2020年06月02日

想定外の新発見

愛の賛歌【Youtube100本ノックNo.80

愛の賛歌 サムネイル写真100-80.png

フランスの国民的歌手で、シャンソンの女王と呼ばれた、
エディット・ピアフの代表曲として有名な愛の賛歌。

日本でも様々な訳詞が出され、
色んな歌手の方がカバーしていらっしゃいますね。

私のこの曲の一番の印象は、というと
ソチオリンピックの時にフィギュアスケート選手の
鈴木明子さんが、ショートプログラムで
この曲を使っていらっしゃって、
その、まさに音楽を体現したかのような彼女の演技が
とっても素敵で大好きだったのを今でもよく覚えています。

ちなみにあのソチオリンピックのフィギュアスケートでは、
羽生結弦氏が金メダルをとったプログラムの曲も、
浅田真央譲の涙の入賞フリープログラムで滑っていた
ラフマニノフの協奏曲第2番の第1楽章も、
それぞれ好きだったし感動したけど、
個人的にはそれよりも、鈴木明子さんの
愛の賛歌のプログラムの方が、好きだったんですよね〜

あれ以来この曲を聞くと、
なんとなく涙腺を刺激されちゃう癖でもついたようで、
実をいうと今回も弾きながら、涙が・・・

いや、出はしませんでしたけれども(笑)

でも鼻の奥やら喉の奥やらに、何かを迫るものを
弾くたびに感じたような気がしてたんです。

鈴木さんの演技に感動してからもう何年も経ってるのに、
私って間違っても涙もろいタイプじゃないハズなのに、

どうした、私?!

と思ってました。

でもって撮影が終わってから、
エディット・ピアフご本人の歌声の動画を発見しましてね
(便利な世の中ですね。
もっとも、撮影の前に聴いときなさいよ、と自分で自分に
突っ込みましたが。。笑)
拝見したんですけれども、
やっぱりなんとな〜く涙腺への刺激を感じたんです。

今まで全然気づかなかったし、
どっちかと言ったらこの曲、大して気にも留めてなかったけど
要するに、私はどうやら、この曲が、
とてつもなく好き、だったらしい。。
新発見でした(笑)

そんなわけで、愛の賛歌、ピアノ連弾版です。

動画はこちら▶▶▶




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2020年06月01日

説明なしでも大丈夫

結婚行進曲〜メンデルスゾーン
【Youtube100本ノックNo.79
結婚 メンデルスゾーン サムネイル写真100-79.png
タイトルもメロディも、説明の必要・・・
多分いりませんよね(笑)

ザ・結婚式なこの曲は、ドイツの作曲家
フェリックス・メンデルスゾーンがわずか17歳の時に、
姉ファニーとの連弾を楽しむために作曲しました。

余り知られていませんが、メンデルスゾーンのお姉さん
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼルも
大変才能のある音楽家で、
ピアニストとしても活動しましたし、
作曲家としても作品も残しているんですよね。

お姉さんの連弾曲も素朴で親しみやすく、
とても素敵な曲ですので、いつか挑戦・・・
出来たら良いのになぁ・・・

と思って早数年。。
さて・・・?笑

さ、気を取り直して(?)。

こちらの行進曲は結婚式で演奏されることが多いので、
もしかしたらオルガンやオーケストラでの演奏の方が
イメージが強いと思いますが、
ピアノ連弾曲としての方がオリジナルなんですね。

シェークスピアの喜劇『真夏の夜の夢』が
元になっているため、
軽やかで華やか、そして最後は
完全なるハッピーエンドを迎えるという、
まさに結婚式にふさわしい曲と言えるでしょう。

最初にこの曲が結婚式で演奏されたのは
1847年の6月、メンデルスゾーン存命中の
イングランドの聖ペトロ教会でした。

その後1858年に、メンデルスゾーンを気に入っていた
イギリスのヴィクトリア女王の、
娘とプロイセン王の結婚式で演奏され、
人気を博したのだそうです。

日本でもワーグナーの結婚行進曲と並んで
結婚式の定番曲ですね。

もっとも、最近の結婚式では、”定番過ぎ”を
避けるために、これ以外の曲を選ばれる方も
結構いらっしゃるようですが。笑





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2020年05月31日

鶏卵の誉れ(なんか違う)

メヌエット【Youtube100本ノックNo.78
ドビュッシー3 サムネイル写真100-70.jpg

ドビュッシー作曲の小組曲はすでに

第1番小舟にて

第2番行列

をご紹介していますが、今回は

第3番メヌエット

を演奏いたします。

この小組曲は『艶なる宴』という
なにやら色っぽいタイトルの詩、そして絵画と
関係が深いようなのですね。

第1番と第2番のタイトル『小舟にて』と『行列』は
ポール・ヴェルレーヌの詩集『艶なる宴』に
同名の詩があり、
第3番のメヌエットには、ドビュッシー自身が以前、
バンヴィルというフランスではおなじみの詩人の詩
を用いて作曲した『艶なる宴』(また・・・)
という歌曲の旋律が使われています。

私が調べた中に、ドビュッシーが
ヴェルレーヌの詩集「艶なる宴」から
インスピレーションを得た、というものと
18世紀の画家アントワーヌ・ワトーが好んで描いた
「艶なる宴」という貴族の優雅な宴の様子の絵画に
インスピレーションを得た、という
両方の説明を見つけました。

で、もうちょっと調べましたら、
詩人ヴェルレーヌが画家ワトーや同時代の画家たちから
インスピレーションを得た、という記述もあり、

つまりですね。

どっちが鶏でどっちが卵なのか分かりませんが、
同時代の詩人と画家と音楽家がお互いの感性を
刺激し合っていた、
という感じに思っておけば良いのだろう、と
かなりいい加減な納得をすることに致しました。笑

フランス、ロココ様式、
小舟に乗った貴族たちの艶やかな宴会・・・

なんとな〜く、分かるような分からないような、
優雅な『雰囲気』、感じていただけますでしょうか?


動画はこちら▶▶▶





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2020年05月30日

確か、何かの上だった

崖の上のポニョ【Youtube100本ノックNo.77

ポニョ サムネイル写真100-63.png

♪ポ〜ニョポ〜ニョポニョ、さかなの子♪

映画を見たことないのに、なぜか
この歌のこの部分のノリの良さが妙に耳に残って、
なぜかここだけ歌える私たち。

でもその前後の歌詞は分からないし、
そもそも話のあらすじを全然知らない。
主人公が誰かも分かってないし
今回弾いてみるまでポニョが
女の子であることさえ知りませんでした。

従って(?)この映画のタイトルが
なかなか正しく覚えられなかった2人。

うろ覚えの歌詞と、
確か、何かの上のポニョ、だった、という
いい加減な記憶をもとに

丘の上のポニョ、じゃなかった?

え?さかなの子なんだから、水の上じゃないの?

ん?波の上、かもしれない

なんぞとくだらないやり取りを繰り返して
ようやく正しいタイトルに辿り着きました。

では、もう一度、正しく。

『崖の上』のポニョ」のテーマソングです。





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2020年05月29日

だってアムールのお国だもの

ミアウ〜ドリー組曲より
【Youtube 100本ノックNo.76
ミアウ サムネイル写真100-76.jpg
フォーレのドリー組曲の第2曲目。
ドリー組曲は連弾曲の中でも比較的有名で
演奏される機会の多い作品だと思います。

作曲者のガブリエル・フォーレが
妻マリーを通じて親しくなった銀行家の娘、
エンマ・バルダックの娘で
1892年に生まれたエレーヌのために書きました。
タイトルの「ドリー」というのはエレーヌの愛称。

と、ここまでの平和で牧歌的な流れは良いのですが、
その実、かなりメロドラマチックな背景が
隠されている曲でもあるんですよね。

このエンマ・バルダック(旧姓エンマ・モイーズ)さん。
17歳にしてお父さんと同じ銀行家だった
バルダック氏と結婚した声楽家で、
ラウルという男の子を授かったんですが、
奥さんのマリーを通じて知り合ったはずの
フォーレ氏とまさかの不倫関係に陥ります。

そのため、エレーヌ、
つまり本日の主役(?)ドリーちゃんね、
はフォーレとの不義の子ではないか、
説が濃厚だとか。

え、それ、完全にダメなやつじゃん。。。

そんでもって、結局フォーレとは別れた後に、
今度は、やはり奥さんがいた
クロード・ドビュッシー氏と同棲を始めてしまいます。

このドビュッシーもまたドロドロな感じの方でして。

ちょうど、フォーレ×エンマ不倫カップルによって
ドリー組曲が誕生していた1894年ごろに、
テレーズ・ロジェという女性と婚約します。

ところがこの時、ドビュッシーにはもう3〜4年も
苦楽を共にしてきた別の恋人がいたんですよ。
ガブリエル・デュポン、愛称ギャビー。

しかし、このギャビーちゃん、
独立心旺盛でエネルギッシュ、
いわゆるお上品で楚々としたタイプ
・・・ではなかったもよう。

ドビュッシーの友人だった銀行家の息子で
法律の勉強をした後作曲家になった、という
真面目タイプのショーソン氏は、
ドビュッシーをお上品な社交界に紹介すべく
ギャビーと別れることを要求、
そして声楽家だったテレーズ・ロジェを紹介し、
彼女との婚約を勧めます。

ところが一旦は了承したドビュッシーですが、
どうしてもギャビーちゃんと
別れられなかったんですね。
結局テレーズ譲との婚約は破談になります。

当時の書簡をのぞき見・・・もとい、
垣間見ますと、どうやらショーソンは実は紹介した
テレーズに惚れていたっぽい節があるんですよ。

惚れた女を足蹴にされて、面目はつぶされる、
挙句に銀行家の家系で豊かだったため
生活苦にあえぐドビュッシーから
お金の無心までされたショーソンが
ついにブチ切れ、
ショーソンとドビュッシーは終生の仲たがい
することになってしまいました。

そ〜んな紆余曲折を経て、その5年後1899年に
ドビュッシーはようやくリリー・テクシエという
これまた別の女性と結婚します。

もてるんだねぇ。。

しかしその僅か6年後、1905年に出会ってしまった
ドビュッシーとエンマ・バルダックが同棲を始め、
双方の結婚を解消、二人は結婚します。

・・・え〜とずいぶんと長〜い外野の説明でした。

再度申し上げますが、本日の主役は、
そんなアムールの国を体現したエンマ・バルダック
の娘、エレーヌ、愛称ドリーちゃん、です。

良いんです、どんな背景があろうとも、
子供に罪はありません。(そこ?)
曲にも罪はありません!

そんなわけで、ドリー組曲より第2番ミアウです。






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2020年05月28日

エスプリ効き過ぎ

ジュ・トゥ・ヴ
【Youtube100本ノックNo.75】
ジュ・トゥ・ヴ サムネイル写真100-75.jpg
エリック・サティは、おそらく一般的には
それほどメジャーではないものの、
今回演奏しています、ジュ・トゥ・ヴとか
ジムノペディとか、
いくつか有名な曲がありますね。

もちろん我々としては、我らがテーマソング、
『風変わりな美女』を推したいのですが、
残念ながらそれほど有名ではありません(笑)

というか、私が思うに、サティの曲は
タイトルが変過ぎて覚えられない、
というパターンではないかと思うんですが。。

ピアノ曲って大概、
ソナタ、とか、練習曲、とか、小品、とか
無味乾燥なタイトルが多いのに、
サティは変なタイトルばっかり付けるんですよ。

『風変わりな美女』にしたって、第3曲目の

「眼の中の意味ありげなキス」のワルツ

って、なにそれ?と思うじゃないですか。
(そして本当になんだか分からない・・・)

私の知ってる限りの変なタイトルを列挙しますと、

・犬のためのぶよぶよとした前奏曲
・干からびた胎児
・あらゆる意味にでっちあげられた数章
・不愉快な概要
・嫌らしい気取り屋の3つの高雅なワルツ
・子供のための曲集「はた迷惑な微罪」の中の第3曲
 『輪回し遊びの輪をこっちのものにするために、
 彼の足の魚の目を利用すること』

・・・タイトルを見ても、
曲想の想像が全く出来ません。笑
一体どんな曲なんだろう?と
想像力をかきたてられるのは確かですが。

ジュ・トゥ・ヴの日本語訳『あなたが欲しい』も
最初に聞いたときは、直訳過ぎて、
はないちもんめ、じゃないんだから・・・
と思ったものですが、
こんなの可愛いもんだったんですねぇ。

そんなわけで、タイトルも曲想も
大変分かりやすく美しいジュ・トゥ・ヴ、
お聴きくださいませ。

動画はこちら▶▶▶



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2020年05月27日

アレ、の兄貴は良い奴だった

スペイン舞曲集第3番
【Youtube 100本ノックNo.74

モシュコフスキー3 サムネイル写真100-74.jpg
バイエルとかハノンとかチェルニーとか
ちょっとでもピアノを習った方はその名を聞いて

うへ〜〜

という印象持たれる方多いのではないでしょうか。

子供の時にピアノを習い始めると、
まず例外なく上記のどれか、もしくは全部の練習曲を
導入時から先生に与えられ、
嫌々、しぶしぶ、泣く泣く、しくしく・・・・
やる羽目になるっていう、アレ、です。

ピアノを途中でやめちゃった人、って、
この、アレ、が嫌で辞めた、っていうパターンが
すごく多いんですよね。

そんでもって数年を経て、
アレ、の苦行(?)を乗り越えますと
そろそろ、ショパンのエチュード(練習曲)
なんてものにに憧れてくるお年頃を迎えるのですが、
「練習曲」なんて平易な名を付けているくせに
ショパンの奴めはまだまだ難しい。。

ショパンの練習曲を練習するための練習曲、
というなにやら呪文のようなお立場には、
バージョンアップしたアレ、ともいうべき
兄貴分がございます。

それが、モシュコフスキーのエチュード、
というやつでございます。

ただしこのぐらいになると、練習曲といえど、
コンサートのアンコールピースとしても
演奏されたりするほど、きれいな曲も多く、
思うように弾けなくて、

きぃ〜〜〜!!!

となることはあっても、
練習をさほど苦行とは思わなくなっている。

そしてモシュコフスキーと並行するか終えるか
するあたりで、真打ショパンのご登場・・・

というのがおそらく良くある流れ、だと思います。

ショパンと同郷のユダヤ系ポーランド人で、
ドイツで学んだモシュコフスキーは
素晴らしいテクニックのピアニストでもあり、
数多くの弟子を抱えた師匠でもあった人でした。

中年期以降はパリに住み、サロン風の
華麗でロマンティックな作品を結構書いた・・・
らしいのに残念ながら今日では
全然知られていませんね。

そんな中ではこちらのスペイン舞曲は、
現代でも比較的演奏される機会が
多い作品のようですが
練習曲の面影は全く無く(笑)、
華やかで溌剌とした楽しい曲でございます。

ではモシュコフスキー作曲
スペイン舞曲より第3番をお聴き下さい。





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2020年05月26日

そんなかわいいもんじゃない

パッヘルベルのカノン
【Youtube 100本ノックNo.73

カノン サムネイル写真100-73.png

カノン、と言えば、パッヘルベル。

音楽の父と呼ばれる

ヨハン・セバスティアン・バッハの

お父さんと知り合いで、

短期間だけお兄さんの家庭教師をやった、

というほどバッハ一族とも比較的

近しい間柄だったらしい、

ドイツ・バロック音楽時代の重要な作曲家です。


泣けるCMなんかでも使われていて

(↑実際このCMを見て泣いた人。笑)

日本でも絶大な人気を誇るこのカノンは

パッヘルベルの代表作と呼べるでしょう。


このカノンが弾けるようになりたくて

ピアノを習い始めた、という大人の生徒さん、

私が直接知っているだけでも5人はいます。


本来は3つのヴァイオリンのための曲だったので

連弾用のアレンジになると、

編曲の方が


「一部、かなり手が接近するところもあるが、

声部が複雑に絡み合うこの曲を省略なしで

1台のピアノのために編曲するには

大きな「制約」が付きまとうことを

ご理解いただいて、お許しいただきたいと思う」


と言い訳(?)されていますが

初めて弾いてみたとき、


手が「接近」なんて可愛らしい表現で済むもんかっ!

お許しいただきたいって?いーや、許さん!(怒)


と内心思ったほど(汗)手がかぶさりまくる部分が

多々出ております。


そこらへんの見る楽しみも含めて、お聴きくださいませ






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2020年05月25日

野菜バックじゃないもんね

おもちゃの兵隊
【Youtube 100本ノックNo.72
おもちゃの兵隊 サムネイル写真100-72.jpg
正式タイトルは『おもちゃの兵隊の観兵式』


きらびやかな軍服にピカピカの銃剣を下げ、
颯爽と行進している、おもちゃの兵隊たち。
ところが窓辺に朝の光が差し込んだとたん、
兵隊たちは大慌て。
おもちゃ箱に逃げ帰ってしまいました・・・・

という子供の夢を表現した音楽なんだとか。


でも。


どう聞いたって、
キューピー3分クッキング、
じゃありません?

軍服より断然
お野菜の方が似合う気がします、
よねぇ?(笑)

本当は(本当は?)レオン・イェッセル
という人の作曲したオペレッタの中の
1曲だったのだそうです。

このイェッセル氏、
ドイツ生まれのドイツ育ち、
商人の家に生まれ、
ドイツ北西部から音楽活動を開始、
少しずつ昇進しながら北上(?)して、
リューベック通商連合声楽協会の総裁になった後、
ベルリンに転居します。
この地で、オペレッタ作曲家として
精力的に活動していました。

しかし、時代は20世紀初頭。

イェッセル本人は自らの愛国的な見解から、
台頭しつつあったナチスにも
協力的であったにもかかわらず、
イェッセル家が改宗ユダヤ人の家系
であったことから、ナチスへの協力も断られ、
挙句ゲシュタポによって逮捕、投獄、
虐待によって死去することになったのだとか。

時代、ですね。

約半世紀後に、お野菜の友として
日本全国でヨダレの元になっているとは、
イェッセルもヒトラーも、
想像さえしなかったでしょうね。

※『おもちゃの兵隊』が
キューピー3分クッキングのテーマ曲に
なったのは1990年代。そうなのか。
私の記憶に他のテーマ曲は無いけれど・・・

そんなわけで、
3分にはいささか短い(2分25秒)ですが、
おもちゃの兵隊、ピアノ連弾版でどうぞ!







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2020年05月24日

ジャポニズムと食洗器

行列〜小組曲より
【Youtube 100本ノックNo.71
ドビュッシー2 サムネイル写真100-70.png

フランス近代の作曲家クロード・ドビュッシー
(1862〜1918)
ヨーロッパで初めて『ジャポニズム』を
取り入れた作曲家、と言われています。

本日のピアノ連弾曲集「小組曲」は
1888~1889年にかけて、
つまりドビュッシーが26~27歳の、
まだ若いころに作曲、初演されました。

丁度、初演の1889年というと、
パリ万博が開かれた年でした。

1789年に起きた、
フランス革命バスティーユ牢獄襲撃、
すなわち、ベルばらにおいて
オスカル様とアンドレが死んじゃった事件、
の100周年の年を記念して開かれた万博は、
エッフェル塔が建設されたことでも有名ですね。

このパリ万博でドビュッシーはガムラン音楽に
接して以来、東洋の音楽、美術に魅了され、
いわゆるジャポニズム
(西欧の美術に日本美術が与えた影響)
に深く傾倒し、やがて『印象派』と呼ばれる作風に
到達するようになっていきます。

こちらの小組曲はジャポニズムを知る前ですから、
印象派に向かう直前の作品と言えるでしょう。

パリ万博が開催された1889年には
世界で何が起こっていたかと言いますと

1月 オーストリア=ハンガリー帝国
   皇太子ルドルフ情死(マイヤーリンク)事件

2月 「万歳!」の掛け声、いわゆる万歳三唱が
   一般的に使用され始めた

7月 新橋神戸間の東海道本線全線開通、
   ウォールストリートジャーナル創刊

9月 任天堂創立

10月 大隈重信爆弾襲撃事件

11月 女性記者ネリー・ブライの
   80日間世界一周の旅が始まる

などなど。

世界史の年表って、
授業で習っていた時はさっぱり面白くなかったけど、
何かに関連付けてこうやって年数輪切りで眺めてみると、
結構面白かったりします。

ちなみに、この年表で最も私の目を引いた事件は

4月1日、シカゴで世界初の食器洗い機が発売される

え〜食洗器ってそんなに古かったんだ。
なのになぜ我が家にはまだ無いんだろう・・・・

さ。そんなわけで脱線しまくってますが、
ドビュッシー小組曲から第2曲目【行列】です。









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