか?

プッチーニの「蝶々夫人」だったんですが。

はっきりと申しましてこれ、私のオペラ史上、
最悪爆弾パンチでした。ちっ(怒った顔)
このオペラ気違いの私が、拍手をせずに帰ってきたのです。失恋

もちろん外人さんの言う、いわゆる
ニッポンんのイメージ」には、いつだって
間違いがたくさんあります。
でもそんな次元を大幅に超越しちゃっていたんです、むかっ(怒り)
残念ながら。

まず、演出の意味が分からないパンチ

いつも最初のうち「なんじゃこりゃ?」と疑問に思っても、
最終的には演出家の意図が
なんとなく見えてくるもの、でした。
説得力ってそういうことですよね?

でもね。

舞台上の建物の構造といい、舞台装置といい、
衣装といい、化粧といい、
無意味にウロチョロ歩きまわって、とても目障りだった、
フンドシをしめた全身白塗りのエキストラ4人組といい、

今回は最初から最後まで
一体何の意図があったのか、全く分かりませんでした。
斬新というには無理がある・・・。たらーっ(汗)

この演出家はきっと
番町皿屋敷」と
もののけ姫」と
ドリフターズ」を見て、
日本文化の「」だと勘違してしまったに
違いありません。

なぜならば・・・

蝶々夫人の伯父さんで仏教のお坊さん、
という設定のボンゾ(という名前です)役の人の
白塗りの顔に、獅子舞のごとき長〜い白髪と
白いスケスケの着物というイデタチ・・・
もののけ姫の登場人物(名前忘れたけど・・・)
にしか見えませんでした。

蝶々夫人は、やたらと長い髪の毛を最初から最後まで、
洋服を着ても、着物を着ても、ずっと垂らしたまま・・・
何とも汚らしくて、彼女が頭を動かす度、
番町皿屋敷のお岩さん(お菊さんだっけ??)が
化けて出てきたところモバQ、にしか見えませんでした。

日本人男性役の人は黄金の着物「風」上着に
ネクタイを締め、白塗りの頬に
真っ赤なグルグルを書いて・・・
それじゃ、志村けんさんの「バカ殿様」じゃないですか??

日本人を、日本文化をバカにしているのかっexclamation&questionむかっ(怒り)

というより、プッチーニの作った音楽、彼の意図、を
完全に潰そうとしているとしか思えない。爆弾

ワタクシ、かなりむかっ腹を立てていました。ちっ(怒った顔)ちっ(怒った顔)

プッチーニが作曲しながら涙したほど愛したという蝶々夫人
いったい何だと思っているんでしょうか?

この演目は、プッチーニの「三大オペラ」の一つとして
無意味に人気を誇っているわけではないんですよっexclamationむかっ(怒り)

これだけの人気演目で、プレミエ(新演出)で、
しかも日曜日の公演だったのに、
座席がガラガラだった意味がよ〜〜く分かりましたっっもうやだ〜(悲しい顔)

(続く)


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2009年04月16日

トスカ〜爆笑編〜

先週観た「トスカ」。

席が悪かったのがいささか不満だったので、
今度こそいい席を手に入れようと、開演1時間半前から発売される
学生券の窓口に、2時間45分前から並びました。

・・・結果は・・・

前回より、やや、舞台寄りながら、またもや、柱の後ろ席・・・。
もうどうしようもありません。。。もうやだ〜(悲しい顔)

今日はトーマス・ハンプソンが急病とかで、代役に変わってました。
ルーチョ・ガッロ。独特の漫画チックな風貌を持つイタリア人です。

ところが。
開演時間になり、客席に座っても、オケが音合わせを終えても
待てど暮らせど始まらない。

そうこうするうちに舞台上に劇場の人が現れて・・・
(以下、私のつたないドイツ語能力で聞き取れた内容です)

お待たせしてすみません。
実はスカルピア役の
ハンプソン氏
今朝の11時になってドクターストップのため
キャンセルになってしまいました。

しかしこんなに急に代役を探すのは容易なことではありません。
あちこち連絡した結果、
ガッロ氏にOKをもらいました。
 
彼はイタリア国境付近におり、チューリッヒまでなら電車より
車の方が早い、ということで出発したんですが、
あの風貌のせいでしょうか、
(ここで客席から笑いが起こるわーい(嬉しい顔)) 
途中のありとあらゆる検問で警察に引き留められてしまい、
ついさっき、開演15分前にようやく到着いたしました。

今メイクをしています。

リハーサルでいきなり本番ですが、
彼は5年ほど前だったと思いますが、
別の劇場でスカルピア役をやったことがあるので、

おそらくチョット
役のことを覚えている、と、思われますので・・・ 

(この言い回しに客席は大受け。爆笑の渦になり、
拍手と歓声が上がって演説も一瞬中断・・わーい(嬉しい顔)) 

・・・え〜・・・コホン・・・
皆さんに素晴らしい舞台をお約束できる、と、思います。
もうしばらくお待ちください。


あらら〜。大変なことになってたんですね〜。

でもオペラの場合、同じ演目でも、
どこで誰がどう動くか、とかはいちいち違うし、
今回は新演出だから、有体にいえば
この演出のスカルピアの動きはハンプソンしか知らない訳で・・・
リハーサル無しって、大丈夫なんだろうか・・・。

そして登場したガッロ

1幕目はスカルピアは動きが少ないから、ほとんど問題なし。
ハンプソンの緻密さ、繊細なニュアンスはないものの、
合唱団の  を突き抜ける見事な声量で朗々と歌ってのける、
あの度胸の良さは一体何なんでしょうか。

第2幕。
トスカを追い詰め、悪役ぶりを存分に発揮して、そして殺される場面。
ハンプソンの貴族的な上品さは、それ自体が嫌味な圧迫感になり、
上品な仮面を脱いで欲情を爆発させた時、
トスカの恐怖が頂点に達する・・・という感じでしたが

われらがガッロ氏の場合。

どことなく庶民的で、否応なく迫るセクハラおやじに
トスカが逆切れする、といった塩梅。

「恋人の命を救いたければ、その身を任せろ」

迫られたトスカが思わず一歩スカルピアから身を引くのは、
もはや演技ではない・・・と思わせる、文字通りのイヤラシサ。
こればっかりはハンプソンには真似できない(?)悪党ぶりでした。わーい(嬉しい顔)

最後のカーテンコールのとき。
彼のなんとなく笑けたキャラクターに誘われたのか、出てきただけで
お客さんも拍手喝采。

「よく頑張ったぞ」

そんな雰囲気が漂う中、大仰にプロンプターと
ガッチリ握手を交わすガッロ。
そのパフォーマンスにお客はまたもや大爆笑&拍手喝采。

普通、悲劇を見終わると、観客はボーっとしているはずなのに、
今日ロビーに漂うのは、喜劇を見終わったかのような清涼感。。。

トスカって、やっぱり悲劇、なんですよねexclamation&question
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2009年04月07日

トスカ〜感動編〜

プルシェンコ、織田信成・・・

フィギュアスケート界で数々の名スケーターが滑ったことでも有名な

トスカ」。

(主人公は女性なのに男性スケーターばかり思いつくんですけど、
誰か女性スケーターでトスカを使った人、います?)

3人の主要登場人物が全員死ぬ(刺殺、銃殺、飛び降り自殺)という悲惨極まりない話ながら、
「星は光りぬ」、「歌に生き、恋に生き」等、数々の名曲ゆえか、
プッチーニの「3大オペラ」と称され、
世界中の歌劇場でも上演されないシーズンはないほどの人気演目。
チューリッヒ歌劇場では今年、プレミエ(新演出)として
上演されました。

(去年までの演出だって悪くなかったけど、最後にトスカが
 ピストル自殺するのが納得いかなかったもんね・・・
 そんなもん、どこに、どうやって隠し持ってたんだ・・・??)

トスカ役のエミリー・マギーが、
スカルピア役ではトーマス・ハンプソンが、ともに役デビュー、
カヴァラドッシ役のヨナス・カウフマンは2008年にロンドンで役
デビューを果たし、大成功をおさめた、
現在人気沸騰中のドイツ人テノールです。

チューリッヒ在住のカウフマンはこれまでも、当歌劇場の
秘蔵っ子的存在でしたが、
昨シーズンのカルメン、ドン・ホセ役で大ブレークして以来、
彼が歌うとなると女性陣は大騒ぎ。
客席のみならず、オーケストラボックスでも弾いていない時の
女性奏者が舞台上のカウフマンを見つめ、
チケットもぎりのおばちゃんまでが、仕事を放棄して場内に
椅子を持ち込んで観てしまうほど(お仕事、大丈夫なんですか?)。

人気演目でこれだけスターが集まると、当日にしか買えない学生券は
入手困難なことこの上ない・・・。本日は残念ながら柱の後ろ席、
普段はお客を座らせない席です。。もうやだ〜(悲しい顔)。。

さて。

うわさのカウフマン揺れるハート

もう文句ありません。
彼が「ミスター・パーフェクトぴかぴか(新しい)」と呼ばれるのも
当然なんです。

バリトンなみの深々した声質でテノールの最高音域も軽々こなし、
そしてなにより、あの pp (ピアニッシモ)の素晴らしさ・・・。

歌ってほしいように歌い、演じてほしいように演じる。
女性陣のハートを鷲づかみにするだけの全てを備えているのです、
彼は。・・・きゃあ!揺れるハート揺れるハート

トスカ役、エミリー・マギーは以前聞いた「こうもり」のロザリンデ役が、
あり得ないほどヘタクソで

この人ほんとにプロ?!むかっ(怒り)

と思っていたんですが、1幕はやや不安定ながら無難にこなし、
2幕のスカルピアとの息詰まるやりとり、「歌に生き、恋に生き」、
次第に追い詰められてスカルピアを刺し殺す場面、などは、
逆にあの音痴ぶりが演技として功を奏していた感がありました。
(褒めてるつもりあせあせ(飛び散る汗)

そして、こちらも役デビューのトーマス・ハンプソン。
正直スカルピアには優し過ぎで、端正過ぎで、カッコよ過ぎで・・・
なんぞと心配(?)してましたが、さすがの演技力でした。
研ぎ澄まされた緊迫感、本来の人柄からは想像つかない
むき出しの欲情。
去年までのルッジェーロ・ライモンディとは違った悪役ぶりを
見せてくれました。

でもね。
やっぱりカッコよすぎです。

さっきあれだけ、きゃあきゃあ騒いだ(?)カウフマンの
カヴァラドッシと比べても

お金もあるし、権力もあるし、上背もあるし、悪の魅力もあるし、
トスカちゃん、しがない絵描きなんかより、こっちの方がいいじゃん。

と思わせてしまうスカルピアってのは・・・
どうなんでしょうね???わーい(嬉しい顔)

トスカは最後にちゃんと(?)舞台後方に飛び降りてくれたし、
感動的な舞台に大満足でした。
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