【サタデーナイトデュオ No.49】
皆さま、大変ご無沙汰しております。
ほぼ4か月ぶりの更新になってしまいました。
久しぶりのサタデーナイトデュオは、
モーツァルトのオペラ「魔笛」から
「夜の女王のアリア」です。
魔笛の登場人物、夜の女王のアリアは2つあるんですが、
「夜の女王のアリア」といえば、コレ、
と思われているのが、今日演奏する、コレ、です。
(なんのこっちゃい・・・?笑)
コロラトゥーラはイタリア語(coloratura)で、
曲の中で、速くて、装飾が華麗に付いている部分を指します。
そんでもって、その、これでもか?!といわんばかりに、
超絶技巧の技術を駆使するパッセージを歌う
女性の高音域歌手をコロラトゥーラソプラノ、
と呼ぶんですよね。
これね、面白いんですよ。
エディタ・グルベローヴァとか、
マリア・カラスとか、
アンナ・ネトレプコとか、
ディアナ・ダムラウとか、
ソプラノじゃなくてメゾソプラノ(中音域歌手)でも
チェチーリア・バルトリとか
エリーナ・ガランチャとか
世界的にも超一流のコロラトゥーラソプラノってね、
聴いてる間にだんだん口があんぐりと開いちゃうんです。
お見事過ぎて。
そして段々笑い出しちゃうの。
それも結構乾いた感じの笑いです。
人間技じゃないよな〜・・・はははは・・・
っていう。笑
皆さんもよろしければ是非この👆方々の動画、
探してみて下さいね。
ってなんの宣伝してるんでしょうか。
この超絶技巧アリア、
夜の女王のアリアの連弾版ですよ。今日は。
もっともね。
人間の声で歌うから超絶技巧なのであって、
ピアノで弾いたらそんなでもないんですが(笑)
実は歌うと高音域が出せる姉は、高校生のころ
このアリアに憧れて、一生懸命練習した時がありました。
歌の。
ところが、普段休みの日でも、
2人姉妹が何時間ピアノ弾いてても何も言わない父が
姉が歌を練習してましたら、珍しく「コンコンコン・・」と
部屋に入ってきまして、
「あのな、ピアノはいくら弾いても良いけど、
歌は止めてくれ・・・・」
ピアノっていくら下手くそに弾いても、
いくら間違えても、いくらつっかえても、
ピアノの音なんですけどね、
練習中の歌ってのは、、まぁ・・・・
(以下省略・・・・笑笑笑・・・・)
というわけで、長年、埋没していた憧れの曲を
今回久しぶりに連弾でリベンジした、
というわけなのです。
では、こちらをば。