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2010年04月23日

心理戦術発令中(・・・?)

ワグネリアンという言葉がありますね。
ワーグナーの熱狂的ファンぴかぴか(新しい)のことを
世間一般ではこう呼ぶわけです。

単なる熱狂的ファンならば他の作曲家にもいるでしょうが
ワーグナーに対する熱狂は信仰に近いものがあるため、
特別にこのような名称で呼ばれるのだとか。猫

私はワーグナーも好き黒ハートですが、

ヴェルディプッチーニマスネビゼーもみ〜んな好き黒ハート

という浮気者揺れるハートのため、ワーグナーのみに
狂信的になることは全然できません。わーい(嬉しい顔)

もっともワグネリアンという言葉は
いささかマイナスのイメージバッド(下向き矢印)があります。
反ユダヤ主義(ユダヤ人、ユダヤ教に対する差別思想)
の傾向があるからなんですね。
ワーグナー自身もその要素を多分に持っていたらしく、
ワグネリアン筆頭、ヒットラー(シャレじゃありませんたらーっ(汗))及び
ナチスの面々に大いに利用されたようです。

今回私が観てきたマイスタージンガーもナチスの党大会で
演奏されたので有名なんだそうですね。

確かに祝典序曲ぽくて、カッコイイぴかぴか(新しい)です。
おまけに話の展開的に、特に第3幕の一番最後、
ハンス・ザックスドイツ芸術を讃えるぴかぴか(新しい)大合唱るんるん
を聴いている時の
充実感手(グー)高揚感ぴかぴか(新しい)と言ったら

もしや、何かの煽動?爆弾たらーっ(汗)

と疑いたくなってしまうほどなのです。がく〜(落胆した顔)

不謹慎な発言パンチで誠に申し訳ない爆弾のですが
ヒットラーのプロパガンダに乗せられた人の気持ちが
ちょっぴり分かったような気がしてしまいました。猫

戦争には心理戦術も情報戦術も必要不可欠な要素です。
この内容(ドイツ賛美)、この煽動的音楽(・・・??たらーっ(汗))、
そりゃ、ヒットラーがワーグナーを利用したがったわけですね。

不謹慎発言爆弾の連続パンチで本当に申し訳ないですが、
ナチスの鉤十字マークよりワーグナーの音楽の方が
よほど心理的煽動に効果があったのではないでしょうか。

いやはや。ゲイジュツというものは
実に爆弾恐ろしい魔力爆弾を持っているものです。

アドルフ・ヒットラー(1889年4月20日〜1945年4月30日)
121回目の誕生日と、65回目の命日の間で
ちょっと真面目に考えさせられました。猫


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2010年04月21日

瓦版、職匠歌人

マイスタージンガーの話の展開って
マイスタージンガーとは何ぞや?」ということが分かってないと
正直よく分からないんですよね。爆弾

そもそもマイスタージンガーって何?

ドイツのギルドが与えたマイスターの称号の一つ。
ジンガーは英語で言うシンガー、つまり歌い手の意であり、
「職匠歌人」「親方歌手」等と和訳される。(ウィキペディアより)


・・・ほ〜・・・。。
で、ギルドってナニ?

中世より近世にかけて西欧諸都市において
商工業者の間で結成された各種の職業別組合。


・・・ふ、ふ〜ん・・・。
分かったような分からないような。。猫

ちなみにヴァルターはあらすじには「騎士」って書いてあるけど
オペラの中ではユンカーって呼ばれてるんですよね。
じゃあ今度、ユンカーは何か、というと

準貴族とか地主貴族とか、
爵位を継承できない次男以下の貴族の子弟が
地主化したもので、貴族と平民の間に位置する身分。
日本の士族階級と類似する(ウィキペディアより)
、のだとか。

地主になっちゃうぐらいなんだから、
士族といっても身分の低い方、おそらく旗本じゃなくて御家人ぐらい、
ってとこでしょうか。

つまり、このマイスタージンガーを純日本的に翻訳すると・・・


明日はニュルンベルク町内組合あげての夏祭りの日。晴れ
鼈甲櫛笄問屋(本当は金細工職人たらーっ(汗))の親方ポーグナー屋ファイトは、
祭りのハイライト「るんるんのど自慢大会るんるん」で優勝した男に
ぴかぴか(新しい)ニュルンベルク小町と歌われるほどの別嬪、娘のエヴァと
自分の財産を譲る、と宣言する。

貧乏御家人シュトルツィング家の部屋住み息子ヴァルター
エヴァに一目惚れ黒ハート
惚れた相手は「のど自慢大会」の優勝者としか夫婦になれない、
と知ると町内組合の寄合に押しかけて「のど自慢大会」の出場を頼みこむ。

エヴァに横恋慕する悪徳代官(本当は市の書記たらーっ(汗)ベックメッサー
にっくき恋敵パンチを追い払おうとあの手この手で横やりを入れる。

ベックメッサーをやんわり宥め、
駆け落ちまでしようとするヴァルターエヴァを諌める
仁徳者の履物問屋(本当は靴職人たらーっ(汗))の親方ザックス屋ハンス

いざ始まった「のど自慢大会」。
ベックメッサーは大失敗して敗退バッド(下向き矢印)するも、
ザックス親方の薫陶を受けたヴァルターは見事優勝をかっさらいグッド(上向き矢印)
エヴァを手に入れる。手(チョキ)

優勝のご褒美としてエヴァと共にポーグナー親
町内組合を代表して親方の称号(本当はマイスタージンガーたらーっ(汗))を
与えようとすると、ヴァルター

組合なんて面倒だexclamationパンチ親方の称号なんているもんかっexclamation×2爆弾

ざわめく寄合所。爆弾
履物問屋の親方ザックスが言うには

いやいや、お武家様。職人をバカにしちゃあいけませんや。
考えてもごらんなさい。
こう言っちゃあナンですが、公方様がお亡くなりになったって
お江戸の町(ドイツたらーっ(汗))は痛くも痒くもない。
だけど職人(本当はマイスターたらーっ(汗))が倒れたり、
組合(上述ギルドたらーっ(汗))が崩れたりしたら、食うに困って死人が出ます。
織田様や豊臣様が(本当は神聖ローマ帝国たらーっ(汗))お倒れなすったって、
私ら職人の技は(本当はドイツ芸術たらーっ(汗))は廃れたりなんぞいたしません。
お江戸の町を支えているのは、あっしら、職人なんでございますよ。


なるほど・・・納得して、親方の称号を受けるヴァルターひらめき

あっぱれ、組合の崩壊を防いだザックス親方
親方のぴかぴか(新しい)粋な計らいぴかぴか(新しい)(本当は芸術観たらーっ(汗))とぴかぴか(新しい)職人の技ぴかぴか(新しい)を、
寄合、町内会が寄ってたかって褒め称え、
めでたし、めでたし、と相成りましたとさ。猫

・・・というところでしょうか??たらーっ(汗)ダッシュ(走り出すさま)

その昔祖母と一緒になって「暴れん坊将軍」やら「水戸黄門」やらを
一生懸命見ていた私にとっては、横文字が並んだ解説書より
こういう方が理解しやすかったりするんですが・・・。
わーい(嬉しい顔)



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2010年04月19日

真正面美人図

いくらオペラは「幻想の世界(?)」と言っても、
やっぱり正面から見ても美人黒ハートな人が歌ってくれると
観客としては嬉しい手(チョキ)ものです。

つまり「マイスタージンガー」のエヴァなんですが。

Edith Haller というイタリア人ソプラノ。
まだお若いですね。
今年バイロイトでもジークリンデ役でデビュー予定ぴかぴか(新しい)みたいです。
イタリア人なのにドイツ語が得意だなんて珍しい爆弾exclamation×2(失礼たらーっ(汗)

この方、歌もお上手だったんですけど、なにより
かわいかった黒ハートんですよ〜。ひらめき
ちょっとぽっちゃりだけど、色白、丸顔に純度100%のブロンド黒ハート

ネトレプコとかゲオルギューとかといった、
御見それしましたexclamationという類の美しさではなくて、
なんとも初々しくて、えも言われぬぴかぴか(新しい)かわいさ黒ハートなんです。
純白の花嫁衣装のよく似合うことexclamationグッド(上向き矢印)

ヴァルターの歌にうっとり聴きほれるところとか、
ザックスの鷹揚な人柄に感謝する顔つきとか、
ベックメッサーにウンザリしている仕草とか、

もともとエヴァという役はこのお話の(ほとんど)紅一点ですし、
他の出演者が、文字通りモッサリしたおっさんたちばかりなので、
この方のぴかぴか(新しい)清涼剤のごときかわいらしさぴかぴか(新しい)が浮き立っていてグッド(上向き矢印)
ワタクシ、女だてらに見とれて目しまいました。わーい(嬉しい顔)

さて。
マイスタージンガーを語る時、忘れてならない、と言えば
この方、ベックメッサー
歌っていたのは Michael Volle 氏。

ワタクシ、この方、相当、気に入って黒ハートます。わーい(嬉しい顔)
他の出演者が気に入らなくても、この人が出てるんだったら
聴きにいこうかな〜と思うほどのお気に入り。黒ハート

以前はチューリッヒ歌劇場に所属しておられましたが
残念ながら2008年の1月からミュンヘンの
バイエルン州立歌劇場に移動してしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)
もっともその後も頻繁にチューリッヒに来てくれるので
プログラムに名前を見つける度に、ホクホク喜んでおりますが。わーい(嬉しい顔)

この方、どこかの劇場の専属になる必要なんてないでしょうに?
と思うほど、歌だってお上手ぴかぴか(新しい)なんですが
(この方の歌曲演奏会、すごく良くて感激しましたexclamation
何がいいかって、お芝居が、ひらめきうま過ぎるっっ・・・。わーい(嬉しい顔)

喜劇を演じさせたらこの方の右に出る人って
さて、世界でも何人いることやら・・・。
とにかく上手いんです、喜劇が。

存在感のある図抜けた背丈手(チョキ)に、ハリのあるバリトンるんるん
そのくせ千両役者なんですからベックメッサーはまさにうってつけ。手(グー)

イタリア語の喜劇がうまい方は沢山おられますが
こういうドイツものの憎めない憎まれ役たらーっ(汗)では
この方は第一人者ぴかぴか(新しい)に違いない手(グー)と勝手に思い込んでおります。わーい(嬉しい顔)

第2幕のザックスに散々邪魔されながら、
エヴァの窓辺で歌うセレナーデ。。
もともとケッサクグッド(上向き矢印)な場面ですけど、もうこの人が歌ったら・・・。わーい(嬉しい顔)わーい(嬉しい顔)

他のキャストは違いますが、ベックメッサーは以前から
このフォッレ氏が歌っておられるので、ワタクシDVDを
買おうかな、と思っています。そしたらいつでも笑える。ダッシュ(走り出すさま)(?)



それからもう一人。
今回ずば抜けてよかった手(グー)グッド(上向き矢印)のが、エヴァの乳母の恋人(ややこしい)
ダヴィッドを歌ったテノール、Peter Sonn氏。

今年からチューリッヒ歌劇場に入ったメンバーらしいですね。
初めて聴きましたが、良かったぴかぴか(新しい)です。

この歌劇場でワーグナーを歌うテノールは、私の趣味からすると、

いい声だけど、カマっぽくて、たよりない・・・ふらふら
モーツァルトかロッシーニだけにしておけばいいのに。
爆弾

と思うことがほとんどなのですが、
この方は線が太くグッド(上向き矢印)、透明で艶のある声で、るんるん
とてもぴかぴか(新しい)魅力的ぴかぴか(新しい)だと思いました。
今後の活躍が楽しみな一人をまた発見した気分です。手(チョキ)
 

(続く)

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2010年04月17日

101回目の御伽草子

さてさて、お話を戻しまして、今回のワーグナー
ニュルンベルクのマイスタージンガー

演出は Nikolaus Lehnhoff 氏。
とてもクラシックで素敵ぴかぴか(新しい)な演出でした。手(チョキ)
今まで私が観た中で、一番落ち着いてシックひらめきな舞台です。

木造の教会の内部のような舞台に
ハーメルンの笛吹き演劇が着ていそうな、カラフルアート
カボチャパンツにカラータイツ、そしてマント姿のオッサン達。
色違いだけどほとんど同じ格好なので、誰がどの役なのか
ほとんど見分けがつきません。たらーっ(汗)

一緒に行った我が姉曰く、

あの赤い人がお父さん?

・・・赤い人って、どれよ?・・・3人ぐらいいるじゃん・・・たらーっ(汗)

そんな中でも主役、ハンス・ザックス役の
アルフレード・ムフ氏は
さすがに分かりました。どの人だか。ひらめき
今回ザックス役デビューぴかぴか(新しい)だったようですね。

以前、この方のベートヴェン「フィデリオ」のロッコを聴いたとき
良かったひらめきイメージがありました。
今回、ワーグナーになると、初日だったからかもしれませんが
体力配分にいささか失敗爆弾したのでしょうか、
最後の方がちょっと爆弾息切れ爆弾気味ダッシュ(走り出すさま)でした。。

長いですからね。なんたって上演時間約4時間半パンチ
そのうちザックスだけ2時間半分たらーっ(汗)ぐらいありそうですものね。
おじいちゃんにはいっぱいいっぱいパンチだったのかもしれません。猫

それにして可笑しかったのは、一番最後の幕で
エヴァに

世が世ならあなたの奥さんになっていたかもしれないのに

という趣旨の(まとめ過ぎ?たらーっ(汗))ことを言われて

私は、『トリスタンとイゾルデ』のように、魅かれあう二人を引き裂く
 『マルケ王』になるつもりはない


と応えたときなんですよね。

何故かと言うと、このムフ氏。
昨シーズン上演された「トリスタンとイゾルデ」で、正に
マルケ王」を歌っておられたからなんですね。ぷぷ。わーい(嬉しい顔)

さて。
お次はこのお話の””エヴァのハート黒ハート
を射止める色男ヴァルター
この方もすぐに見分けがつきました。
なぜなら一人で衣装が違ったからです。

騎士ですもの、カボチャパンツなんか、はきません。パンチ
颯爽ぴかぴか(新しい)と肩にマントをひらめかせ・・・

ひらめき過ぎてしょっちゅうズリ落ち、腰巻状態たらーっ(汗)になりかかるのを
一生懸命押さえながら歌っておられたのはわーい(嬉しい顔)
カンザス生まれの Robert Dean Smith氏。
バイロイト音楽祭にもこのヴァルター役で
デビューぴかぴか(新しい)しているらしいですね。

本当は今回ペーター・ザイフェルトがヴァルターを歌う予定だったのに、
いつの間にか(つまり私の知らぬ間に)キャンセルになったんですね。
ちょっと残念。失恋

でもこのスミス氏。
ちっとばっか、声量も背丈も不足気味爆弾だけど、頑張ってました。

ただし。
長いフレーズを抒情的にレガートるんるんで歌おうとすると、
どうも子音の  と  の音が抜け落ちちゃうんですよね。

ドイツ語を歌う時って、みなさん、子音をはっきり発音すべく

うわっ相当ツバ飛んでるだろうな〜たらーっ(汗)
今、この人の目の前には行きたくない〜
猫

と思うほど、不自然な舌打ち音(?)を立てられますよね。
それがこの方は足りないもので、間延びして聴こえるのが
ちょっと気になりましたが。。


(続く)



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2010年04月14日

見返り美男図

行ってまいりました〜手(チョキ)
ワーグナーのオペラ
ニュルンベルクのマイスタージンガー」です。

良かったぴかぴか(新しい)ですexclamation×2
最近シノゴノ、ブチブチ、文句を言うことが多かったワタクシですがたらーっ(汗)
今回は結構感動してしまいました揺れるハート

まずは指揮者フィリップ・ジョーダン氏の
期待を裏切らぬぴかぴか(新しい)素晴らしいひらめき指揮っぷりexclamation
先日のD・ツィン○ン某とは雲泥の差パンチでした。

出過ぎず、でも豊かで迫力満点の f 
繊細で緊張感にあふれる  、
キレとスピード感も必要十分グッド(上向き矢印)、テンポも程よくグッド(上向き矢印)
メリハリのある音楽構成グッド(上向き矢印)
ドイツもの独特の崇高、かつ、どっしりした揺るぎない重厚な響き手(グー)

弦も管もそれぞれの楽器の方たちが職人技を披露しるんるん
全ての楽器を伸び伸びと歌わせつつ統率するジョーダン氏。ひらめき

しかも今回はフルート氏とオーボエ氏とチェロ氏が
ワタクシのお気に入り黒ハートの御三方だったのです。手(チョキ)
軽やかでリリカルなフルートソロ黒ハート
本当に人の声が歌っているかのようなオーボエソロ黒ハート
感情豊かな甘〜いヴィブラートのチェロソロ黒ハート
それらの流麗で美しいことexclamation

本当に楽しませてくれましたわーい(嬉しい顔)exclamation

どうでもいいことですがこのジョーダン氏。
彼は、姿勢がいいですね。
竹の棒でも背中に刺しているのかと思うほど、
妙にシャキーン手(グー)といい姿勢なんですよね。

この姿勢のよさ、なんとな〜く見覚え目がある。。ような気がする・・?
でも、どこで?

というわけで考えてみたんですが。

かの有名な「のだめカンタービレ」。
残念ながらまだ見る機会に恵まれないながら、
噂を耳にして興味深々だった私は、つい最近、
のだめ映画の公式サイトを覗いてみたのです。

そこにあった指揮者姿の玉木宏氏の写真。
そう、それこそ

背中に竹棒が刺さっているのかと思うような
妙〜にシャキーンとよい姿勢・・・


だったんですねえ。ソウカ、コレダッタカ・・・。わーい(嬉しい顔)

従って?このジョーダン氏も真後ろから後頭部を見ているだけ、
あるいは後ろ斜め45度ほどの角度までなら、
実にいい男黒ハートぴかぴか(新しい)なんですよね。

・・・ただ、正面を向くと・・・たらーっ(汗)

ま、指揮者はではありません。ダッシュ(走り出すさま)
大事なのは音楽るんるんです。わーい(嬉しい顔)

私は今回ラッキーなことに3階席の一番前ど真ん中。
舞台もオケピットも悠々と見渡せ、かつ、指揮者の真後ろ、
という配置でした。(だから指揮者の後頭部がよく見えたのです)

ヨーロッパのオペラハウスでは王族ひらめきとかVIP専用ボックス席ひらめき
パルケット(平土間席)じゃなくて、一階上の舞台正面にあります。
私の経験上でも、音は上方向に飛ぶ右斜め上のでパルケットより、
上階の正面の方が(たとえ3階であろうとも)
断然音響がいいるんるんのです。

(ちなみにピアノのコンサートで自由に席が選べる場合、
 ピアニストの手が見える、すなわち、舞台に向かって左よりの
 平土間席が人気のようですが、私は大概、舞台に向かって
 右手の上階に陣取ります。聴こえ方が全然違います。)

真正面から飛んでくる、オーケストラと歌手、さらに合唱の
大音響演劇は文字通りのド迫力でした。手(チョキ)

ワーグナーはとにかくデッカイ手(グー)
5人のホルン、トランペットが3人に、
トランペット2人、コントラバスも4人いて・・・
という大編成は見ているだけでも面白いですね。
おかげでオケピットを覗き込んでる間に舞台と字幕を見逃して、
話の展開についていき損ねるのがタマに傷ですが・・・猫

ちなみにウィキペディアの解説によると
ホルンは人、トランペットは人、コントラバスを含む弦楽器は人、
と書いてあるのですが、今回どう見たって
ホルン人、トランペット人、コントラバスは人でチェロが人、いました。

ウソツキはどっちでしょう・・・?たらーっ(汗)わーい(嬉しい顔)

そして、今回は登場人物も多いんですよね。
最後の幕に主人公のハンス・ザックスを讃える、
大合唱&ソロ歌手&オケトゥッティは圧巻でしたexclamation×2

上下左右、会場中に鳴る響きに包まれて恍惚とできる・・・
しかもこんな特等席でなんてっ・・・exclamation

学生券の有難味をこれほど感じたことはありませんでした手(チョキ)わーい(嬉しい顔)手(チョキ)

最近指揮者にもイライラしっぱなしだったバッド(下向き矢印)ので、今回は
実にすっきりサワヤカぴかぴか(新しい)
ふろ上がりのような爽快感を心ゆくまで楽しめました揺れるハート

(続く)


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2009年11月07日

我が青春に間違いなし! JK追っかけ紀行Part4

スイスに戻ってからこんな記事を見つけましたexclamation
先日、ミュンヘン、バイエルン州立歌劇場で観てきた
ローエングリン」の新聞(雑誌?)評です。

ご覧ください!

Opera News(ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場の雑誌)
の記事です。
日本語訳は私の作なので、かなり怪しい意訳(違訳?たらーっ(汗)
ですが・・・。


Opera News, November 2009
JEFFREY A. LEIPSIC
MUNICH ― Lohengrin (7/12/09) Munich Opera Festival


"With all this in mind, why was the performance unforgettable? Quite simply because tenor Jonas Kaufmann sang a Lohengrin for the ages. Not one minute of his performance was less than extraordinary. His entrance, sung in an exquisite pianissimo, was followed by a stentorian, effulgent, beautifully sung answer to Telramund's accusations. In particular, Kaufmann's Act III was a lesson in Wagnerian vocalism, his vocal palette ranging from lyric to dramatic, his top notes thrilling, his youthful enthusiasm ever-present, his communicative talent spellbinding. Kaufmann was in total command of both his technique and his interpretation every minute. Forget the good old days! Kaufmann can stand comparison with the very best."

「何故この公演が忘れられないのだろうか。答えはごく簡単である。テノール、ヨーナス・カウフマンがローエングリンを歌ったからである。彼のパフォーマンスは一瞬の隙もなく、並はずれて素晴らしかった
 テルラムントの訴えに対して返答する場面の導入部、彼はそこをたぐい稀なるピアニッシモで歌い始め、そこから力強い、光輝くような美しいフォルテにまで広げていった。特にこの第三幕のカウフマンの音色は抒情的な部分から劇的な部分までを色彩豊に表現しきっていた。緊張感あふれる最高音、考え得る限りの若々しい情熱、魔術のような語りかけ、を見せつけてくれたのである。カウフマンの技術と解釈は最初から最後まで完璧であった。
 往年の名歌手をしのぐ、新時代の帝王の登場である。」


黒ハート

ぴかぴか(新しい)ヨーナス・カウフマンぴかぴか(新しい)を聴いて
こういう感想を持つのは私ひとりではないんですよーexclamation揺れるハート

2010年の夏にはバイロイト音楽祭(※)に、
同じ「ローエングリン」役でデビューするカウフマンぴかぴか(新しい)
ますます人気がうなぎ登りグッド(上向き矢印)になること、
間違いないでしょう。。ひらめきわーい(嬉しい顔)

カウフマンはまだ無名の頃、来日していますが、
残念ながら、今後の来日予定は今のところ
私には全然分かっておりません。猫
しかし、これだけ有名になってからだと、来日時には
鳴り物入で紹介されるでしょうね。
チケット取りにくそう・・・。もうやだ〜(悲しい顔)

ちなみに今回のバイエルン歌劇場の「ローエングリン」は
2011年の9〜10月に歌劇場の音楽監督、ケント・ナガノ氏の指揮で
来日することが決定しているようです。
キャストはまだ発表されいていないようですが、
みなさん、チェックしてみてくださいねexclamation


(※)バイロイト音楽祭
ワーグナーが自身の作曲した「ニーベルングの指輪」を
上演するために開設した音楽祭。毎年7〜8月にドイツの
バイロイトで開催される、ワーグナーオペラ専門の音楽祭。
その世界的人気からチケットの入手が最も困難な音楽祭の
一つとされている。(一説によると、チケット入手まで
10年は待たされるとか。たらーっ(汗)

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2009年11月05日

我が英雄に死角無し JK追っかけ紀行Part3

観た直後は感動が大き過ぎて、一本の記事には収まりきらず、
用事があって、なかなか続きが書けない間に
観てから一週間以上も経ってしまうと、時間が開き過ぎて
何を書こうとしていたんだか記憶が薄れてくる、
脳みその新陳代謝がよ過ぎる私・・・。たらーっ(汗)

覚えている唯一最大のことは

我がぴかぴか(新しい)ヨーナス・カウフマンぴかぴか(新しい)は、
素晴らしかったexclamation×2

という記憶揺れるハート

ワーグナーのヒーローというと、歴史や神話の
登場人物
とか、
英雄とか貴族とか・・・
大体において、あまり人間らしくないものだ、
イタリアのヴェリズモ・オペラ(市井の人々の日常生活の描写を
多用した歌劇)の反対極だ、と思い込んでいました。
だから音楽は素晴らしいけど、親近感が無く、
重すぎて共感しにくいと・・・。

でもexclamation

ヨーナス・カウフマンが歌うと全然違うんですよね。ひらめき

愛し、悩み、裏切られ、傷つき・・・
そういう人として感情葛藤
紳士ぶった英雄的にではなく、
あくまで等身大人間くさく、伝わってくるのです。

ワーグナーがこれでいいのか?と言われると
私はワグネリアンではないので、よく分かりませんが、
ワーグナーの英雄像に新たな一面を発見ひらめきしたような
新鮮な驚きでしたexclamation

それにこれだけ音楽的に説得力があれば、
なんだっていいではありませんかっexclamation
と思わせる、あの表現力ぴかぴか(新しい)

エルザに裏切られた失恋時のローエングリンの苦しみが
痛いほど伝わってきました・・・ぴかぴか(新しい)
それに最終幕で自分の名前と身分を明かす場面での
あのpp(ピアニッシモ)・・・・exclamation×2
あれは誰にも真似できない、彼だけのワザなんですexclamation×2
本当にシビレますexclamation×2


リート(歌曲)を歌っても、ヴェリズモ・オペラを歌っても、
ワーグナーを歌っても、
音楽の規模の大きさにかかわらず、音楽の繊細さを失わず、
彼独特の色で客席を染め上げていく・・・

いつもカウフマンを聴くたびに思うのです。
あの魅力魔力?)は一体何なんでしょうか・・・。

舞台終了後、すっかり興奮した観客によるカーテンコールが
10分以上も続きました。ひらめき
私はさすがに10分ぐらいで拍手の嵐から抜けてきたので
分かりませんが、もしかしたら、もっと長く、
みなさんパチパチし続けていたのかもしれませんわーい(嬉しい顔)

もっとも私も興奮の余り晩御飯を食べるのを
すっかり忘れていました。。
ホテルに帰って来てから

しまった、お腹がすいていた・・・

ということに気づき、むなしく売れ残りのサンドイッチを
食べたのですが、素晴らしい音楽を聴けたことが嬉しすぎて、
美味しかったかどうかさえ覚えていません。るんるん

とにかく、幸ぴかぴか(新しい)な旅でした揺れるハート

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2009年11月01日

我が散財に全然悔いは無し JK追っかけ紀行Part2

最近「白鳥」に祟られている私。モバQ

白鳥に小舟を引かせて登場するはずのヒーロー、
ローエングリンが昨日の、あの写真のテイタラク(?)です。たらーっ(汗)
かなり熱心なヨーナス・カウフマンぴかぴか(新しい)ファン
であるはずの私でさえ
一瞬(どころじゃないけど)ひいてしまいました。。がく〜(落胆した顔)
あの衣装、あの演出。。たらーっ(汗)

ミュンヘンのバイエルン州立歌劇場では毎年夏に
オペラフェスティバルが開かれます。
この演出は2009年度、つまり昨シーズン7月の
オペラフェスティバルの目プレミエ(新演出)でした。

が。

プレミエ公開初日の公演終了後、舞台を見た
熱烈なワグネリアン(ワーグナー心酔者、ファン)による
執拗大ブーイング大嵐にあったそうです。爆弾
新聞評などでも、演出に対してかなり辛口のコメントパンチ
寄せられたとか。

そういえば、以前もバイエルン州立歌劇場の
チャイコフスキーの「エフゲニー・オネーギン」で、
オネーギンが実はホモだったexclamation&question、という設定による
新演出が大バッシングにあったとか。ダッシュ(走り出すさま)

この二つの新聞評に共通した内容は、大ざっぱに言うと、

歌手がこんなにも素晴らしい音楽を
作りあげているのになんなんだ、
このヘンチクリンな演出はっ
パンチ

というようなことでした。

無理ないですよねえ。
ワグネリアンじゃなくたって、ドン引きしますって・・・。失恋

たとえローエングリンが王子様然とした格好をしたからって
たとえオネーギンが普通の人(ホモじゃないという意味)
だったからって、
一体どんな、差し障りがあるというんでしょうか???

さて。

会場内に入っていくと、開演前もすでに演出の一部らしく、
お客さんが座席を探して、わらわらしている時、
すでに幕が上がっていました。
そしてヒロイン、エルザとおぼしき女性が
直立不動のまま、後ろ向きに立っています。
お尻の大きさの違から察するに、たらーっ(汗)
後ろを向いて立っていた方は、歌手ではなく
エキストラさんでしょう。わーい(嬉しい顔)

ちなみにエルザ役はこんな格好↓
(この写真は昨シーズンのエルザ、アニヤ・ハルテロスです)


スキャン0002.jpg

どうもエルザが新婚の家を自分で設計して、
自分の手でレンガを積んで建てている、
という設定らしいんですけど
にしても、この作業服は一体、何さexclamation&question

先週末私が観た時のエルザはエミリー・マギーでした。

そう、「こうもり」のロザリンデが死ぬほど下手くそパンチで、
完全に呆れられたものの、たらーっ(汗)
4月にチューリッヒでトスカを歌った時は比較的よかったので、
評価がややマシ、に格上げになった、あの
ミス(ミセスかも?)・音痴です。

今回のエルザは私が聞いた中でも一番、
音程が安定してました。彼女的には

でも一般的には相変わらずの音痴ですねえ、この方。

母音の「」の音程が下がるんです。
これ、やっぱりプロとして問題、ありませんか?

おまけに歌詞のドイツ語がよく聴き取れない。
休憩中のロビーでもドイツ人が

「あのエルザはドイツ語が聴こえない。
絶対ドイツ人じゃないでしょうね?」

と言ってたんですから、私の語学力の問題ではありません。

それに対してexclamation

我がヨーナス・カウフマンぴかぴか(新しい)のドイツ語は
単語全てが聞き取れましたるんるん

ドイツ人なんだから当たり前、と言われればそうですけど、

でも。

ドイツ語ってこんなにも美しいぴかぴか(新しい)言葉だったのか、
こんなにも変幻自在に音楽を表現しうる言語なのか、

しみじみとそう思わせてくれました。揺れるハート



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posted by KIKLKM at 06:00| Comment(7) | TrackBack(0) | ワーグナー・オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月29日

我が散財に悔いは無し JK追っかけ紀行Part1

生きてて良かったあ・・・黒ハート

そう思うんです。
我がぴかぴか(新しい)ヨーナス・カウフマンぴかぴか(新しい)を「聴く」と黒ハート

あえて『「観て」よかった』とは、申しません。今回は。
下の方に写真を掲載しましたので見て頂ければ、
理由はお分かりになると思います・・・。もうやだ〜(悲しい顔)

さて。

チューリッヒに在住しているくせに、今シーズン、
チューリッヒ歌劇場では、たったの一演目、
しかもフンパーティンク作曲の「王様の子供たち
という大変マニアなオペラにしか出てくれないヨーナス

来てくれないなら、こっちが出かければいいんだっexclamation

というわけで、ワタクシ、ヨーナス・カウフマンを聴く
ただそれだけのために、先週末、ドイツ、ミュンヘンビールまで
はるばる遠征してまいりましたるんるん

「はるばる」といっても、チューリッヒ〜ミュンヘン間は
都市間急行(新幹線みたいな存在)で4時間弱、
距離にして200qちょっと。
この程度では障害にすらなりませんっ爆弾

ドイツ南部、バイエルン州の首都ミュンヘンの中心部に
かつてのバイエルン王家ヴィッテルスバッハ家の
居城だったレジデンス宮殿があります。
さらにその一角に、でで〜と構えた豪勢な建物が、
ミュンヘンのオペラハウス、バイエルン州立歌劇場です。

ドイツのスケールの大きさには、行く度にいつも圧倒されます。
横にも縦にも、何もかもが、とにかく、でかいパンチ

劇場前の広場もチューリッヒとは比べ物になりません。
とにかくやたらと広いから、目的の建物が見えてから
たどり着くまでが、とても遠いのです。

歩いても歩いても、つ、着かない・・・たらーっ(汗)

スイスみたいに山だらけのチッチャイ国から行くと、
電車で数時間しか隔たっていないのに、
いつだって軽いカルチャーショックを受けます。眼鏡

劇場に入ると、これまた、デカイexclamation

チューリッヒ歌劇場は3階席まで、座席数も約1100席という
なんともチンマリなミニ所帯。
世界の名だたるオペラ劇場の中では最小に近い劇場です。

対してバイエルン州立歌劇場は、5階席まであり、
座席数も2229席(なんでしょうね、この半端な数字は??)
という大所帯。
ウィーンよりも、スカラ座よりも、ベルリンよりも大きい、
私が調べた限りでは、ドイツ国内の歌劇場では最大です。

チューリッヒ歌劇場の大きさ(小ささ?)に慣れている私は、
口をあんぐり開けて、周りをグルグル見回す・・・
いわゆる完全な「お上りさん」をしておりました。わーい(嬉しい顔)

これでビビってるようでは、アメリカ、ニューヨークの
メトロポリタン歌劇場(座席数3788席)に行ったら
どうなっちゃうんでしょう・・・?猫

私は今回奮発してパルケット席(一階平土間席)を入手しましたが
こういう大きな劇場の後ろの方の席では、
舞台上の人物が豆粒ほどにしか見えない目でしょうねえ。
チューリッヒは小ささが幸いして、最後尾の学生席でも十分
歌手の表情まで見えるんですけどね。わーい(嬉しい顔)

さてさて、今回の演目。
スケールの大きさも、ファンの数も、
ドイツに、これ以上の作曲家はいないでしょう。

ワーグナーです。

そして我がヨーナス・カウフマンぴかぴか(新しい)は、
もちろん主役ぴかぴか(新しい)です。揺れるハート

でもね。

これ↓
一体何に見えます??
もうやだ〜(悲しい顔)

スキャン0001.jpg

練習風景ではありません。念のため。わーい(嬉しい顔)

これ、実は

ローエングリン」です・・・。

騎士です。
王子様です。
物語の舞台ブラバントの救世主としてやってきた、
伝説の聖杯に仕える王パルジファルの息子です。

でも・・・これじゃ、どう見たって、

トイレットペーパーがない時代、
用を足した後にアヒルでお尻を拭いとかいう
ガルガンチュア物語の主人公ぢゃあないですか・・・ふらふらたらーっ(汗)

・・・随分長くなってしまうので、続きは次回・・・。

今日もありがとうございました!
応援お願いいたします!


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posted by KIKLKM at 07:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ワーグナー・オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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